【言語と教育】言語教育・訂正とフィードバック方法『リキャスト』『プロンプト』『明示的フィードバック・暗示的フィードバック』

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Chào buổi sáng mọi người! はいさい🌺ソムタム娘です。

Hôm nay cũng chùng mình cùng cố gắng học tiếng Nhật nào!!  📚

今日も日本語の勉強を頑張りましょう!

 

 

嬉しいお知らせです!

なんと10月末に妹が姪っ子と沖縄に遊びに来るそうです(*'ω'*) 女子2人旅だそうです。

私が沖縄離れる前に・・・という訳ではないのですが。

先日実家岩手に帰って、気仙沼や小岩農場に行ったときに、

「今のうちに🌻ちゃんに色んな経験をさせてあげたい!」思ったそうです。

親心ですね。。。

なんだかじーんときてしまいました。

 

そして私も楽しみです!!!

 

結婚もしてない&子どももいない私が言うのもあれですが・・・やっぱり子どもができると、人として成長というか、大人になるんですかね。

守るものがあるって、、、人を強くします。

 

今日は嬉しくて前置きが長くなってしまいました(^^;)

 

ついつい沖縄情報を教えたくて・・・妹とのやり取りに気をとられがちですが、、今は勉強に集中!!!でも旅行前のあの計画立てて妄想するワクワク感・・・たまらないですよね~(笑)そんな私も・・・福岡で宿泊するホテルをアゴダの地図とにらめっこしながら楽しんでたり💦

 

 

今日はちょっと【言語一般】の文法からは離れて・・・気分転換に【言語と教育】の勉強をしていきます!

 

 

「誤用」とは

誤用とは、外国語学習者が母語の干渉」などから起こすものとし、以前は排除されるべきものとして扱われてきました。

そのため全ての誤りは訂正されるべきだとされ、「誤用訂正」という言葉が使われていました。

しかし学習者は目標言語に向かって、間違えながら言語を習得していきます。不完全でありながらもその誤りは規則性(過剰般化など)を持ち、一連の段階を経て目標言語に向かって変化していくと考えられています。

そのため、現在では誤りは習得のプロセスであり、必然であると考えられるようになりました。

この目標言語に向かって変化する過程の「中間言語」をどう発達させるかという観点から訂正フィードバックの方法が考えられるようになってきています。

 

誤用と中間言語についてはこちら。

nihongo-tiengnhat.watashinoarukikata-diary.com

 

訂正フィードバックの種類

訂正フィードバックにはさまざまな方法があり、大きく分けると教師から正用を示す「インプット誘発型」学習者に訂正を促す「アウトプット促進型」があります。またこのどちらにも「明示的」な方法と「暗示的」な方法があります。

明示的フィードバックは、学習者の誤用をはっきりと示すタイプのフィードバックで、暗示的フィードバックは、なるべく会話の流れを保ったまま自然な応答を続けながら訂正を促すタイプのフィードバックです。

 

 

学習者の誤用例、「これは、おいしいのりんごです。」に対してのそれぞれのフィードバック方法をみていきましょう。

 

インプット誘発型

インプット誘発型は、学習者に正用を与えるタイプです。明示的な「明示的訂正」と、暗示的な「リキャスト」「理解確認」の種類があります。

 

明示的訂正(明示的)

「これは、おいしいりんごです、が正しいです。」「おいしいは、イ形容詞なので『の』はいりませんよ。」というように間違いがあることを指摘して、正しい言い方をはっきりと提示します。

 

リキャスト(暗示的)

「そうですか、おしいいりんごですか。」のように、話の流れを切らずにさりげなく間違っている箇所のみを正しく言い直して訂正する方法です。

特に内容を重視した、コミュニケーションに重点を置いた授業で使用されます。

 

理解確認(暗示的)

「おいしいは、イ形容詞なので『おいしいりんご』です、名詞の前に『の』は必要ですか?」というように、学習者に対して、その発話が正しいかどうか理解確認する方法です。

 

