【言語と心理】学習者の要因『ビリーフ』『適性処遇相互作用』

Chào buổi sáng mọi người! はいさい🌺ソムタム娘です。

Hôm nay cũng chùng mình cùng cố gắng học tiếng Nhật nào!!   今日も日本語の勉強を頑張りましょう!📚

 

妹には1歳になる子どもがいるのですが、まだ単語のようは言葉は話さないようです。宇宙語を話すみたいですよ(笑)ただ、妹が話しかけることは理解できている反応をするらしいんですよね。動画もよく送ってくれるのですが、それを見ても確かにそんな感じがします。

ちょっと言葉を話し始めるのが遅い?のを心配しています。妹的にはこのコロナ過のせいで他人と触れ合う機会が少ないからなんじゃないかと推測しています。

(でもチョムスキーの言語生得説で考えれば影響ない?)

 

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やはり第一言語母語)を習得するときの周りの環境も大切だってことですよね。

でも妹は大量のインプットを与えているはずなので心配はないと思ってます(^^♪ それにしても興味深いです~。

 

今日は昨日に続き学習者の要因のひとつ、「ビリーフ」についての勉強です。

 

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ビリーフとは

ビリーフとは日本語にすると「信念」「確信」「思い込み」という意味にあたります。ただその用語や定義は様々なようです。

第二言語習得に関していえば、教師や学習者が言語学習に対して、「どのようにすれば言語を習得できるようになるか」という考え方のことを指します。

教師側のビリーフと学習者側のビリーフがそれぞれ存在しますが、両者のビリーフが一致していると学習効果が高まると考えられています。

 

 

ビリーフの特徴

①学習者が本来持っている静的な面と、社会との関係性に左右される動的な面がある。

②他者からの影響を受け変化する。

③学習者の持つビリーフが必ずしも正しいとは限らない。(必ず学習効果が得られるというわけではない)

④学習の成立過程や動機付けなどに関係している。

⑤ビリーフ自体、学習者や教師の精神的、情意的な部分からくるものであるため定義することが難しい。

⑥ビリーフは学習ストラテジーに影響を与える。

 

学習ストラテジーについてはこちら。

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学習者のビリーフと教師のビリーフの関係

ビリーフとは個人それぞれが持つものであるため、学習者のビリーフと教師のビリーフが一致する場合もあればそうでない場合もあります。

例えば、教師が言語学習には正確さより運用が大切だと考えて、大きな誤りでなければすぐには訂正しないという考え方(ビリーフ)なのに対し、学習者が言語規則を正しく使用することを重視し、誤りはすぐに訂正してほしいと考えていたら・・・

おそらくお互いのビリーフが一致しないことにより、教師は教えにくさを感じ、学習者は学びにくさを感じることによって学習効果は下がると考えられます。

反対にビリーフが一致していれば、双方満足することができて学習者の習得も進むと考えられます。

そのため学習者自身、教師自身が自らのビリーフを知り、自らの学習に対する姿勢や教授に対する姿勢を見直すことも大切になってきます。

 

常に自分自身を客観的に観察し(メタ認知)改善しながら学習に取り組む姿勢が大切なんですね!

 

 

適性処遇相互作用

適性とは学習者の特性のことです。どんな勉強方法が適しているのか、、、学習者の持つ性格、態度、学習の動機、認知スタイルや上に書いたビリーフもきっと関わってきますね。

処遇とは教師の指導法、学習方法や時間などの操作可能な学習条件のことを指します。

学習成果が適性と処遇が組み合わせによって効果として現れることを「適性処遇交互作用」ATI)と言います。

そしてこの組み合わせが合うことで学習効果が高まると考えられているのです。

 

ATI=Aptitude Treatment Interaction

 

 

 

過去問・「ビリーフ」「適性処遇交互作用」について出題されたもの

 

 

ビリーフについて。。

平成27-Ⅰ問題10-問3

ビリーフに関する問題です。(不適当なものを問われています)

1番👉自分のビリーフに沿った方法で学んでも効率悪い場合もあります。ビリーフとはその人自身の信念のことなので、それが間違っている場合もあります。

2番👉学習者、教師双方のビリーフは経験を通して変化していきます。

3番👉学習者自身のビリーフは学習ストラテジーにも影響します。

4番👉学習者のビリーフは実際の学習行動とは必ずしも一致しないです。環境にも左右されたりします。

したがって正解は、1番

 

令和1-Ⅰ問題10-問4

1番👉固定化されたイメージは、ステレオタイプのことです。

2番👉相互の信頼関係は、心理学用語でラポールのことです。

3番👉言語学習の個人的な見解は、ビリーフのことです。

4番👉習慣的に使う情報処理の方法は、認知スタイルのことです。

よって正解は、3番

 

令和2-Ⅲ問題11-問3

学習者のビリーフとは?(不適当なものを問われています)

1番👉学習者のビリーフの変化と学習スキルの習熟度には密接な関係があります。

2番👉母国の教育システムが好みの人もいればそうではない人もいるはず。。。好みに影響しますね。

3番👉授業活動の影響は受けると思います。

4番👉ビリーフと学習行動が合致しないことはもちろんあります。母語話者と直接コミュニケーションをとって学びたいと考えていても、実際に身近にいなければ無理です。

よって正解は、3番

 

 

適性処遇相互作用について。。

平成27-Ⅰ問題10-問4

適性処遇交互作用とはどういうものでしょうか?

正解は、3番。学習者の特性と教師の指導法の組み合わせにより・・・教授効果に差が出ます。

4番の選択肢は・・・ひっかけですか?

学習者と教師のそれぞれの特性の組み合わせ・・・ではないです!教師側の特性は関係ありません。

 

平成30-Ⅰ問題9-問1

上と同様・・・適性処遇交互作用とはどういうものでしょうか?

正解は、3番。学習者の適性に合った教授法で・・・より高い指導効果が期待できます。

またまた4番の選択肢はひっかけですか・・?

学習者の習得状況にあった指導を行うと・・・適性を高める効果が期待できる。。それっぽい選択肢なので注意ですね(;^_^

組み合わせで覚えましょう!学習者の適性&教師の指導方法・・操作可能な学習条件です。

適性処遇交互作用については赤本には載ってませんが必須です。

 

 

 

最後に・今日のひとコマ

 

 

Orion・沖縄県産かーぶちー果汁使用「香りのサザンスター」

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最近発売されたOrion・サザンスターの新作です。最近流行りの?柑橘系果物とのコラボです。それも今回は沖縄県産のみかん「かーぶちー」。

見た目はシークワーサーのようだけど、そのまま食べれてシークワーサーほど酸っぱくありません。

シークワーサー同様、、、ビールにピッタリな組み合わせ!🍺程よい苦みと柑橘の爽やかさがイイ感じです。

 

すでにリピート中~☆これはまた飲みたくなる感じです。

 

サザンスターは季節ごとに色んな種類が発売されています。

www.watashinoarukikata-diary.com

www.watashinoarukikata-diary.com

ついつい試してみたくなってしまいますね(笑)

 

 

www.orionbeer.co.jp

 

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございます🌊

それではまた明日!

Cảm ơn mọi người đã luôn đọc hết.  Hẹn gặp lại ngày mai!

 

2021年9月