Chào mọi người!
サワディチャオ🐘ソムタム娘です。
皆さまお正月いかがお過ごしでしょうか?
日本のお正月休みは昨日までという感じでしょうか。
バンコクも元旦昨日ともにお正月らしく人通り(特に車)も少なかったです。
そして年越しもすごかったです!
さすがバンコク!という感じで街中で上がる花火の数にビックリでした。
感動!!!
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さて今日は久しぶりにタイ語の勉強です。
地味に継続していますよー。
そして毎日小さな疑問も生まれたりします・・・解決に至るものもあればそうでないものも(^^;
今日はそんなお話です。
文末に置く丁寧語の『ค่ะ(khâ)と คะ(khá)』(女性の場合)
タイ語を勉強している方ならおそらくどなたでも知っているであろう文末に置く丁寧語です。
日本語に訳すと「です」「ます」が適当でしょうか。
一般的にに『 ค่ะ(khâ)』は平叙文に用いられ、『คะ(khá)』は疑問文に用いられます。
それぞれの違いは声調(声調記号)ですね。
ค่ะ(khâ)の場合・平叙文
『ค่ะ(khâ)』の「ค」は低子音字なので声調記号の「๐่ 」(ไม้เอก)が付く場合「下声(第3声調)」(タイ語では「เสียงโท」)になります。
平叙文なので日本語のように語尾は下降して終わります。
声調についてはこちらから。
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คะ(khá)の場合・疑問文
『 คะ(khá)』の「ค」も同じく低子音字なのですが声調記号が疑問文の場合には付きません。
ということは声調は・・・「平声」。。。ではないことに注意!
母音を見てください。
低子音字の母音が短母音の場合「高声(第4声調)」(タイ語では「เสียงตรี」)になります。
日本語の疑問文と同じように語尾は上がり調子になりますね。
短母音符号で終わる場合の声調
短母音符号(๐ะ、๐ิ、๐ื、๐ุ、เ๐ะ、แ๐ะ、โ๐ะ、เ๐าะ、เ๐อะ、เ๐ียะ、เ๐ือะ、๐ัวะ) で終わる場合、その後ろには末子音字が付きません。
文字上は短母音符号の表記で終わっているように見えますが、短母音は韻表記上は「声門閉鎖音」を伴います。
音声記号では「ʔ」で表記し、声門破裂音とも言います。
これは音には現れないものですが、停止韻節を作る破裂音( -k, -t, -p,)の末子音と同様の扱いになります。
そのため声門閉鎖音(声門破裂音)は音韻論的には存在するため声調決定の条件の1つになるという訳です。
しかし実際の会話ではそれが脱落して声調も平声に近くなることが多いようです。
因みに「คะ」を「音声表記」で表すと「khaʔ」になります。
停止韻についてはこちら。
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ค่ะ(khâ)は短母音で終わるのに声調記号がつくのはなぜ??
本来一般的には停止韻節には声調記号は付かない・・・と思っていたのですが、ค่ะ(khâ)は短母音で終わっているのにも関わらず声調記号が付いてますね(^^;
これは・・・現段階の勉強ではまだ分かりません!
ゴメンナサイ。
もし解明できたら加筆したいと思います。。
(分かる方がいたらコメントで教えていただけると嬉しいです!)
平叙文だけど・・・文末の「ค่ะ」の前に「นะ」が付いた場合
平叙文では丁寧語の場合は語尾にค่ะ(khâ)を用いると先述しました。
さてさてここからが本題です。
今回気になったのが「นะ」が前に付いたときの場合。
先日、タイ人の知り合いとメッセージのやり取りをしている時に、親しみを込めた意味合いのありがとうという感じで「ขอบคุณนะค่ะ」と送ったんです。
そうするとこの文末の表記が間違っていると指摘が。
え??どうして?となったワケなんです。
「นะ」の使い方
因みにこの「นะ」という言葉は文末に用いるもので、日本語でいう終助詞の役割を果たしています。
日本語に訳すとおそらく「~よ」「~ね」みたいな感じで親しみを込めたニュアンスになります。
日本語の終助詞についてはこちら。
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「早く来てね~」(มาเร็วๆ้นะ)の「ね~」みたいな感じです。
「นะ」についてはまだ未学習の分野なので何とも言えませんが、もっと色んな意味合いのニュアンスもあると思います。(勉強不足です)
さてここで、
「食べられますよ~」の場合について。
この文は一応「ます」が入っているので丁寧語になります。
平叙文ではありながらも終助詞付くことにより、話者の気持ちが含まれています。
断定している感じではないですね。そのため日本語の「ます」のイントネーションも少し上がり気味になる気がします。
私的・・結論・「นะคะ」の使い方
「食べられますよ~」をタイ語で書くと「กินได้นะคะ」。
คะの部分も疑問文(話者の気持ちが含まれている)と同様に คะ(khá)と上がり調子になるという訳です。
耳で聞くと分かりやすいと思います。
それが表記上にも反映しているということなんですね!
これがもしタイ語の場合、断定のニュアンスのค่ะ(khâ)で発声すると・・・確かになんだか違和感がありそうな気がします。
という訳で私の結論。
疑問文ではない平叙文であっても、終助詞的要素を持った「นะ」が付くことによってよって文末の「ค่ะ(khâ)」の声調は疑問文と同じように上がり調子の 「คะ(khá)」に変化し、それが表記上にも反映する!
「食べられます」と「食べられますよ」のニュアンスの違い
さてもう少しつっこんでみます。
「食べられます」(กินได้ค่ะ)と「食べられますよ」(กินได้นะคะ)のニュアンスの違い。
いかがでしょうか?
同じ丁寧語でありつつも断定調子の 「ค่ะ(khâ)」よりも「นะคะ(nákhá)」の方が丁寧かつ優しいニュアンスだと思いませんか?
日本語で発声しても同様ですよね。
もし「食べられますか?」って聞いたときに、「食べられます」って言われるよりも「食べられますよ」って言われたほうがなんだか好感を持ちませんか?
終助詞による効果です。
・・・なんだか話が脱線してしまいました(^^;
日本語の場合は声調という概念はありませんがプロミネンスやイントネーションがあります。
これは文字上の表記で表すことはありませんが、タイ語では声調が変わる際にはそれを声調記号によって表します。
それがここでも影響しているんですね。
まだ未学習のことが多いタイ語ですがきっとこういう法則ってこのあとどんどん出てくるような気がします。
こういう場合はこう。みたいな。
面白いなーと思いました。
ではでは今日はこれくらいで。
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本日も最後までお読みいただきありがとうございます🐘
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