Chào mọi người!
サワディチャオ🐘ソムタム娘です。
本日もチェンマイより更新です。
私事ですが、先週からタイ語のオンラインレッスンもスタートしてようやく勉強モードになってきました。
やっと!(笑)
しゃきっと気持ちを切り替えて(最近のダラダラ生活がほんとひどくて汗)・・・
しかもせっかく現地に滞在しているんだからこの環境も有意義に過ごしていかねば!と思っているところです。
さて年末から書こう書こうと思っていた今回の内容も・・・
やっと書くことができました(笑)
今年の10月に開催される予定の日本語教育能力検定試験。
受験のためにすでに勉強をスタートされている方もいらっしゃるんでしょうか。
今回は、私がこの試験に合格するまでの経緯、思ったこと等を書いていきたいと思います。
これから受験される方の少しでも参考と力になれば何より嬉しいです。
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令和3年度・日本語教育能力検定試験 合格した私の点数
これから受験する皆さんが一番気になるところだと思います。
一般的にこの試験の合格ラインは7割だとも言われています。ただし公けに公表はされていないのが現実です。
その証拠に合格した人には合格通知と合格証のみしか送られてきません。
因みに不合格のときにはしっかりと採点された通知がはがきで届きます(笑)
初めて受けた前年、B判定だったときの記録です。
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試験直後は自分の解答が合っているのかどうか・・・どれくら点数が取れたのかも気になるところですよね。
私は勉強時も参考にさせていただいた先生のブログを参考にして自己採点をしました。
そのときの記事がこちらです。
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そして合格発表と同時に主催者側からも公式の正答一覧が出ましたね。
そこでやっと正確な自分の点数が確認できました。
ただし試験Ⅱはメモし忘れてしまった箇所もるため、もしかしたら多少点数には誤差があるかもしれません。
その点もご了承いただいた上で・・・これが私の点数です!
試験Ⅰ:70/100・・・・・70%
試験Ⅱ:30/40・・・・・75%
試験Ⅲ:58/80・・・・72.5%
総合計:158/220・・・・71.8%
※試験Ⅲの記述式20点分は入れていません。
因みに自己採点時は下記の点数なので・・・少し下がっています。
試験Ⅰ:74/100・・・・・74%
試験Ⅱ:30/40・・・・・75%
試験Ⅲ:57/80・・・・71%
総合計:161/220・・・・73%
マークシートのみでなんとか7割を超えていました。
残りの試験Ⅲの記述式の配点20点の分も・・・なんとか7割をきらない配点だったのかと思います。
それにしてもこれって・・・かなりギリギリラインだったんじゃないでしょうか💦
試験Ⅲの記述式問題について
記述式の問題に関しては「赤本」に書いてある攻略法のみしか読んでいないのと・・・正直、特別練習をしたり対策を一切しなかったのでドキドキしていました。。
令和3年度の内容は「反転授業」についてでした。
なんとなーくうっすらと反転授業に関してはどんなものか記憶の片隅にはありました。
内容自体の正否どうこうではなくいかに理論的に自分の意見を書けるか。そこを意識して「さもそういうものだ」みたいな感じで・・・難しくなくシンプルな文章を心がけて書きました。
しかし記述式問題のために残した時間も30分無かったので時間も最後の方は足りず、けっこう短い内容でまとめてしまった記憶です。
(どんな点数だったのかとても気になりますよね。。自分の記述がどんな採点をされたのかって)
さてそれではそんな私の令和3年度の試験までの勉強についてお話したいと思います。
独学でどんな勉強をしたのか・方法・時間。。。などなど
どれくらい勉強したら合格できるのか?
これから試験を受ける方にとってはこれも非常に気になるところであり、目安にしたいところだと思います。
最初に正直にお伝えすると、まったく分かりません!
現役の日本語教師の先生でも合格できない。とか。
独学で4ヶ月勉強して一発で合格!
なんて話も聞きますよね。。
皆さんも・・・インターネットの情報などでご存知だと思います(^-^;
まずこれだけ言えるのは、過去問を何年分、何回も繰り返し解いて正答率が100%近くになったとしても合格は難しいと思います。(私の場合)
ただこの方法で合格する方も実際いらっしゃるんでしょう。ただかなり少数だと思います。
「こういう勉強をすれば、こうくらいできるようになれば、・・・・絶対に合格できる!」みたいな必勝法ってないんじゃないかと思っています。
人それぞれです。
勉強方法もそれに費やす時間もです。
それを踏まえた上で参考にしていただけたら嬉しいです。
事前情報・私の学力って?
