【言語一般】語用論的規範・ポライトネス理論『ポジティブフェイス・ネガティブフェイス』『ポライトネス・ストラテジー』

Chào buổi sáng mọi người! はいさい🌺ソムタム娘です。

Hôm nay cũng chùng mình cùng cố gắng học tiếng Nhật nào!!  📚

今日も日本語の勉強を頑張りましょう!

 

 

連休は海で遊びまくったので、ちょっと遊び疲れ気味なソムタム娘です。。

遊んだ分巻き返して勉強頑張りたいと思います!!

 

昨日に続いてまたまた語用論の分野の勉強です。

今日の内容は「ポライトネス理論」・・・会話を円滑に進めるためにはこれも大事な要素です。

無意識のうちに私たちはこうやって相手に配慮する言葉を添えてコミュニケーションをとってるんだと改めて考えさせられます。

言い回しって良好な関係を保つためにも大切です(笑)

 

前回までの語用論の他の理論についてはこちら。

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ポライトネス理論

ポライトネス理論とは、アメリカの言語学者であるペネロペ・ブラウンと、イギリスの社会科学者のスティーブン・レビンソンによって提唱されました。

この理論の中では「ポライトネス(politeness)」「フェイス(face)」という概念によって「人間関係を円滑にするための言語的ストラテジーを語用論的に考察しています。

ポライトネスとは、日常的な英単語が意味する「丁寧さ」のことではなく、人間関係の距離を調節するための言語的な配慮のことを指します。

日本語の丁寧さと言うと、敬語や丁寧体などを思い浮かべますが、ここでの理論はそれ以外の表現や言語行動も含まれます。したがって、親しい友人同士や家族との普通体やくだけた表現も対象になります。

フェイスにつていも、一般的な英単語の、顔、表面という意味ではなく、人と人とのかかわり合いに関する「基本的な欲求」を指すものです。

このフェイスはポジティブ・フェイス(positive face)とネガティブ・フェイス(negative face)の2つに分類されます。

 

 

ポジティブ・フェイスとネガティブ・フェイス

ここでの「ポジティブ」とは一般的な英単語の「積極的」「肯定的」という意味ではなく、ネガティブも「消極的」「否定的」という意味ではありません。

 

ポジティブ・フェイス

ポジティブ・フェイスとは、人と人との関わり合いに関する「基本的な欲求」のうち、他者や集団との関わりを望み、個人から承認された望ましい自己像を維持することへの欲求を言います。

ポライトネス理論では、人間には、他者に好かれたい、褒められたい、認められたい、理解されたい、近づきたい、繋がっていたいという欲求があると考えています。

 

 

ネガティブ・フェイス

ネガティブ・フェイスとは、他者や集団から距離を置くこと、個人の領域を維持し行動の自由を保つことを望む欲求を言います。

ポライトネス理論では、人間には、他者に邪魔されたくない、干渉されたくない、立ち入られたくない、束縛からの自由を望む欲求があると考えています。

 

例えば、友人に「映画に行こう」と誘われたとき、誘ってもらえて嬉しいと思う場合もあれば、今日は一人で過ごしたいから迷惑に感じる場合もあります。

 

この違いを説明するのがフェイスという概念になるのです。

このポジティブ・フェイスとネガティブ・フェイスは、それぞれ個人によって固定化されているわけではなく、個人の中には2つの欲求がどちらもあり、ある時はポジティブ・フェイスが強くなったり弱くなったり、ある時はネガティブ・フェイスが同様に強くなったり弱くなったりします。したがって、同じ友人からの同じ誘いであっても、その時のそれぞれのフェイスの強弱によって感じ方が異なってくるというわけです。

 

 

FTA」と「ポライトネス・ストラテジー

FTA(Face Threatening Act)とは、上記の人間の基本的欲求であるポジティブ・フェイスとネガティブ・フェイスを、他者が脅かすような言語的な行動のことを指します。

日本語ではフィエス侵害行為とも言われています。

日常の言語行動では、ポジティブ・フェイスが強いときの相手に、冷たく接してしまったり、ネガティブ・フェイスが強いときの相手に、馴れ馴れしく接してしまったりすることがあります。このような場合はFTAとなってしまいます。

そのため、FTAとならないよう、つまりこの2つのフェイスを脅かさないような言語行動を心がける必要があります。

このような、フェイスを侵害しないように配慮したストラテジ―をポライトネス・ストラテジ―といい、ポジティブ・フェイスに配慮したストラテジーポジティブ・ポライトネス、ネガティブ・フェイスに配慮したストラテジーネガティブ・ポライトネスと言います。

 

ポジティブ・ポライトネス

ポジティブ・ポライトネスとは、FTAにならないよう、相手のポジティブ・フェイスを確保しようとする言語行動です。

例えば、ほめる・認める・共感する・敬意を示すなどは、相手にほめられたい、認められたいという欲求を満たすものと考えられます。

また、これに加えて挨拶や、仲間内でのタメ口、方言を使うこともポライトネスであるとされています。

特に、場を和ませる冗談や、仲間意識を表す言葉などは、人間関係を円滑にするためには重要で効果的なストラテジーだと考えられます。

例:髪の毛切った?その髪型いいね!

 :そうそう、それよく分かる。

 :今日の授業超ダルイよね。

 

 

ネガティブ・ポライトネス

ネガティブ・ポライトネスとは、FTAにならないよう、相手のネガティブ・フェイスを確保しようとする言語行動です。

例えば、仕事をしている上司に声を掛ける際に、「お忙しいところ申し訳ありません・・・」「今お時間よろしいでしょうか・・・」などの前置きを用いることがこれにあたります。

これらの言語行動は、これから相手のネガティブ・フェイスにを脅かす可能性があるという予告であり、その意味で、他者に邪魔されたくないという相手の欲求に配慮したものといえます。

また、依頼や助言の前に発せられるのもネガティブ・ポライトネスによるものだと考えられます。

さらに、敬語は「です・ます」の丁寧体を使って話すことも、相手との距離を一定に保ちたいというネガティブ・フェイスに配慮した言語行動といえます。

例:申し訳ないけど、そこの郵便局まで行ってくれない?

 :余計なお世話かもしれないけど、その行動は控えたほうがいいと思います。

 :お時間があれば、これからご飯に行きませんか?

 

 

FTAの見積もり公式

ある行為のFTAの度合いの大きさ、つまりフェイスに対する侵害の危険度の高さを表す公式があります。

これは以下の3つの要因の総和によって決まるとされています。

FTAの見積もり公式(ある行為Xが相手のフェイスを脅かす度合い(weight))

Wx=D(S,H)+P(S,H)+Rx

D(S,H)=話し手と聞き手との社会的距離

P(S,H)=話し手と聞き手の相対権力

Rx=ある行為Xの、特定の文化における押し付けがましさの程度の絶対的な順位付け

この公式は実際に何らかの具体的な数値を当てはめて計算して、危険度を算出できるというものではなく、概念的なものとされています。


 

:::::::::::::::::::::

このように、日々私たちは円滑なコミュニケーションをとるためにも、お互いのフィエスに配慮した言語行動を心がける努力が必要ってわけですね。

 

 

 

過去問・「ポジティブ・フェイスとネガティブ・フェイス」「ポジティブ・ポライトネスとネガティブ・ポライトネス」「FTA」「ボールド・オン・レコード・ストラテジー(直言)」について出題されたもの

 

平成27-Ⅲ問題12-問5

ポライトネス理論についての問題です。

仲間内で使う言葉は「ポジティブ・ポライトネス」で、控えめに表現するためのヘッジは「ネガティブ・ポライトネス」としての機能を果たします。

したがって正解は、3番

因みに「ヘッジ」とは明言を避ける表現方略のことです。

 

平成28-Ⅰ問題13-問1

ポライトネス理論での概念である「フェイス」とはどんなものでしょうか?

正解は、1番。欲求です。詳しくは上記参照です。

 

平成28-Ⅰ問題13-問2

お互いのフィエスを傷つけないように言語的配慮を行いながら・・・

この理論は「ポライトネス理論」についての説明です。

よって正解は、3番

このセクションは全てポライトネス理論についての出題なので、こういうときは全て外さないようにしたい!

 

平28-Ⅰ問題13-問3

ポジティブフェイスへの配慮とはどういう行為のことを指すのでしょうか?

正解は、3番

相手の髪型の変化について話題にするのは、相手の好かれたい、褒められたいという欲求を満たすポジティブ・ポライトネスです。

それ以外の選択肢はネガティブ・ポライトネスです。

 

平28-Ⅰ問題13-問4

「フェイス」への配慮よりも伝達効率性が優先される場合とはどんな場面でしょうか?

正解は、3番

緊急を要する火事の現場では、確かに「フェイス」への配慮よりも伝達性の方が優先されます。

 

平28-Ⅰ問題13-問5

「フィエス」侵害の度合いは3つの要因で表されます。これはFTAのことです。

含まれない要因はどれでしょう?

正解は、4番

特定言語における話し手のの習熟度は関係ありません。

FTAは、話し手と聞き手との社会的距離、話し手と聞き手の相対権力、ある行為の特定の文化における押し付けがましさの程度の絶対的な順位付け、この3つの総和で度合いが決まってきます。

 

平成29-Ⅲ問題2-問4

ネガティブ・ポライトネスが用いられている発話はどれ?

正解は、4番

「貸してもらって・・・悪いね・・・」これは相手からの依頼に対して、「いつも悪いね」という言葉を添えることによって、相手のネガティブ・フェイスに配慮していると考えられます。

 

平成29-Ⅲ問題2-問5

ポライトネス・ポライトネスもネガティブ・ポライトネスもどちらの方略も用いられていない発話とはどんなものでしょうか?

