【言語と教育】評価『テストの種類』『ポートフォリオ評価』『ルーブリック』

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Chào buổi sáng mọi người! はいさい🌺ソムタム娘です。

Hôm nay cũng chùng mình cùng cố gắng học tiếng Nhật nào!!  📚

今日も日本語の勉強を頑張りましょう!

 

 

 

今日はこれから糸満市の海・大度浜海岸へ行ってきます!🚴

試験まで・・・あと約一週間というところですが、勉強の進捗状況はまったく順調ではありません泣

ただ海へ行けるのも今年最後・・・そして沖縄離れる前の最後の機会になりそうです。という訳で今は海🌊を優先します。

まぁこの一日が試験を左右するくらいだったら、私の今の実力もその程度ってことですね(^^;  (👈言い訳!!)

 

8月4日から続けてきたこのブログ更新も試験までストップします。(一応)

この後はリスニングと筆記の方に重点を置いて勉強進めていこうと思います。

たまに更新はするかも?

 

ではでは今日も教育の分野を勉強していきましょう~。

 

 

 

 

評価とは

評価とは、教育の実践とセットで捉えるものとされています。

評価を行うことによって、カリキュラムや授業の問題点を見つけることが可能になります。

また、その評価方法も目的や状況に合わせさまざまな種類があります。

テストによる評価やテストを用いない評価、統計学的な分析手法などもあります。

 

評価の分類と方法

評価の目的は、教授活動をより効果的に行うことです。

フィードバックにより、今後の指針となる貴重な情報源にしなければなりません。

評価関連用語として、3つの用語が使われています。

①テスティング:試験

試験をおこなうことです。

②アセスメント:査定

試験、インタビュー、アンケート等によって、評価のためのデータを集めることです。

エバリュエーション:評価

アセスメントによって得られたデータを教育目標と照らしあわせ、その教育の成果を評定し、その後の方策を打ち出すことです。

 

性格による評価の分類

認定評価

学習者の能力や進歩が基準に達しているのかを測定するものです。

例:日本語能力試験OPI

 

測定評価

各段階の到達目標の達成度を評価するものです。

例:中間テスト、単元テスト・定期テスト

 

選別評価(選抜的評価)

学習機関に受け入れるか否かを選別するものです。

例:入学試験

 

熟達度評価

現時点の言語能力の熟達度(どれくらいできるか)を測るものです。

クラス分けに用いたりします。

例:プレースメントテスト

 

 

実施時期による評価の分類

診断的評価

コース開始前に実施します。

例:レベルチェックテスト、プレースメントテスト

 

形成的評価

コース開始後、学習の進行に応じて随時実施します。

例:小テスト、単元テスト

 

総括的評価

学期終了・コース終了時に実施します。

例:期末テスト

 

外在的評価

学習機関外で任意の時期に実施します。

例:日本語能力試験日本留学試験

 

 

③評価方法

成績の評価方法です。

相対評価

同一集団内での評価・位置づけを行う評価です。

 

絶対評価

学習目標の達成度を一定の基準に照らして判断する評価です。

到達目標を基準とする評価としての「到達度評価」と、個人の特性を評価することを目標に進歩の有無や得意不得意を捉える評価として「個人内評価」があります。

 

評価の方法はそれぞれ特性があり、相対評価は客観的で納得されやすい反面、個人の進歩が評価されにくいです。一方で、絶対評価は個人の努力などは評価されて学習の動機付けにも有効ではあるものの、評価の判断基準が適切に設定されていないと、教師の主観に左右される恐れがあります。

それぞれの特性を把握しどの方法を使うか見極めが重要です。

 

 

テストの種類

言語能力の測定と評価の方法として最も一般的に広く用いられているのが、言語テストです。

言語テストの種類を用途別、実施目的・結果の解釈別、採点方法別に分けていきます。

 

 

テストの種類(用途別)

用途別の分類です。

 

適性テスト

受験者の言語学習に対する適性を測るためのテストです。

言語的知性、音韻的能力、分析能力、音声と文字を一致させる力、文法に対する敏感さ、機械的な記憶力、機能的に理解する力などを測ります。

 

プレースメント・テスト(組分けテスト)

現時点の言語力の実力を測り適切なクラスへ配属させるためのテストです。

 

アチーブメント・テスト(到達度テスト)

一定期間における学習の到達状況を見るためのテストです。

 