これも一応書いておきたいと思います。(←必要ある?(笑))
そもそもどれくらいの学力の人間が試験に合格できたのか、というのもひとつの目安になるんじゃないかと思って(笑)
包み隠さず!
最終学歴は岩手県内の県立商業高校です。
私立の大学に進学しますが、2年目で中退してします。(因みに外国語学部です)
思い返すと・・・語学自体には昔から興味はあったんですね。
持っている資格は、高校のときに取得した「日商簿記」「英検準2級」。履歴書に書けるのはこれくらいでしょうか。
あ、あと大人になってからはタイ語検定5級っていうのも取りました(笑)
どうでしょう?目安になりますかね??(^^;
興味があることを勉強するのは苦にならないっていうのはあります。
そういうのって勉強している。。。っていう感覚にはならないんですよね。
あ!ただし日本語教育能力検定試験に関してはその部分では半々くらいの気持ちでした。
興味もあるけど・・・勉強してる・・・みたいな。
社会人になってから仕事をしながら勉強に取り組むってなかなか難しいことですよね。
令和3年度・試験に向けてどれくらい勉強した?時間数など
さて去年1年間の勉強時間についてです。
令和2年度の試験に落ちてから・・・その後からいっさい勉強はしていませんでした(^^;
因みにオーストラリアの学校の通信教育を令和2年度は受講していました。
・・・これについても話すとかなり長くなるんですが・・・
ここでけっこう詳しく書いています。
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集中して勉強したのは4ヶ月弱・実際に勉強した時間数
令和2年度の不合格から・・・令和3年度も受けることは考えつつも、なかなかスイッチが入らず過ごしていました。
もしかしたら2021年中にベトナムに行けるようになったら行くだろうし・・・
試験の頃(10月)には日本を離れているかもしれないと考えるとなかなか本気で勉強に取り組むことができませんでした。
7月から新型コロナウィルスのワクチン接種も始まったり、2021年の先の予定が見えてきて受験することを決めたのが6月末あたり。。
7月5日から試験対策の勉強スタート。
7月:63.75時間
8月:118時間
9月:122.5時間
10月:112.5時間
これが実際の勉強に費やした時間数です。
赤本を読んだり分からないことをネットで調べたり、ブログに書いてまとめたりした時間です。
ただ勉強している期間は・・・勉強をしていない仕事中でもけっこう日本語のことばかり考えていました。
日本語ってもちろん常に自分たちも使っているので日頃から勉強の教材と接しているわけです。
それとこれも結構重要ですよね。
この時期私は毎日仕事を6時間しかしていませんでした。※フルタイムで働いていないってことです。
仕事のある日はだいたい目安としては1日3時間。
休日の多いときは7~9時間勉強するときもありました。
ただしがっつり海に行って遊ぶ日ももちろんあり!です🎵
(でも1時間くらいはブログのために使っていたかも・・・)
www.watashinoarukikata-diary.com
この年はちゃんとメリハリつけて勉強しよう!っていうのも思っていたので、遊ぶときは思いっきり遊びました。
※この時間数はあくまでも令和3年度のみの勉強時間です。私は令和2年度にすでにオーストラリアの学校の通信教育で日本語学習はすでに初めています。
(まったく知識ゼロからのスタートではないです)
どんな勉強をしたの?勉強方法・対策やコツってあるの?
先述したように令和2年度は通信教育で日本語学習自体はすでに初めている状況なのである程度知識は持っていました。そこからのスタートです。
それでは令和3年度の具体的な勉強方法です。
出題傾向をつかんで「理解」する
7月は過去問(平成27年~令和2年)をすべてエクセルにどんな問題が出題されたかをまとめました。(出題傾向を徹底的に把握して分野・項目ごとに勉強するため)
8月に「赤本」と言われる受験対策用の注文しておいた本が届いて本格的な勉強開始。
この本格的な勉強方法なんですが、大事だと思ったのが「理解すること」です。
何を当たり前なことを!?って思われそうですよね。。。(^-^;
しかーーーし!