場面は、部屋を散らかしっぱなしにしている子どもに対しての母親の発話です。

1番👉「・・・部屋を片付けなさい」は命令でどちらの方略も使用されていません。

2番👉「お願いだから・・」はネガティブ・ポライトネス。

3番👉「時間があるときでいいから・・・」はネガティブ・ポライトネス。

4番👉「・・・いつでも手伝うわよ」はネガティブ・ポライトネス。

したがって正解は、1番

その他の選択肢は、干渉されたくないという子どものネガティブ・フェイスに配慮した母親がネガティブ・ポライトネスを用いての発話です。

 

令和1-Ⅲ問題12-問3

フェイスを脅かすFTAに関する問題です。

1番👉FTAの度合いは、話し手と聞き手との社会的距離、話し手と聞き手の相対権力、ある行為の特定の文化における押し付けがましさの程度の絶対的な順位付け、この3つの総和で度合いが決まってきます。

2番👉伝達の効率性が最優先される場合、FTAの度合いの大小に関係なく、直接的な表現が選ばれます。

3番👉会話の参加者は、自分と相手のフェイス両方を保持しようとし、お互いにFTAを避けようとします。〇

4番👉ある行為が相手にFTAとして認識されるかは、特定の文化における押し付けがましさの程度に関係してくるので、それぞれ異なってきます。

したがって正解は、3番

 

令和1-Ⅲ問題12-問4

ポジティブ・ポライトネス・ストラテジーの例はどれでしょう?

1番👉「・・・本当に申し訳ありません」はネガティブ・ポライトネス・ストラテジー

2番👉「・・・お声かけください」はネガティブ・ポライトネス・ストラテジー

3番👉「チョコ好きでしょ・・・食べてみて」は相手の共感したいという欲求を満たすポジティブ・ポライトネス・ストラテジー

4番👉「・・・無理っぽいかな」はネガティブ・ポライトネス・ストラテジー

したがって正解は、3番

それ以外の選択肢は相手のネガティブ・フェイスに配慮しているネガティブ・ポライトネスです。

 

令和2-Ⅲ問題14-問2

ポライトネス・ストラテジーの一種である「ボールド・オン・レコード・ストラテジー(直言)」とはどれでしょう?

正解は、4番。。。なんですが。

この言葉は初めて聞きました・・・。ただヒントとして「直言」という単語から答えは導き出せそうです。

また、「オフ・レコード・ストラテジー」という方略もあるそうです。これは、皮肉を言ったり、ヒントを与えたり、メタファーを使ったりする方略です。

選択肢の3番、食事に誘く際に間接的に「おなかがすいたな」と伝えるのはこれにあたりそうですね。

 

 

 

最後に・今日のひとコマ

 

 

岩手産の野菜を使って晩酌

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連休は、岩手の野菜たちで作ったおかず色々で晩酌しました🍻

 

よく遊びよく食べ・・・ぐっすり寝て健康的な生活!

 

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本日も最後までお読みいただきありがとうございます🌊

それではまた明日!

Cảm ơn mọi người đã luôn đọc hết.  Hẹn gặp lại ngày mai!

 

2021年9月

【言語一般】語用論的規範・協調の原理『量の公理・質の公理・関連性の公理・様式の公理』

Chào buổi sáng mọi người! はいさい🌺ソムタム娘です。

Hôm nay cũng chùng mình cùng cố gắng học tiếng Nhật nào!!  📚

今日も日本語の勉強を頑張りましょう!

 

 

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昨日もお昼前に散歩がてら浦添市のPARCOまでお出かけしてきました。

PARCOの目の前にはこんな海が広がっています。干潮時間は潮が引いて、随分沖の方まで歩いて行くことができるようになります。

昨日も快晴で日中は真夏並みの日差しでした🌞

 

今日は昨日に引き続き語用論についてです。

会話とはどんなルールに基づいて成り立っているのでしょうか?

日常会話の中で、なんか話が通じないのあぁ。。この人とは上手く会話のキャッチボールがとれない・・・そんな風に感じたことないですか?(もしくは相手に感じさせてるかもw)

おそらくそんな時は、いまから勉強する会話のルールから逸脱していることが考えられます。

それではどんな内容か見ていきましょう。

 

前回までの内容はこちら。

 

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協調の原理(公理)

協調の原理とは、イギリスの哲学・言語・心理学者である、H.Paul Grice・ポール・グライスによって提唱されました。グライスはオースティンの考えを継承し、サールと共に彼の元で学びました。

そしてこの原理は、言語表現が間接的に果たす機能を説明するもので、今日の語用論の基礎を作り上げました。

会話というものは、話し手と聞き手の双方の協力が必要不可欠です。

話し手は、会話の目的や方向の流れを無視して、それと矛盾するような発言はせず、聞き手はそれを信じて話し手の言うことを理解しようと努めます。したがって、聞き手は、話し手の言うことをでたらめな推論によって解釈しているわけではありません。

会話する者双方が会話を効果的に伝達するために、無意識または意識的に守っているルールが存在します。

このような一般的な原則を、グライスはこの協調の原理を4つの会話の公理「量の公理」「質の公理」「関連性の公理」「様式の公理」で説明しています。

そして、この協調の原理の4つが不足してしまうと、会話がかみ合わなくなる可能性が高くなります。

 

量の公理(maxim of quantity)

相手に求められているだけの情報を提供しなければいけません。情報量は多すぎても少なすぎてもいけません。

例:明日どこに映画見に行くんだっけ?

 :東京だよ。(新宿に行こうとしている)

これは情報量が少なすぎます。

例:明日どこに映画見に行くんだっけ?

 :東京にあるここから湘南新宿ラインに乗って60分かかる新宿だよ。

これは情報量が多すぎます。

ダラダラと長く話されたり、簡素過ぎると聞き手は話し手に対して協調的ではないと感じてしまうことがあります。

 

質の公理(maxim of quality)

信じていないことや確信の持てないこと、根拠のないこと、嘘や偽りだと思っていることを言ってはいけません。

例:来月からタイに行けるようになるんだよね?

 :行けるようになるよ。(何の根拠もなく答えている)

この場合、何かニュースや情報等の根拠があっての返事であれば問題なけれども、確信の持てないことを伝えるときは「わからない」と伝えることが大切です。

 

関連性(関係)の公理(maxim of relevance)

その場の状況とか関係のあることのみを述べなければいけません。関係のないことを言ってはいけません。

例:来月タイに旅行に行くんだよね?

 :明日仕事休みだから映画見に行こうかと思ってるんだ。

これは明らかに会話の文脈から逸れた返事をしていて、関連性の公理に違反しています。

 

例:来月タイへ旅行に行くんだよね?

 :実は友達が仕事休めなくなったんだよね。

この例は、一見すると関連性の公理に違反しているように思えますが、聞き手は会話の文脈から「(友達が仕事を休めなくなったから)タイへ旅行に行けなくなった」という意図を読み取るはずです。この場合は関連性の公理は守られています。

 

様式の公理(maxim of manner)

不明確な表現や曖昧な表現を使ってはいけません。簡潔に順序立てて述べなければいけません。

例:来月の長期休暇で行きたいところは決まった?

 :ええと、アジアのどこかに行きたいんんだけど、でもヨーロッパで美術館も見たくて、あ、やっぱりタイのアユタヤにも行きたくて・・・。

これは不明確で曖昧な返事で簡潔に答えられていないので、様式の公理に違反しています。

ただ、、、こういう曖昧な返答って普段の会話で結構ある気がするんですよね(^^;

 

グライスは、通常この4つの前提に基づいて、お互いに協調し合ってコミュニケーションが成り立っていると考えました。

 

 

会話の含意(conversational implicature)

グライスは、協調の原理を前提にしているからこそ伝わる意図のことを「会話の含意」と呼びました。

グライスは文字通りの意味と、言外の含意を分けて考えました。

つまり、前程があるからこそ、話し手から聞き手に言外の意図も伝わるというわけです。

上記の「関連性の公理」で例にあげた「実は友達が仕事休めなくなったんだよね。」の解釈はこの会話の含意によるものです。

聞き手は「友達が休めなくなった」という話し手の答えの会話の含意として「だから旅行に行けなくなった」と解釈することが可能になります。

このように協調の原理という前提があるからこそ、聞き手は「関係性の公理」に違反していないだろうと考え、話し手の答えに対し、何らかの関係性を見出そうとするわけです。

また反対に、皮肉や嫌味などは「質の公理」に意図的に違反することによって会話の含意として生じる表現効果だとも言えるでしょう。

 

 

 

過去問・「協調の原理」について出題されたもの

 

平成27-Ⅲ問題12-問3

「質の公理」に違反していることを伝える発話はどれでしょう?

1番👉「観点がずれますが・・・」は関係のない関連性の公理に違反。

2番👉「うまく説明できませんが・・・」は曖昧な様式の公理に違反。

3番👉「間違っているかも・・・」は確信が持てない質の公理違反。

4番👉「長くなって申し訳ない・・・」は情報量が多い量の公理に違反。

したがって正解は、3番

 

令和1-Ⅲ問題12-問1

「関係の公理」に違反しているものはどれ?

1番👉「好きなような嫌いなような・・・」は曖昧な様式の公理に違反。

2番👉住んでる場所を聞かれて「地球」と答えるのは、情報量が少なすぎる量の公理に違反。

3番👉時間を聞かれて「1時半の2時間半前・・」と答えるのは不明確な表現の様式の公理に違反。

4番👉車を運転できるか聞かれているのに、山登りの話をするのは、話が関係ない関係の公理に違反。

したがって正解は、4番

 

 

 

最後に・今日のひとコマ

 

 

ソーメンチャンプルー

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昨日は、PARCOに入っているサンエーでお惣菜をいくつか調達して、海辺でお昼ごはんにしました。

ソーメンチャンプルーは人気の沖縄料理のひとつです。沖縄のスーパーのお惣菜コーナーではよく見かける一品。

東南アジア各国にもこういう料理ありますよね~。おつまみにも最適です(笑)

 

まーさん🥢

 

 

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本日も最後までお読みいただきありがとうございます🌊

それではまた明日!

Cảm ơn mọi người đã luôn đọc hết.  Hẹn gặp lại ngày mai!

 

2021年9月

【言語一般】語用論的規範『語用論と意味論』『発話行為・間接発話行為』

Chào buổi sáng mọi người! はいさい🌺ソムタム娘です。

Hôm nay cũng chùng mình cùng cố gắng học tiếng Nhật nào!!  📚

今日も日本語の勉強を頑張りましょう!