 

アウトプット促進型(プロンプト)

アウトプット促進型は、学習者にアウトプットの自己修正を促す方法でプロンプトとも呼ばれています。

明示的な「メタ言語的フィードバック」「誘導・引き出し」暗示的な「明確化要求」「繰り返し・反復」があります。

 

メタ言語フィードバック(明示的)

「『おいしい』はイ形容詞なので『の』は必要ないですよ」というように文法を説明したりすることで間違っていることを教え、学習者に自己修正を促します。

 

誘導・引き出し(明示的)

「おいしい・・・」というように途中まで文を与えるなどして、学習者に正しい言い方を促す方法です。

 

明確化要求(暗示的)

「よく分からなかったので、もう一度言ってもらえますか?」というように、学習者の言っていることが理解できなかったことを伝え言い直しを求め、間違いに気づかせ自己修正を促す方法です。

 

繰り返し・反復(暗示的)

「おいしいのりんごですか?」のように、間違っている部分をそのまま繰り返し間違えに気づかせ、自己修正を促す方法です。

 

 

 

日本語教育能力検定試験・過去問】「リキャスト」「プロンプト」について出題されたもの

 

平成28-Ⅰ問題10-問2

「リキャスト」についての問題です。

1番👉誤りの後に訂正👉明示的訂正。

2番👉誤りの後に会話の流れを保ちつつ正用を提示👉リキャスト。

3番👉誤りの後に間違えた個所を繰り返し自己修正を促す👉繰り返し(プロンプト)。

4番👉誤りの後に聞き返し自己修正を促す👉明確化要求(プロンプト)。

したがって正解は、2番

 

平成30-Ⅰ問題4-問5

フィードバックの問題です。学習者に言い直し(プロンプト)を求めるフィードバックはどれ?

正解は、2番

アウトプット促進型の明確化要求のことです。

 

平成30-Ⅲ問題11-問4

プロンプトについての問題です。

1番👉間違いを指摘し正しく言い直して提示するのは「明示的訂正」

2番👉さりげなく間違いを正しく言い直すのは「リキャスト」

3番👉さりげなく間違いを正しく言い直すのは「リキャスト」

4番👉文法などを説明し修正を促すのは「メタ言語フィードバック(プロンプト)」

したがって正解は、4番

 

令和1-Ⅲ問題11-問2

リキャストについての問題です。

1番👉繰り返して訂正を促すのは「繰り返し(プロンプト)」

2番👉言い直しを求めるのは「明確化要求(プロンプト)」

3番👉正しい文を途中まで示すのは「誘導(プロンプト)」

4番👉さりげなく正しい文を伝えるのは「リキャスト」

したがって正解は、4番

 

令和2-Ⅲ問題10-問2

プロンプトについての問題です。

1番👉正しい言い方を示すのはインプット誘発型。

2番👉プロンプトは正しい言い方を学習者に促し、そこで学習者が自己修正できることによって、その効果が出ます。

3番👉現在の言語能力を超えた誤りに効果的・・・ではないです。学習していないものは自己修正できません。

4番👉既習であっても正しく使えない項目に対して、プロンプトは効果的ですね!

したがって正解は、4番

 

 

 

最後に・今日のひとコマ

 

 

 

那覇・あっぷるタウン「海産物料理・市」

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実はここ最近、毎週日曜日のランチで来ています♪

沖縄の新鮮な海鮮がいただけます!

 

先週は海鮮丼でした🐟

海鮮丼とあら煮を交互に注文しています(笑)

沖縄産のもずく&サラダもいっぱい食べれて大満足です。

 

まーさん&ごちそうさまでした!

 

www.watashinoarukikata-diary.com

 

 

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございます🌊

それではまた明日!

Cảm ơn mọi người đã luôn đọc hết.  Hẹn gặp lại ngày mai!

 

2021年10月