これが前年(令和2年度)の私にはできていなかったんです。
もちろん過去問はすでに入手して一通り何回も通して解いてみたりはしていました。
何回も解いていれば同じ問題ですし、正直回答も覚えてしまいます(笑)・・・丸暗記できちゃいますよね。
それで「出来るようになった気でいた」んですよね。
過去問5年分ができるようになれば合格できる!みたいな情報も見ていたので(笑)
これがまったくの勘違いでした!
気付いてる方も多いと思うのですが、同じような問題でも視点を変えて出題されると解けないことが多かったりします。
例えば「自動詞と他動詞」ひとつとっても、それぞれ特徴や定義のようなものがあります。
過去に出題された内容のその一部分だけを覚えてもダメなんです。
「自動詞と他動詞」がどういうものなのか、理解しないとダメなんです。
具体的な勉強方法
さてさてそれを踏まえた上で。
赤本を基にしながら、エクセルにまとめた内容をソートにかけて(例えば:「意志動詞」「バイリンガル」「引用節」などワードごとに)同じ出題内容の問題ごとに絞ります。
赤本自体が、「言語一般」「言語と心理」「言語と社会」というように大きな分野ごとにまとめて書かれています。
その中でもポイントとなる項目ごとに内容も紹介されています。
それと照らし合わせながら過去問で出題された内容の項目ごとにブログにまとめながら勉強していきました。
インプットしたら次はアウトプットが重要
このブログにまとめる作業なんですが、これが私には合っていた勉強方法だったのかと思っています。
ブログに書いてまとめる。。。ノートにまとめるという方法と同じような気もするんですが・・・どうなんでしょう(^^;
ただ個人的にブログに書く=誰かに読んでもらう(かもしれない)
これが大事なところだと思うんです。
ノートに書くだけだとまた「分かったような気になってるだけ」になりそうなそんな気がしました。
ブログに書く作業というのは、読んだり考えたことを再度自分の頭の中で構築立てて書く作業だと思っています。
これが自分の中での理解につながるのではないかと思いました。
読む人に自分の考えたことを解ってもらえるように書く。
まさにこれって・・・
第二言語習得について勉強した「アウトプット仮説」に通じるものではないか!
って気が付きました(笑)
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しかしこの方法も向き不向きはもちろんあると思います。
勉強方法なんて人それぞれ!です。
学習者によって色んなスタイルもありますから・・・
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ブログにまとめることは自分の中で消化してアウトプットする作業です。
この方法が自分にはとても向いていたんだと思います。
その結果として、前回(不合格)の試験とは終わったあとの出来た感がまったく異なりました。
最後に・伝えたいこと
余談ですが、令和3年度の試験を受けることを決める直前でしょうか。
ちょうど「ドラゴン桜」というドラマが放送されていて毎回欠かさず観ていました。(確か4月~6月くらい)
人ってけっこう「言葉」から受ける影響ってあると思うんす。
言葉には良くも悪くも人を動かす「力」があると思います。
そのドラマの中で背中を押されるような、前向きな気持ちにさせてくれる「セリフ」がいっぱいあったんです。
自分でも気持ち次第で何とかなるんじゃないか!?
って何の根拠もなく思えるような(笑)
単純です!
コトバの力ってすごいですよね。
特に知り合いに言われたわけでもなくただのドラマのセリフなのに。
思い込みも大事だと思っています。
誰かに「無理じゃない?」とか
「難しいらしいよ」とか
自分の気持にセーブをかけてしまう周りの言葉や自分自身の自信のなさもあったりすると思います。
でも自分で自分を信じることが何より大事。
妄想でもいいから。合格できちゃう自分を想像するんです。
正直・・・勉強していると内容がまったく理解出来なくて。。もう無理かもーーーー!ってなるときもありました。
合格できる自分なんて想像できない。そんなときも。
そもそも。
目指している時点で誰でも合格できる要素は持っていると思うんです。
何度も言ってしまいますが・私でも合格できたんだから。。。って。本当にそう思います。
これから受験する方に少しでも勇気を与えられたら、と思っています。
最後までお読みいただきありがとうございます🐘
Cảm ơn mọi người đã luôn đọc hết. Hẹn gặp lại ngày mai!
タイでの日常生活も更新中です。興味がある方はどうぞ☆
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2022年1月・チェンマイ