 

 

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昨日もレンタサイクルで糸満市の大度浜海岸へ行ってきました。

まだまだ日差しが強い沖縄ですが、8月とくらべて、、、曇っていると、海から上がった後は少し肌寒いです。今年海で泳げるのはあと何回かなぁ、と夏の終わりを感じると少し寂しくなってしまいます。

ただ、沖縄の海は10月まで泳げます。(個人的には快晴であれば12月で泳げるのは検証済)

来月の試験も控えてますが・・・最後になるかもしれない沖縄の夏も後悔なく楽しもうと思います!🌊

 

今日の勉強は「語用論」についてです。この分野も語学を教える上ではとても重要、そして興味深いし分野だなあと思いました。

言語の世界って本当に深い!

 

昨日はテレビを観ていて、「とんび」の正式名称が「とび」だということを初めて知りました。(知ってました?)そこで思ったのが、なぜ「とび」と言われるようになったのか。これも「撥音化」の一種なのでしょうか??

 

 

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語用論とは?

語用論とは、運用論とも言われ、理論言語学の一分野で、言語表現とそれを用いる使用者や文脈との関係を研究する分野です。自然言語は一般に、発話された場面によって指示対象が変わる「あなた」「ここ」「明日」などの直示表現(ダイクシス)を持っています。

また、例えば「すみません、時計持ってますか?」という発話は、形式の上では「はい/いいえ」で答える形式の疑問文であるけれども、意図されている内容は明らかに時刻を教えてほしいという依頼の意味が含有されています。これらの現象が語用論の研究対象とされています。

 

ダイクシスについてはこちら。

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「語用論」と「意味論の違い」・言外の意味

言葉の意味を研究する言語学の分野には、意味論と語用論があります。

意味論では、特定のコンテクスト(文脈・状況)から切り離された、文字通りの意味を扱います。

それに対して語用論では、特定のコンテクスト(文脈・状況)の中での発話の解釈を扱います。

語用論的な意味は言い換えれば、特定の文脈・状況のもとで相手に伝えようとする発話意図としての意味であり、これは言外の意味と呼ばれています。

一方意味論的意味は、特定の文脈・状況から切り離された辞書的な意味とも言え、これは言内の意味と呼ばれています。

例:明日は試験だよね?

 (状況:試験前日にテレビを見ている子どもに対する母親の発話)

👉言内の意味:明日試験があるのか尋ねている

  言外の意味:勉強しなさいと注意している

ここでの、語用論的な意味である言外の意味は「会話の含意」と同様のものを指します。

グライスは、「発話の意味」は、「文字通りの意味」と「語用論的な意味」から成るとして、会話の含意の重要性を指摘しました。

 

 

発話行為と間接発話行為

発話行為とは、発話によって遂行される行為のことを指します。

ジョン・L・オースティンによって、言語表現が命令・依頼・約束などの機能を果たす側面に注目し、はじめて体系的な議論を行いました。オースティンは「命じる」「誓う」のように、それらを用いること自体で何らかの行為が実行される動詞を「遂行動詞」と呼び、遂行動詞の用いられていない文について隠れた遂行的機能を明らかにすることを遂行分析として定式化しました。

 

発話行為(locutionary acts)

オースティンはまた、話すこと自体を発話行為(locutionary acts)、それによって行われる命令・約束などの行為を発話内行為(ilocutionary acts)、それによって間接的に引き起こされる行為を発話媒介行為(perlocutionary act)として区別し、言語表現が持つ発話内行為を引き起こす力を指して「発話の力」と呼びました。

発話行為とは、伝達を目的として、誰かが何らかの言語表現を用いる行為のことを指します。

例えば、誰かが聞き手に対し「火事だ!」と発する行為のことです。この発話行為を行うことで、話し手は聞き手に対して、「危ないから、逃げて!」という発話意図を伝えることになります。これが「発話内行為」になります。(発話の力)

発話内行為は、警告や命令の他、約束、依頼、質問、勧誘、提案、祈願、感嘆などがあります。この発話内行為によって、その結果として、聞き手やその他の人の感情や思考や行動に何らかの影響を与える行為を「発話媒介行為」と言います。

 

因みに・・・「遂行動詞」とは。。

オースティンが発話内行為を構成する動詞として分類とした遂行動詞を、さらに弟子であるサールが発話内行為をその目的に基づいて5つに分類しました。

1.断定・断言型・・・断言する、答える 等

2.行為拘束型・・・約束する、保証する 等

3.行為指導型・・・命令する 等

4.宣告命令型・・・通知する、命名する 等

5.心理表出型・・・感謝する、謝罪する 等

などの動詞をそれぞれ指すそうです。

 

いつもお世話になる先生のサイトを参考にさせていただきました!

令和2年度 日本語教育能力検定試験 試験Ⅲ 問題3解説 | 毎日のんびり日本語教師

 

間接発話行為

オースティンの研究を継承して、発話内行為のさらなる分析を行ったのがジョン・サールです。現実のコミュニケーションにおいて重要なのは、発話の表面的な意味の裏にある言外の意味が大きな役割を果たしているため、重要なのは真意ではなくその状況における適切性であるとし、命題内容条件・準備条件・誠実性条件・本質条件の4つからなる適切性条件を提案しました。

そして、聞き手に話し手の発話意図が伝わることを「間接発話行為(indirect speech acts)」と呼びました。

要するに、相手に何かを伝える際に、直接的な言い方をせず、間接的な言い方によって意図を伝えようとする発話行為のことです。

例:時計持ってますか?

 :今10時ですよ。

これは時計を持っていない人が時計を持っている人に対しての発話で、聞き手は時刻を問われていることと判断して答えています。

この文には文字通りの疑問という機能とは別に、「時間を教えてほしい」という依頼の機能を持っていることになります。

このように間接発話行為では、発話意図と言語形式の関係に注意が必要です。発話意図として「時間を教えてほしい」を表すのに「時計を持っているか」という疑問文が用いられることも多いということです。

 

 

 

過去問・「間接発話行為」について出題されたもの

 

平成28-Ⅲ問題14-問4

聞き手が話し手の含意を理解している会話はどれ?間接発話行為のことです。。

正解は、4番

「時計お持ちですか」と聞くことに「時間を教えてほしい」という依頼の含意が含まれています!

 

令和1-Ⅲ問題12-問2

間接発話行為についての問題です。

正解は、2番。まさに上で書いた通りです。

 

令和2-Ⅲ問題3-問2

発話はある特定の状況において命題的意味とは別の発話の力を発揮する・・・とは間接発話行為のことです。

間接発話行為の例はどれ?

正解は、4番

「喉が渇いたなあ」と相手に言うことで「何か飲みたい」ということを伝えようとしています。

 

 

最後に・今日のひとコマ

 

 

ジョン万ビーチ(大度浜海岸)

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昨日は大度浜海岸にある、こんなところも歩いて行ってみました。(いつも泳ぐポイントから歩いてすぐです)

 

ここ大度浜海岸は別名、「ジョン万ビーチ」(ジョン万次郎ビーチ)とも呼ばれているんです。

日本人で初めてアメリカ本土へ渡った人物と言われる万次郎が、帰国した際に上陸したのがこの場所だったんだとか。さて、そのジョン万次郎とは。。(歴史の勉強にも出てきたような)

江戸時代末期、14歳の万次郎は漁に出で遭難し、数日間漂流した後に無人島「鳥島」に漂着しました。その後アメリカの捕鯨船に助けられます。

船長に気に入られた万次郎はアメリカへ・・・初めてアメリカ本土へ渡った日本人だそうです。

アメリカの学校では、英語や数学、測量・航海術・造船技術などを学んで、卒業後は捕鯨船に乗り、数年の航海を経た後に日本に帰国することを決意しました。

その帰国した際に上陸したのが、沖縄のこの土地だったというわけです。

 

沖縄の海の魅力を堪能できる海です🌊

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本日も最後までお読みいただきありがとうございます🌊

それではまた明日!

Cảm ơn mọi người đã luôn đọc hết.  Hẹn gặp lại ngày mai!

 

2021年9月

【言語一般】言語の構造・意味体系『プロトタイプ』『意味の拡張』と比喩『メタファー・メトニミー・シネクドキ―』

Chào buổi sáng mọi người! はいさい🌺ソムタム娘です。

Hôm nay cũng chùng mình cùng cố gắng học tiếng Nhật nào!!  📚

今日も日本語の勉強を頑張りましょう!

 

 

今日も朝から爽やかな青空が広がっている沖縄地方です。さっき朝いちでレンタサイクルを借りてきました。

今日はこのあとまた糸満市の海へサイクリング🚴

 

先日は「類義語」「対義語」「多義語」について勉強しました。

多義語とは一つの語が複数の意味を持つものでした。

その複数持つ意味の中でも中心となる基本的な意味があり、そこからさまざまな意味へ拡張していくわけなんですが、今日はもう少しこの観点から「意味体系」を考えていきたいと思います。

 

 

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認知意味論とは

認知言語学とは、人間の認知活動の一部としての言語を通して、人間と文化の本質を研究する言語学の一分野です。主に意味を扱うので「認知意味論」とも呼ばれています。

認知言語学は、1970年代に、カリフォルニア大学のレイコフらによって提唱されました。

生成言語学が無視した「メタファー」や「レトリック」(修辞法)などの言語現象を、認知心理学の「プロトタイプ理論」によって読み解き、更にその言語現象が生成文法のようなメカニズムに起因するのではなく、人間の現象学的・民族的な身体感覚に起因するものとして体系的な記述を試みました。

人間心理や身体・空間感覚に即した言語観現代思想的特色がみられるのが特徴です。

例えば、「財布の口」「目玉焼き」「机の脚」とういうに身体部位を用いた表現は日常にとても多くみられます。

また、「話が見えない」「要点がつかめない」という表現のように、人間の一般的な特性である「分かる」ということは、「目に見える・手にとれる」ことであるという、身体を基盤とした比喩的な思考が背後にあると考えられます。

 

このような認知意味論の考え方をもう少し詳しく見ていきます。

 

 

プロトタイプ理論とカテゴリー

プロトタイプ理論とは、ロッシュらによって1970年代に提唱された認知言語学の基本的な理論のひとつです。

伝統的な意味論での成分分析は、語の意味を構成するには単純に+/-の2文式で明確に分解できるというものでした。

こうした古典的なカテゴリー観では、カテゴリーの境界は明確に区別できるものとしていましたが、認知意味論では、プロトタイプを中心としたカテゴリー観を提案しています。

これは、カテゴリーの境界は明確なものではなく、そのカテゴリーの代表手的な事例を中心として段階的にその特性が薄れ、他のカテゴリーと繋がっているという見方です。

 

成分分析についてはこちら。

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プロトタイプ

プロトタイプとは、「原型」を意味する言葉です。

例えば「鳥」という語から想起されるのは、日常よく目にする、ハトやスズメやカラスなどの空を飛ぶ動物だと思います。「鳥」というカテゴリー(範疇)ではこれらの鳥がより中心的な典型例として「プロトタイプ」と呼ばれます。

一方で、飛ぶことができない、ニワトリやペンギンもいます。また水と関係が深い、カモ・白鳥・鶴など・・・これらも「鳥」のカテゴリーに含まれます。このような鳥らしくない周辺的な例を周辺的成員と呼びます。

あるカテゴリー(範疇)ではプロトタイプを中心にした内部構造を持ち、プロトタイプを中心とした円を描くことができ、その周辺にいくにしたがってそのものらしさ(成員らしさ、帰属性)が薄れていくというわけです。

このような鳥らしさの濃い成員から薄い成員まで、段階性を持ったカテゴリーを形成する認知作用をプロトタイプ効果と言います。

プロトタイプか否かの判断には、日常での頻度や、そのカテゴリーの代表的な特徴を持っているか否かなどが関わってきます。つまり、ある言語共同体で共有されている意味構造の典型になるものになるわけです。

このようなプロトタイプ的カテゴリーの考え方は言語学上の概念にも適用されます。

名詞や動詞といった品詞も、境界は明確ではなく、それぞれ典型的なメンバーと、非典型的・周辺的なメンバーを持つということです。

例えば、動詞の「切る」は本来何かを切断することを表しますが、「関係を切る」は人との関係を絶つことで、「カードを切る」はカードを混ぜることを表しています。こういった基本動詞は多義性が高いものが多いのも特徴です。

 

 

比喩による意味の拡張

更にカテゴリーには拡張が認められます。カテゴリーの拡張とは、既存のカテゴリーを転用して、新たなカテゴリーを作り出すことです。

「晴れ」と「曇り」には、「晴れやかな顔」や「表情が曇る」などの表現があり、「天気」のカテゴリーを超えて、人間の心情や表情を表す意味として拡張して用いられています。これは比喩的拡張によるものです。

認知意味論的には、こうしたカテゴリーの拡張が、意味の拡張であると考えられています。

このような意味の拡張を起こす「比喩」にはさまざまな種類がります。

 

 

比喩(ひゆ)

意味の拡張を引き起こすものの一つに「比喩」があります。

比喩には、「メタファー(隠喩)」「メトニミー(換喩)」「シネクドキ―(提喩)」などがあります。

 

メタファー(隠喩)

メタファーとは、物事のある側面から連想した類似性に基づく、具体的で分かりやすいもので、抽象的で分かりにくいものを表します。

※「~のようだ」は用いません。この表現は直喩(シミリー)になります。

例:パソコンが凍る。

具体的な水が凍って動かなくなる様子を使って、パソコンが動かなくなっている、反応しない様子を表しています。

 :彼女は僕の太陽だ。

具体的な太陽という言葉を使って、彼女は僕にとって太陽のように明るく照らしてくれる存在だということを表しています。

太陽・・・生き物に無くてはならない存在ですね!それだけ必要不可欠な存在ってことを表しています。

 

メトニミー(換喩)

メトニミーとは、「あるもの」を「隣接関係にある他のもの」で示すことです。さまざまな概念の隣接性に基づいて表します。

この隣接関係というのが・・・次に紹介するシネクドキ―の包摂関係と少し混乱します(^^;

例:昨日の夜は鍋を食べた。(昨日の夜は鍋の中身を食べた)

 :洗濯機を回す。(洗濯機の中の洗濯槽を回す)

 :漱石を読む。(漱石の書いた本を読む)

 :永田町は日本の政治の中心だ。(永田町にある国会は日本の政治の中心だ)

上記のように、鍋を食べたわけではなく鍋の中身を食べたという意味を表します。このようにメトニミーには、目につきやすいものを言うことで煩雑な表現を避け、端的で経済的に表すという効果もあります。

 

シネクドキ―(提喩)

シネクドキーとは、包摂関係に基づいて、上位概念で下位概念を指したり、下位概念で上位概念を指したりするものです。

例:花見に行く。

(「花」という上位概念で「桜」という下位概念を表しています。日本で花見と言えば桜を見にいくことです)

 :お茶しに行こう。

(「お茶」という下位概念で「飲み物」という上位概念を表しています。「お茶しに行こう」と言えば、カフェに行ってコーヒーやフラペチーノを飲むこともあります)

 

 

:::::::::::::::::::::

比喩表現は日常生活で知らず知らずのうちに沢山使っている気がします。

比喩を用いることで、表現も豊かになって、相手に伝えたいことがより的確に伝えることができる効果もありますね。

 

 

 

過去問・「プロトタイプ」「意味拡張」「メタファー」「メトニミー」「シネクドキー」について出題されたもの

 

平成28-Ⅲ問題3-問1

意味拡張の問題です。

「筆を執る」というのは「文章を書く」という意味での比喩メトニミーの表現です。これと同じ意味拡張の例はどれでしょう?

1番👉「愛情を注ぐ」は与える、あげるという類似性のメタファー。

2番👉「問題を抱えている」は持つという類似性のメタファー。

3番👉「音量を上げる」は高くするという類似性のメタファー。

4番👉「耳を傾ける」は「身体ごと相手に耳を傾ける」という隣接関係のメトニミー。

したがって正解は、4番

 

平成29-Ⅲ問題2-問1

意味拡張の問題です。

「花見に行く」と同じ意味拡張の例はどれ?「花」は上位概念で「桜」という下位概念を表すシネクドキーです。

1番👉「パトカーに捕まる」は警察との隣接関係のメトニミー。

2番👉「明日も天気になれば・・」は天気という上位概念で晴れという下位概念を表わすシネクドキー。

3番👉「背中を流して・・・」は汚れとの隣接関係のメトニミー。

4番👉「医者の卵」医者になりたての人と生まれたての卵の類似性、メタファー。

したがって正解は、2番

 

平成30-Ⅰ問題1-(13)

比喩についての問題です。仲間外れはどれ?

1番👉「我が社には追い風だ」はメタファー。(追い風とは後ろからの風のことですが、会社を有利な方へ後ろから後押ししてくれているという意味を表しています)

2番👉「漱石は難しい」はメトニミー。(難しいのは漱石の書いた本)

3番👉「洗濯機を回す」はメトニミー。(回すのは中の洗濯槽)

4番👉「黒板を消す」はメトニミー。(消すのは黒板の文字)

5番👉「永田町」はメトニミー。(永田町にある国会やそこの政治家)

したがって正解は、1番

 

令和1-Ⅰ問題9-問1

プロトタイプについての問題です。

「落とす」がプロトタイプ的な意味で使われているのはどれ?

まず落とすという動詞の典型的な意味は・・・上から下へ何かを落とすことでしょうか。

1番👉汚れを落とすはプロトタイプ的ではありません。

2番👉信用を落とす・・・これもプロトタイプ的ではない。

3番👉屋根の雪を落とす・・・これはプロトタイプ的!

4番👉試験順位を落とす・・・これもプロトタイプ的ではないです。

したがって正解は、3番

 

令和2-Ⅰ問題10-問4

メトニミーについての問題です。同じ例はどれ?

1番👉「ジョッキを飲み干す」はメトニミー。(飲むのはジョッキの中のビール)

2番👉「花見に行こう」はシネクドキー。(上位下位概念)

3番👉「約束を破った」はメタファー。(約束を守らなかったという意味との類似性)

4番👉「パンの耳」はメタファー。(顔の外側についている耳との類似性)

したがって正解は、1番

正解はすぐに1番と分かったけど・・・4番がどの比喩カテゴリー??と悩んでしまいました。パンの耳・・・この表現よく使ってますよね~🍞

 

 

 

最後に・今日のひとコマ

 

 

岩手産の野菜でラタトゥイユ

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数日前に実家の岩手から野菜が届きました。

父は数年前からかなり本格的に家庭菜園をやっているんですよね。

トマト・ナス・ピーマン・玉ねぎ・かぼちゃ・じゃがいも・紫蘇・茗荷・インゲン豆。。。色んな野菜が入っていました🍅 うれしい!

さっそくラタトゥイユを作ってみました。沖縄産の青パパイヤも入れて♪ 岩手と沖縄のコラボです。

野菜の味が濃い~~。味付けは塩のみで十分。野菜の甘みが際立って最高です。

こうやって離れて暮らしていても、、、気にかけてくれる父に感謝です。

 

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本日も最後までお読みいただきありがとうございます🌊

それではまた明日!

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2021年9月

 

【言語一般】言語の構造・意味体系『類義語・同義語』『対義語』『多義語』

Chào buổi sáng mọi người! はいさい🌺ソムタム娘です。

Hôm nay cũng chùng mình cùng cố gắng học tiếng Nhật nào!!  📚

今日も日本語の勉強を頑張りましょう!

 

 

たまに東京に住む妹からラインで子供の動画が送られてきます。私の姪っ子にあたるわけですが・・・とにかくカワイイんです。やっぱり血が繋がっているっていうのもあるんでしょうか?

動画を観ていると無意識ににやけてしまいます(笑)

自分が子どものころはこんな。。。ラインやスマホなんて想像もできない時代だったけど、今は会えなくてもこんな簡単にやりとりができてしまいます。

便利な時代になりました~。

 

さて今日の内容は、「言葉の意味」についてです。

 

 

意味論とは?

「意味」という言葉は日常の言語生活でもよく用いられます。ここで扱う意味というのは、まさに語や文の意味のことになります。意味論とはそれを分類・整理し、学問として研究考察するものです。

それでは具体的に、語や文の「意味」とはどんなことを指すのでしょうか。

 

 

一般意味論

辞書にはさまざまな言葉の意味が掲載されています。しかし、「語」と「語」の関係や違いについてが考慮されていることは少ないです。

例えば、「話す」と「述べる」という動詞についてみると、どちらも動作としては同じ意味を持っていると考えられます。しかしそれぞれの動詞がどのような語と結び付くかというところまで考えると違いが出てきます。

例:自己の体験を話す。〇       自己の体験を述べる。〇

  まとまった内容を文章で話す。△  まとまった内容を文章で述べる。〇

  二人でひそひそと話している。〇  二人でひそひそと述べている。✖

上の例から分かるように、「話す」は音声による口頭言語に限られるのに対し、「述べる」は書き言葉としても使われます。また、「述べる」は話し手から聞き手への一方的な伝達になるけれども、「話す」は話し手と聞き手の相互からの伝達が可能です。

このように、文脈によって「語」の使い分けもとても重要になってきます。

 

成分分析

伝統的な意味論では、意味をいくつかの構成要素による構造体と捉えて、他の語との関係を考察します。

例えば、料理の言葉の「煮る」と「焼く」という2語では、次のような意味的な特徴から構成されていると分析できます。

 

【煮る】・・・〔+調理する〕 〔+加熱する〕 〔+水を使う〕

【焼く】・・・〔+調理する〕 〔+加熱する〕 〔-水を使う〕

このように〔調理する〕〔加熱する〕〔水を使う〕というような「煮る」「焼く」という語の意味を作りあげている部品に当たる特徴を意味成分(意味素性)と言います。

そして、このように語を意味成分に分解することを成分分析と言います。

この成分分析によって、料理の際に使う動詞の「煮る」「焼く」の両者の違いは〔水を使う〕か否かで区別することができます。

 

また、この意味成分を用いて、文の適格性を意味的な観点から説明が可能になります。

例えば「本を煮る」という文が適格ではないのは明らかです。それは「煮る」という動詞は目的語に「食物」を要求するからです。「本」は「食物」という意味成分を持っておらず、「煮る」という語の持つ選択制限(共起関係)にあわないからというわけです。

上記の「話す」と「述べる」の違いも同じように説明できます。

 

 

上位語と下位語

例えば、「おかし」と「ケーキ」の2つの語の間には、「ケーキであれば必ずおかしである」という関係が成り立ちます。

しかし、反対に「おかしであれば必ずケーキである」という関係は、成り立ちません。

このような関係は、包摂関係(上下関係)と呼ばれて、「おかし」のように指示範囲(意味の外延)が広いものを上位語と呼び、「ケーキ」のように指示範囲が狭いものを下位語と呼びます。

また、この上位語と下位語は固定的なものではなく、例えば、「ケーキ」が上位語になれば、その下位語には、「チーズケーキ」「モンブラン」などが考えられます。

 

言語習得においては、多くの場合、下位語の習得が早く、上位語の習得が遅いと言われています。なぜかというと、一般的に上位語は総称的で抽象度が高く、その語に内包される下位語が習得されていないと理解しにくいからです。

 

 

類義語・同義語

語には似た意味を持つものがあります。

例えば、「美しい」「きれいだ」や「降りる」「落ちる」などは、部分的には同じ意味を共有していますが、それぞれ異なる意味も持っています。このような関係にある語同士を類義語と言います。

例:きれいな花 〇      美しい花 〇

  きれいな空気 〇     美しい空気 ✖

  きれいに掃除する 〇   美しく掃除する ✖

このような違いが生じるのは、「きれいだ」も「美しい」も、見た目の華やかさという意味は共通して持っているけれど、「きれいだ」には、この意味に加えて「不純なものがない」「整っている様子」という意味があって、その点で「美しい」よりも広い意味領域を持っているからです。

また、類義関係にある語の中で「きのう」「さくじつ」など、指し示す対称の範囲がほぼ同じものを同義語と呼ぶことがあります。しかし、厳密には、全く同じ意味ということはなく、文体、スタイル、場面、文脈などで何らかの違いがあり、使い分けられています。

 

 

対義語(反義語)

対義語とは、「上」「下」のように、語と語が意味的に共通の要素を持っていて、ある観点から見たときに対立する意味になるとき、そのような関係にある語同士のことを言います。

対義語の関係にある語と語の対立の仕方には、次のような種類があります。

 

相補的対義語・肯定否定の関係

相補的対義語とは、「表」「裏」のように、AでなければBというように、一方が肯定されれば、もう一方は否定される対義語です。

例:あたりーはずれ

  出席ー欠席

  生ー死

  合格ー不合格

  あるーない

  

 

両極的対義語

両極的対義語とは、「北極」「南極」のように、AとBの両語が両極的であり、中間段階を持たない対義語です。

現実的には、北極と南極の間の空間は存在しますが、語としては、その部分には焦点が当たっておらず、あくまで両極の部分だけが言語化されているので両極的対義語になります。

例:天ー地

  入学ー卒業

  幼児ー老人

  始まりー終わり

  頂上ー麓

 

連続的対義語・程度の大小

連続的対義語とは、「多い」「少ない」のようにAとBの両語が両極的ではあるけど、中間段階を持つような対義語言です。中間段階を持つということは、程度差があるということで、「少し多い」「とても多い」のような程度の違いを言ったり、「多くもなく少なくもなく」と言うことも可能です。この関係は、属性を表す形容詞に多いです。

例:大きいー小さい

  長いー短い 

  太いー細い

  遠い―近い

  高いー低い 

 

視点的対義語①・一つの行為を別の視点からみる

視点的対義語とは、「行く」「来る」のように、同じ事柄を表すAとBの両語が異なる視点から表現される対義語です。

例:売るー買う

  教えるー学ぶ 

  右ー左

  貸すー借りる  

  輸入ー輸出

このような話し手や聞き手の位置関係が関与する表現をダイクシス(直示表現)と言います。

 

 

ダイクシスについてはこちら。

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視点的対義語②一つの関係を別の視点からみる

もう一つの視点的対義語は、「親」「子」のように、お互いの存在を前提とする関係の対義語です。ある一つの関係を、別の視点からみて表現されます。

例:医者ー患者

  先生ー生徒

  親ー子

  師匠ー弟子

  上司ー部下

 

 

 

多義語

多義語とは、同じ音形・語形の語が複数の意味を持つ語のことを指します。多義とは、一般的に同じ音形・語形の語が持つ複数の意味のことです。

例えば、「重い」は重さとしての「重い」という意味だけではなく、「重い話」や「気が重い」など多義的な意味として多く用いられることがあります。

他にも、「ところ」は「私の生まれたところ」と言えば、場所の意味となりますが、「今終わったところ」と言えば時間的な意味を表し、「あなたが言ったところでどうにもならない」と言えば、「ところ」は形式代名詞としてより抽象的な事柄という意味が強まります。

多義は、限られた一部の語だけに見られるわけではなく、広範囲に見られます。名詞では、「頭」の「頭が固い、頭に入らない」や、「壁」の「壁にぶちあたる、壁を乗り越える」など、動詞では、「切る」の「飲み切る、断ち切る」などが、多義的な意味を持っています。

なお、多義語の表す意味の中で、中心となる基本的な意味を「基本議」と言って、そこから拡張したさまざまな意味が多義となります。

この基本議から多義へは脈絡なく拡張するわけではなく、一定の関わりがあると考えられています。

 

 

 

過去問・「対義語」「多義語」について出題されたもの

 

平成29 -Ⅰ問題13-問3

多義的な意味を持ち、複数の発話行為に使用される語とは?

「どうも」という言葉は、「どうもありがとう」と感謝の意味や、「どうもよくわからない」のようになぜかよく分からないが・・という意味や、「どうも、お久しぶりです」というように挨拶的な意味としても使われ、多義的な意味を持っています。

したがって正解は、3番

 

平成30-Ⅰ問題3-(6)

対義語についての問題です。

一方が肯定されれば、他方が否定される対義語とは?

1番👉「重い」「軽い」は、程度の大小。

2番👉「ある」「ない」は、肯定否定。

3番👉「始まり」「終わり」は、両極的。

4番👉「前進」「後退」は、視点的。

したがって正解は、2番

 

平成30-Ⅰ問題3-(8)

お互いに相手の存在を前提にしている対義語はどれ?

正解は、4番。子がいるのは親がいるからで、親も子がいるから親と呼ばれます。

 

平成30-Ⅰ問題3-(9)

対義語は語種が共通しているものが多いですが、そうでない例外もあります。語種が共通していないものはどれ?

1番👉「プロ(外来語)」「アマ(外来語)」

2番👉「砂糖(漢語)」「醤油(漢語)」

3番👉「頂上(漢語)」「麓(和語)」

4番👉「水(和語)」「油(和語)」

正解は、3番

 

平成30-Ⅰ問題3-(10)

対義語は品詞の関係も異なることがあります。適当なものはどれでしょう?

1番👉「違う」の対義語は「合う」でどちらも動詞です。

2番👉「間に合う」の対義語は「遅れる」でどちらも動詞です。

3番👉「嫌い」の対義語は「好き」でどちらもナ形容詞です。

4番👉「若い」の対義語は「老いた」「老い」・・・とりあえず「古い」ではないと思います。なのでイ形容詞ではないですね。

したがって・・・品詞が異なる関係のもの、正解は、4番

これは結構難しい。。

 

 

令和2-Ⅰ問題5-問4

対義語の指導の際に注意すべき点は何でしょう。

正解は、2番

値段が「高いー安い」、高さが「高いー低い」のように、対義語が一対一にはならない単語もあります。

 

 

 

 

最後に・今日のひとコマ

 

 

沖縄土産

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先日、東京に住む妹に沖縄から荷物を送りました。

 

なぜかというと・・・

このグァバをどうしても食べてみてほしかったんです。

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妹も私と同じく東南アジア好き。むしろ、私がアジア・・・タイに出会うきっかけを作ってくれたのも妹なんですよね。。。

 

なんだか送りたいものがどんどん増えて、こんな感じになってしまいました(笑)

 

少しでも沖縄の空気を感じてもらえたらいいな。

 

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございます🌊

それではまた明日!

Cảm ơn mọi người đã luôn đọc hết.  Hẹn gặp lại ngày mai!

 

2021年9月

【言語一般】言語の構造・統語構造『統語論』

Chào buổi sáng mọi người! はいさい🌺ソムタム娘です。

Hôm nay cũng chùng mình cùng cố gắng học tiếng Nhật nào!!  📚

今日も日本語の勉強を頑張りましょう!

 

 

昨日はいつもより仕事から帰るのが遅くなり、日が短くなったなぁと夏の終わりを感じて少しシンミリしてしまいました。。。

6月くらいのときは、これから夏だー!って気分になるんですが、その夏もあっという間ですね。ほんと夏は過ぎるのが早いです。

セミの鳴き声もいつの間にか聞かなくなりました。

 

さて、今日の勉強は「統語構造」についてです。言葉だけ聞くと「???」ですよね(^^;

それでは詳しく見ていきましょう。

 

 

 

統語論とは?

統語論という分野は「文」がどのような構造を有しているか、またその構造と文が作られる関係を考察するものです。構文論とも呼ばれています。

「文」についての定義は通常「まとまった意想を表す語の集まり、あるいは語から構成された言語伝達上の基本単位」と言われています。

ただし、単一の「語」のみの構成でも意思が伝達されれば「文」とみなされます。命令文や感嘆文がそれにあたります。

例えば、「飛行機が沖縄に着陸する」という文には、2つの名詞「飛行機」「沖縄」、動詞「着陸する」、2つの格助詞「が」「に」という5つの語を用いて、文法的に適格な文を作るには、必要な語を一定の規則に従い、正しく組み立てなければいけません。

統語構造とは、このような語や形態素の配列に関わる構造のことを言います。

この統語構造に関する知識は、文の理解において大きな役割を果たしています。

「AがBに着く」という構文を覚えておけば、Aが移動するもの、Bが到達する場所であることが推論可能になります。

 

 

抽象的な統語構造

統語構造は、表面的には線条性を持った配列で、音声化・文字化されるけれども、そのもの自体は抽象的なものであると言えます。

例:新しい 先生のを聞く(「新しい」が「先生の話」を修飾する統語構造)

 :新しい先生の 話を聞く(「新しい」が「先生」を修飾する統語構造)

この文は構造的に2通りの解釈ができます。

このように統語構造は抽象的なものであるため、表面的に現れる単語の知識だけでは文の意味を理解するのに難しい場合もあります。

 

 

文法関係と格関係

日本語の文の構造を考える上でとても重要なもののひとつに、文法関係格関係があります。

例えば、「太郎がりんごを食べた」のような他動詞文では「太郎が」が主語、「りんごを」が目的語、「食べた」が述語になります。この主語、目的語、述語のような文における構造的な働きに注目したものを文法関係と言います。

これに対し、格関係とは、文中での形態的な表示に関わるもので、この文では「太郎が」が主格、「りんごを」が目的格または対格となります。格関係は名詞の形態に関わるものであるため、動詞や助動詞には該当しません。

日本語を論じる場合、名詞に付く格助詞をそのまま名称に用いて、主格と同義でガ格、目的格を同義でヲ格と呼ぶことも多いです。

また日本語はこの文法関係と格関係が常に同じとは限りません

 

格とは

とは、名詞や代名詞が文中での形態的、統語的、意味的な働きに対応して形態変化することを指す文法カテゴリーです。

日本語では、その格が格助詞によって明確に現れるけれど、それらのガ格やニ格の名詞句がどのような働きを持つかは固定的ではなく、それぞれの文ごとに決まってきます。

ただし、ある程度その組み合わせにはパターンもあり、その中で比較的安定したものを文型と呼びます。

例:「~が+自動詞」

 :「~が+~を+他動詞」

 :「~が+~に+~を+授受動詞」 

 :「~が+~から+~に+移動動詞」

これらの文型は、述語となる動詞の特徴から格の組み合わせが比較的安定しています。

日本語で格助詞を重視するのは、格助詞の違いが統語構造の違い、要するに文型に密接に関わっているからなのです。

 

 

単文と重文と複文

文を構造からみた分類で、「主語+述語」の形のみを備えたものを「単文」と言い、2つ以上の単文が対等に結ばれたものを「重文」、2つ以上の単文の一方(従属節)が中心となる単文(主節)に従属的に結びつけられているものを「複文」と言います。

例:太郎は映画を観に行く。(単文)

 :太郎は映画を観に行き、花子はミュージカルを観に行く。(重文)

 :太郎が映画を観に行くから、花子も映画を観に行く。(複文)

単文を複文にするのに必要なのが接続助詞になります。

上の例では「~から」が使われていますが、その他に「~ため」「~のに」「~が」「~けれど」等があります。これらの接続助詞を用いて、単文動詞を繋げると複文になります。

 

 

 

過去問・「統語構造」について出題されたもの

 

令和2-Ⅰ問題13-問1

統語レベルでの誤解が起こっているものはどれ?

1番👉指示対象の「あれ」を誤って解釈するのは、意味レベルでの誤解です。

2番👉「小さな」「猫の声」と「小さな猫の」「声」というふうに修飾関係を誤って解釈するのは、統語レベルでの誤解です。

3番👉「さわだ」と「さなだ」を聞き誤るのは、音韻レベルでの誤解です。

4番👉「結構です」の解釈の誤りは、意味レベルでの誤解です。

したがって正解は、2番

 

令和2-Ⅲ問題2-問3

曖昧な文の統語構造を分かりやすくしている「ポーズ」のとり方はどれ?

1番👉「東京の友達」の後にポーズを置くと、友達が東京にいることを示します。

2番👉「警官は/必死に逃げる犯人を・・・」の文で「警官は」の後にポーズを置くことで、必死だったのは警官ではなく、犯人であることを示します。

3番👉「昨年あの家を建てた/建築士は・・・」の文で「建てた」の後にポーズを置いても置かなくても、建築士が家を建てたということは示せています。

4番👉「この前おばからもらった桃を/食べた」の文で「桃を」の後にポーズを置くと、

桃をもらったのが「この前」で、食べたのは「この前」が指す時点にはなりません。

したがって正解は、2番

 

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言語運用には、統語的な側面だけではなく、音韻的な側面や、形態論や語彙的な側面、意味論、語用論的な側面の言語知識や、社会言語的な能力といった、さまざまな知識や能力が関わっているということですね。

 

最後に・今日のひとコマ

 

 

沖縄行事「シバサシ」

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一昨日の夕方散歩で、花屋の前で見つけました。

「シバサシ」って初めて聞きました。調べてみたら沖縄の伝統行事のひとつみたいです。

沖縄は、旧暦で行われる独特な伝統行事が多く、とてもその風習を大切にしていると思います。

沖縄の興味深い一面です。

 

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本日も最後までお読みいただきありがとうございます🌊

それではまた明日!

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2021年9月

【言語一般】文字と表記『漢字』『平仮名』『片仮名』『ローマ字』

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今日も日本語の勉強を頑張りましょう!

 

 

昨日ふと何気なく、日本語教育能力検定試験の試験会場を確認していたんですが、、、てっきり去年と同じ会場なのかと思っていたら違うんですね(^^;

あやうく去年と同じホテルを予約してしまうところでした。。あぶないあぶない。

今回も去年と同様で福岡で受験予定なんですが、飛行機で行ってそのあとも移動・・・初めての土地で地理感がないとちょっと心配です。

 

今日は先日勉強した、漢語や和語の実際の文字と表記についての勉強です。

 

語種についてはこちら。

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日本語の文字

日本語には、「漢字」「平仮名」「片仮名」「ローマ字」の4種類もの文字が使われていて、これは他の言語に見られない大きな特徴です。

そしてこの仮名文字と漢字の組み合わせを「漢字仮名交じり文」と呼び、これが日本語の基本となります。この漢字仮名交じり文が文を読みやすくしてくれているとも言えます。

また仮名部分は助詞や助動詞などの文法を担っていて、日本文の表記上重要な特徴でもあります。

文字の種類ごとに特徴をみていきましょう。

 

 

漢字

漢字は、紀元前1,300年ころに遺跡から見つかった「甲骨文字」がはじまりと言われています。その後、字形の変遷を経て今のような「楷書」が生まれました。

漢字には「形・音・義」があり、文字組立ての原理があります。

「形」とは字体のことです。

「音」とは日本語化した中国の発音(字音)があります。

「義」とは語の意味で、これを日本語読みにしたものが字訓になります。

そして漢字には「六書」と呼ばれる分類があり、「象形」「指示」「会意」「形成」「転注」「仮借」の6種類からなります。

 

漢字の分類

象形

物の形に象って(かたどって)表したものです。

例:日・月・木・山・虫・鳥・手 等

指示

象形では表現できない抽象的な概念を、ある符号を用いたり、象形文字に変化を加えたりして表したものです。

例:一・三・上・中・下 等

会意

二つ以上の意味を表す要素を組み合わせて表したものです。

例:明(日と月からなる)・位(人と立からなる)・林(木と木からなる)、、轟・計 等

形声

二つの文字を意味を表す要素と音を表す要素を組み合わせて表したもの。漢字にはこれに属する文字が最も多いです。

例:柏(白の音と木の意味)・江(工の音と水の意味)・景(京の音と日の意味)・園・週 等

転注

本来の意味から派生した意味で作ったものです。

例:「楽(がく)」(本来は音楽の意味だが、人に楽しみを与えることから、「楽しい」に転じたもの)

仮借

意味に関係なく、音が同音もしくは類似している文字を転用したものです。

例:「革(かく)」(革(かわ)であるけれど、音を借りて「革命(かくめい)」と用いるもの)

 

漢字の「音」と「訓」

日本語は、音読み訓読みという2種類の読み方があるのも特徴です。それぞれに何種類かの読み方がある場合も多いです。漢字圏の国でも、音読みのみで1つの読み方しかないことが多い・・・そのため日本語学習者にとっては覚えるのに苦労する要因のひとつでもあります。

日本語の音読み(字音)には「呉音」「漢音」「唐音」の3種類があります。日本のどの時代に中国のどの地方から伝わったかに由来しています。

 

詳しくはこちらで。

nihongo-tiengnhat.watashinoarukikata-diary.com

 

 

訓読みについては、「異字同訓」「熟字訓」などの関連項目が存在します。

異字同訓とは

異字同訓とは、同訓異字とも言われていて、異なる漢字であっても同じ訓を有するものの組み合わせのことを言います。

例:「上がる・挙がる・揚がる」・「合う・会う・逢う・遭う」(動詞)

 :「暑い・厚い・熱い」・「早い・速い」(形容詞)

 

熟字訓とは

熟字訓とは、漢字からなる単語に、単字単位ではなく熟語全体に1つの訓読みを当てたものです。そのため、単字に分解してもそれぞれに訓読みの要素を表すことは不可能なものが多いです。

例:「紅葉(こうよう)」👉「紅葉(もみじ)」

 :「今日(こんにち)」👉「今日(きょう)」

上記の「紅葉」のように、熟字訓と音読みでは意味が異なる場合もあります。

また、よく使われる言葉が熟字訓になっている場合が多く、訓には和語ばかりではなく外来語も使われることもあります。

例:煙草(たばこ)

 

※「玄人(くろうと)」「素人(しろうと)」等はそれぞれ「玄」「素」「人」に分解可能で、あくまで音便化現象の一種と考えられています。

 

 

音便化についてはこちら。

nihongo-tiengnhat.watashinoarukikata-diary.com

 

漢字表(漢字制限・使用範囲の目安)

漢字に関して、初めて制限が実現したのが1946年の当用漢字表(内閣告示・訓令、1,850字)によってでした。

1981年には、常用漢字表(内閣告示・訓令、1,945字)が告示されました。

当用漢字表が、この範囲内で漢字を使い、それから外れるものは仮名で書くようにするなどという制限色の強いものであったのに対し、常用漢字表は、漢字使用の際の目安という位置づけに変わっているのが特徴です。

2010年にはさらに常用漢字表が改定されて、掲載字種は従来の1,945字から2,136字に変更されました。

追加された漢字の選定基準は、「頻出頻度が高く、造語力(熟語の構成能力)も高いもの」「出現頻度が高い代名詞(例:俺、誰)」「出現頻度がそれほど高くなくても漢字で表記した方が分かりやすいもの(例:謙遜の孫)」「書籍や新聞の出現頻度が低くても社会生活上よく使われ必要と認められるもの(例:訃報の訃)」「都道府県名で使われているもの」というものです。

より実生活に見合った漢字が追加されたというわけですね。

 

 

平仮名

平仮名は、万葉仮名の草書体を簡略にしたところから生じた文字です。すなわち万葉仮名の草書体を書き崩して用いた文字が更に崩れて平仮名になったというわけです。

したがって、成立時期も一時にできたものではなく相当の年月にわたって次第にできたものだと考えられています。

平仮名は「女手(おんなで)」とも呼ばれていて、漢字漢文を男性知識階級が多く公文書に用いたのに対して、これは和歌などから次第に日記や物語を書くところまで使用範囲が及び、平安女流文学を生む土台も作っていきました。

平仮名文は元は漢字を交えず平仮名だけで書かれるのが普通であったけれども、明治以後、漢字平仮名交じり文が一般に普及していきました。

 

仮名遣い

平仮名で日本語を書き表す際の決まりを「仮名遣い」と言います。

明治時代には契沖仮名遣いと呼ばれる流れを受ける歴史的仮名遣い」を採用していました。これは平安時代初期までの実際の綴りを発掘したものを基にした書き方でした。

第二次世界大戦の後、国語国字改革の流れによって1946年の「現代かなづかい」(内閣告示・訓令)が告示されるまで、公教育の場で正式な仮名遣いとして用いられていました。現在の公教育では古典文学作品における教育でのみ用いられています。

「現代かなづかい」発音された音に近い表記をするのが原則という新しい方式取り入れられました。それをさらに整理したのが1986年の「現代仮名遣い」(内閣告示・訓令)になります。

 

現代仮名遣いの特徴

現代仮名遣いは、おおまかに現代語の音韻に従って書き表し、特定の語については表記の慣習を尊重するものとしています。

一部を紹介します。

 

【じ・ぢ・ず・づ】

・「ぢ・づ」は原則は「じ・ず」を用います。ただし、同音の連呼や、連濁、複合語、語意識の働く語彙に関しては、歴史的仮名遣いの「ぢ・づ」を許容します。

例:ちむ・ちこまる・つる・つく・等 (同音連呼)

 :鼻血(はな)・小遣い(こかい)・間近(まか)・近々(ちかか) 等

(「いちじく」「いちじるしい」はこの例に当たらない)

なお、次のような語は現代語の意識では一般に二語に分解しにくいものとして、それぞれ「じ」「ず」を用いて書くことを本則としますが、「せかいぢゅう」「いなづま」のように「ぢ」「づ」を用いて書くことができるものとします。

例:世界中(せかいゅう)・稲妻(いなま)・固唾(かた)・融通(ゆうう)・きな 等

 

また、「地面(めん)」「図画(が)」の「地」「図」はもともと音読みで濁って発音するものであり、「じ」「ず」を用いて書きます。

 

【は・を・へ】

いわゆるハ行転呼音「はひふへほ」を用いる語は、発音によりア行または「わ」の音で表します。

ただし、助詞の「は」「を」「へ」の語に限り歴史的仮名遣いと同一として音では綴らないです。

(現代かなづかいではこの準則を「わ・お・え」と書いても構わないと解釈したけれども現代仮名遣いでは「は・を・へ」に統一されました)

 

【長音表記】

「あ・い・う」列長音は該当列の母音を添えます。

例:かさん・おじさん・つしん(通信) 等

「お」列長音は「う」を添えます。

例:こうん(幸運)・そおん(騒音)・こしん(行進)・おじ(王子) 等

ただし、歴史的仮名遣いの「ほ」や「を」が「お列長音」に続いていたものは、「お」を添えます。

例:「氷」こり(こほり)・「大きい」おきい(おほきい)・「遠い」とい(とほい)・「十」と(とを) 等

「え」列に関しては長音として発音されるか、えい、れい、けい、などのように発音されるかに関わらず「え」列の仮名に「い」を添えてます。

例:かれ・れ(例)・えが(映画)・て(丁寧)・とけ(時計) 等

 

【拗音・促音の表記】

拗音を表す「や・ゆ・よ」と、促音を表す「っ」はなるべく小さく書きます。縦書きの場合は右側、横書きの場合は下側に書きます。

 

【動詞の「言う」】

「言う」は「いう」と表記します。

例:ものをいう・どういうふうに・いうまでもない 等

 

 

 

送り仮名

送り仮名の付け方は、漢字仮名交じりで書く際の書き方についても決まりがあります。1973年(昭和48年)の「送り仮名の付け方」(内閣告示・訓令)が基準になっています。

また、送り仮名には二つの大きな働きがあります。

 

送り仮名を付けることで活用の変化に応じた表記ができる

例えば、「書く」という語は、「く」の部分を仮名書きにすることにより、「書かない」「書きます」「書いて」というように語形の変化を表すことができます。

漢字の読み違いがないようにする

例:嫌いだ(きらいだ)ー嫌だ(いやだ)

 :好きだ(すきだ)ー好む(このむ)

上記のように、文字によって適切な送り仮名を付けることで意思や情報を正確に伝えることができます。

 

送り仮名の付け方にはいくつかルールもあります。

送り仮名の間違いって多いと思います。。。

いくつかのポイントを書きます。

活用のある語

活用のある語、動詞や形容詞は活用語尾を送るのが原則です。ただし、例外も沢山あります。。

例:書・実・助ける・生きる 

例外:

①語幹が「し」で終わる形容詞「嬉しい」等は「し」から送ります。

②活用語尾の前に「か」「やか」「らか」を含む形容動詞「静かだ」「穏やかだ」等はその音節から送ります。

③その他、、、「味わう」「教わる」「異なる」「逆らう」・・・

他にも活用語尾の前の音節から送ることが許容されている語もあります。

例:表す(表わす)・行う(行なう)・断る(断わる)

※語幹と活用語尾の区別が付かない動詞は、「着る」「寝る」「来る」などと送ります。

 

また、読み違える恐れのない場合は活用語尾のみでも、その前の音節から送ることも許容されている語もあります。

例:生まれる(生れる)・押さえる(押える)・聞こえる(聞える)・起こる(起る)・落とす(落す)・当たる(当る)・終わる(終る)

 

活用のない語

①名詞は原則、送り仮名は付けません。

例・空・雲・月・鳥・男・彼女 等

ただし、数を数える「つ」を含む名詞は、その「つ」を送ります。
例:一つ・二つ・幾つ 等
 
活用のある語から転じた名詞「動き」「曇り」「願い」「当たり」「答え」「遠く」「近く」等は、もとの語の送り仮名の付け方によって送ります。
例外として、動詞から転じている「恥」「話」「光」「舞」等は送り仮名を付けません。ただし、動詞としての意識が残っているような使い方の場合は送り仮名を付けます。
 
また読み間違えるおそれのない場合は、送り仮名を省くことができます。
例:曇り(雲)・願い(願)・届け(届)・向かい(向い)・答え(答)・祭り(祭)
 
②副詞・連体詞・接続詞は最後の音節を送ります。
例:必ず・更に・少し・再び・全く・最も・及び 等
 
「又」は送り仮名を付けません。
 
③複合語は、読み間違えるおそれのない場合は、送り仮名を省くことが許容されています。
例:申し込む(申込む)・聞き苦しい(聞苦しい)・田植え(田植)・落書き(落書)・飛び火(飛火)・預かり金(預り金) 等
 
また、複合語のうち、次のような名詞は慣用に従って送り仮名を付けません。
例:地位・身分・頭取・取締役 等
 :書留・気付・切手・振替・売値・割引・売上・取引・試合・・・等
 :息吹・時雨・名残・雪崩・吹雪・迷子・行方 等
 
 

 

片仮名

片仮名は、万葉仮名の字画を省略したもので、本来漢文を訓読する際に、「ヲコト点」と供にその読みを示す符号として成立したものです。その呼び方の由来は漢字の一部「片の意」からとも、漢字の傍ら(かたわら)に置く意味とも言われています。

明治から昭和の初等教育では平仮名よりも優先して扱われていました。

(確かに祖母はよく片仮名を使って文字を書いていました)

漢字仮片名交じり文は権威のある文書を意味していましたが、太平洋戦争以後は平仮名の地位が向上して、漢字平仮名交じり文が普通になり、片仮名はその中でも特定の種類の語に使われるようになりました。

主に外来語や、外国の地名・人名、擬音語や植物名を表記に使われる場合が多いです。

 

 

ローマ字

ローマ字は、ラテン語を書き表す文字として古代ローマで完成され、ヨーロッパ各国に広まったものです。

ローマ字による日本語表記は16世紀にキリシタンの宣教師によって持ち込まれました。

1867年にアメリカ人のヘボンが最初の和英辞典で用いたローマ字綴りが、いわゆるヘボン式の元になりました。

明治時代には、このヘボン式のローマ字綴りに内外の学者の手が加えられた標準式(ヘボン式)と、これに異論を唱え、日本語の五十音図に即した「日本式」ができました。

しかしこの二つの綴り方のどちらを採るかで対立論争が起き、昭和12年に臨時ローマ字調査会が設けられ、内閣訓をもっていわゆる訓令式が公布されました。

パスポートなどの公文書はヘボン式が採用されています。

 

ヘボン式

ヘボン式は、「和英語林集成」を作ったヘボンが始め、それを基本として成立した書き方です。

同じ行に属する場合でも、音声学的に子音が違う場合は、違う綴りを採用しているところが特徴で、音声学的であると言えます。

例:サ行・・・sa、shi、su、se、so

 :タ行・・・ta、chitsu、te、to

 :ハ行・・・ha、hi、fu、he、ho

 :ザ行・・・za、ji、zu、ze、zo

 :シャ行・・・sha、shu、sho

 :ジャ行・・・ja、ju、jo

 :チャ行・・・cha、chu、cho

太文字は訓令式と異なるものです。

 

日本式

日本式は、田中館愛橘(たなかだてあいきつ)が主張した、五十音図を前提として子音と母音の組み合わせでつづりを決めたものです。五十音図に沿って作られているので、音韻論的であると言えます。

例:ぢ(di)・づ(du)・・・訓令式と異なるもの

 

訓令式

訓令式は、1937年にローマ字の綴り方の統一を目指して政府が内閣訓令として公布したものです。

例:サ行・・・sa、si、su、se、so

 :タ行・・・ta、titu、te、to

 :ハ行・・・ha、hi、hu、he、ho

 :ザ行・・・za、zi、zu、ze、zo

 :シャ行・・・sya、syu、syo

 :ジャ行・・・zya、zyu、zyo

 :チャ行・・・tya、tyu、tyo

太文字はヘボン式と異なるものです。

 

 

文字の分類

文字の性質によって分類すると、表意文字表音文字に分けられます。

その字自体が意味を持つ文字を表意文字と言います。漢字がこれに当たります。

また、その字が1つの語であるという特徴を重く見て表語文字と呼ぶこともあります。

一方で、字そのものには意味がなく、単に音を表すだけのものを表音文字と言います。仮名やローマ字がこれに当たります。

また仮名もローマ字も表音文字ですが、ローマ字のように子音や母音のレベルで文字になっているものを音素文字、仮名のように基本的には子音と母音の組み合わせで文字になっているものを音節文字と言います。

 

 

 

過去問・「漢字」「平仮名」「片仮名」「ローマ字」について出題されたもの

 

平成27-Ⅰ問題1-(3)

ローマ字の綴りの問題です。仲間外れはどれ?

1番👉「chiri」はヘボン式

2番👉「kaji」はヘボン式

3番👉「shigoto」はヘボン式

4番👉「matsuri」はヘボン式

5番👉「syumi」は訓令式・・・ヘボン式だと「shumi」

したがって正解は、5番

 

平成28-Ⅲ問題4-問4

現代仮名遣いについての問題です。昭和61年の内閣告示について正しいものはどれ?

正解は、4番

 

この仮名遣いは,主として現代文のうち口語体のものに適用する。原文の仮名遣いによる必要のあるもの,固有名詞などでこれによりがたいものは除く。

この仮名遣いは,擬声・擬態的描写や嘆声,特殊な方言音,外来語・外来音などの書き表し方を対象とするものではない。

 

参考:

www.bunka.go.jp

 

平成28-Ⅲ問題4-問5

日本語の発音と表記についての問題です。(不適当なものを問われています)

1番👉助詞を「を」と表記するのはハ行転呼とは関係ありません。

2番👉助詞の「へ」を「え」ではなく「へ」で表記するのはハ行転呼の影響です。

3番👉「狼(おおかみ)」と表記するのは歴史的仮名遣いの表記が「おほかみ」だったためです。

4番👉歴史的仮名遣いで「おとな」「をとこ」と表記するのは、かつての日本語の発音の違いを反映しています。

したがって正解は、1番

 

平成29 -Ⅰ問題1-(4)

漢字の成り立ちについての問題です。仲間外れはどれ?

日・月・川・山は象形文字で、林は会意文字です。

したがって正解は、5番

 

平成29 -Ⅰ問題6-問5

平仮名・片仮名や記号などの表記は縦書きと横書きで異なるものがあります。(不適当なものを問われています)

1番👉かぎ括弧の向きは変わります。

2番👉長音記号の向きは変わります。

3番👉促音、拗音の位置は変わります。

4番👉濁点の位置は変わりません。

よって正解は、4番

 

平成29-Ⅲ問題12-問2

現代仮名遣いで採用されている表記はどれでしょう?

1番👉「工事(こうじ」「氷(こおり)」

2番👉正しくは「行く(いく)」「言う(いう)」

3番👉正しくは「時計(とけい)」「映画(えいが)」

4番👉正しくは「地震(じしん)」「縮む(ちぢむ)」

したがって正解は、1番

 

平成29-Ⅲ問題12-問3

当用漢字表についての問題です。

正解は、3番。日本で漢字に関して、初めて制限が実現しました。

 

参考:

www.bunka.go.jp

 

平成29-Ⅲ問題12-問4

訓令式のローマ字の正しい記述はどれでしょう?

正解は、1番

訓令式では「つき(tuki)」「ふね(hune)」「はし(hasi)」「じゃま(zyama)」と表記します。

 

平成29-Ⅲ問題12-問5

日本語の送り仮名の指導についての問題です。正しい指導はどれ?

1番👉「もうしこみ」は名詞としての場合は「申込」とし「申し込み」のように送り仮名は付けないです。

2番👉「おわる」は「終わる」「終る」どちらも使用可能です。

3番👉「むかう」は「向う」ではなく「向かう」とするのが正しいです。

4番👉「あたり」は「当たり」「当り」どちらも使用可能です。

したがって正解は、3番

動詞の送り仮名は、原則として活用語尾だけなのですが、「向かう」は「向く」から派生した動詞のため、「向かう」のように「か」から送るそうです。

送り仮名のルールは例外も多数あり・・・日本人でも難しいです!!

 

平成30-Ⅰ問題1-(7)

漢字の読みとつくりについての問題です。仲間外れはどれ?

「議(ぎ)」「訪(ほう)」「誤(ご)」「認(にん)」は旁の読み方で読む漢字です。「計(けい)」のみ違います。

よって正解は、5番

 

平成30-Ⅲ問題3-問3

「漢字、平仮名、片仮名、ローマ字」に関しての問題です。

1番👉片仮名は万葉仮名の字画を省略したものです。

2番👉ローマ字のヘボン式表記方では「音素」と「文字」が一対一っで対応はしていないです。「き」は「ki」と表記し、文字1つに対して音素は2つです。

3番👉表語文字と言われる漢字は、表音文字にあたる、平仮名や片仮名、ローマ字に比べると種類が多いです。

4番👉助詞などの機能語は平仮名で表記します。

したがって正解は、4番

 

令和2-Ⅰ問題1-(6)

異字同訓についての問題です。仲間外れはどれ?

1番👉「切る」「斬る」・・

2番👉「興す」「起こす」・・

3番👉「採る」「取る」・・

4番👉「収める」「修める」・・

5番👉「届く」・・・同じ読み方のものはないです。。

したがって正解は、5番

 

令和2-Ⅲ問題7-問1

漢字の授業における指導上の注意点はなんでしょう?

 

1番👉漢字の筆順は板書よりも資料もあった方が分かりやすいですね。

2番👉漢字の導入に限らず、学習者のニーズは最優先です!

3番👉漢字の字形は板書やカードで示して、読みは音声で・・・?別々にってことでしょうか?板書しながら読み上げるほうがいいと思います。

4番👉送り仮名のある漢字は送り仮名と一緒に書かせたほうがいいですね。

したがって正解は、4番

 

令和2-Ⅲ問題7-問2

漢字系学習者の学習上の問題とは?(当てはまらないものを問われています)

1番👉漢字から文章の意味が推測できて・・・確かに文法の学習がおろそかになりそう。

2番👉母語の漢字知識に頼って、意味解釈を勘違いしそうですね。

3番👉個々の漢字を記号のように記憶・・・するのは漢字系学習者以外だと思います。

4番👉母語の漢字と日本語の漢字では字形上に違いがあり、書く際に間違えそう。

したがって正解は、3番

 

令和2-Ⅲ問題7-問4

漢字の字形についての問題です。字形が同一かどうか識別するための練習としてベストなのは?

名・名・名・各・名・名・・・

見・見・見・貝・見・見・・・

ぱっと見確かにどれも同じに見える!w・・・字形が似ている漢字を並べるこの問題は同一の字形を識別する練習としてはいいですね。

よって正解は、4番

漢字を使う学習者はしっかり見ればちゃんと違いが分かるけど・・・非漢字圏の学習者にとっては、漢字=記号に見えてしまうだろうし、「見」「貝」なんて同じに見えてしまいそう。。

 

 

文字と表記に関しては出題数が多いです!しっかり押さえておきましょう。

 

 

最後に・今日のひとコマ

 

 

 

那覇・のうれんプラザ『丸吉塩せんべい』

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最近初めて購入した、ここのおせんべい。

せんべいにに・・・はねにもなれなかった・・・天使のはねシリーズの梅味。かるーい食感でとっても美味しかったです。

おやつにもおつまみにもぴったり🌟あっという間に一袋完食(笑)

 

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございます🌊

それではまた明日!

Cảm ơn mọi người đã luôn đọc hết.  Hẹn gặp lại ngày mai!

 

2021年9月