プロフィシエンシー・テスト(熟達度テスト)

受験者の実力を認定基準に照らし、どのレベルかを測るためのテストです。

 

 

テストの種類(実施目的・結果の解釈別)

実施目的・結果の解釈別の分類です。

 

集団基準準拠テスト

ある受験者が他の受験者の得点と比較してどうだったか、受験集団における個人の相対的な位置付けを明らかにできるテストです。

相対評価に結び付きます。

 

目標基準準拠テスト

ある受験者のできること(Can-do)や、能力の伸びを明らかにするテストです。

絶対評価に結び付きます。

 

 

テストの種類(採点方法別)

採点方法別の分類です。

 

客観テスト

正答が1つしかなく、コンピュータでも採点ができるテストです。

用意されている選択肢の中から正答を選ぶ再認形式と、受験者が自分で回答を書き込む再生形式の2種類があります。

再認形式には、空欄に語を記入する「クローズ・テスト」、長文を読ませた後に答えの真偽を問う「真偽法」、3択以上の選択肢の中から正答を選ばせる「多肢選択法」など、その他にもさまざまな種類があります。

 

主観テスト

特に決まった正答がなく、採点者が採点基準に基づき採点するテストです。

作文、小論文、ロールプレイ、スピーチ、プレゼンテーションなどあります。

主観テストの採点方法には、パフォーマンスを総合的に判断する総合的測定法と、「発音」「文法」「流暢さ」というように評価項目を要素に分けて採点し、その統計を出す分析的測定法があります。

 

 

 

ポートフォリオルーブリック

テストによらない評価方法には、ポートフォリオ評価があります。

ポートフォリオ評価は、数値化しにくいパフォーマンス課題(スピーチ、ロールプレイ、作文、レポート、プロジェクトワークなど)に関するデータをファイル(ポートフォリオ)に保存し、学習者本人と教師が共同で評価するものです。

ポートフォリオの目的は、資料を基に学習者自身が内省し、自己評価を行うことでメタ認知能力を育成し、継続的な自立学習を促進することです。

ポートフォリオを評価する方法として近年はルーブリックが用いられています。

ルーブリックとは評価の(基準+規準)のことでで、マトリックスの形で提示されることが多いです。

学習目標の到達度を判断することを目的とし、縦軸に学習項目である「評価の観点(規準)」、横軸に「評価点」を示しそれぞれの下に観点の尺度を数段階に分けて文章で示した「評価の基準」から構成された評価ツールです。

パフォーマンス課題のように、リアルな状況で知識・スキルを活用しながら取り組む課題については、パフォーマンスの質を判断する基準が評価者によって異なりやすいという問題もあります。

しかしルーブリックを用いると、評価者による評価の偏りを少なくし、「できる/できない」の二分ではなく、複数の水準(レベル)を設けた評価基準によって「どの程度できるか」という段階的な評価が可能になります。

また、ルーブリックを活用することで教師と学習者が目的や到達レベルを共有して取り組むことで、授業活動がより活性化することも期待できます。

 

 

 

日本語教育能力検定試験・過去問】・「「ポートフォリオ」「ルーブリック」

 

平成27-Ⅰ問題6-問2

教育活動について、コース実施実施後に行うテストについての問題です。

コースの改善のために行うテストはどれ?

1番👉プレースメントテストはクラス分けに用いります。

2番👉クローズ・テストは穴埋め式のテストです。

3番👉到達度テストは、学習者の一定期間の学習状況の到達度をみるテストです。

4番👉言語学習適性テストは、言語の適性を測るテストです。

したがって正解は、3番

学習者の到達度を確認すればコース改善ができますね!

 

平成27-Ⅰ問題7-問5

ポートフォリオについての問題です。活用する利点とは?不適当なものを問われています。

正解は、1番

結果より過程重視です!詳しくは上記参照。

 

平成28-Ⅰ問題6-問4

クローズ・テストについての問題です。

正解は、3番

空欄を埋めるのがクローズ・テストです!

 

平成28-Ⅰ問題7-問1

コースの途中でコース改善を目的として行う評価はどれ?

正解は、4番

形成的評価のことです。詳しくは上記参照。

 

平成28-Ⅰ問題7-問2

集団基準準拠テストに関する問題です。不適当なものを問われています。

正解は、1番

個人の到達度を測るのは目標基準準拠テストです。詳しくは上記参照。

 

平成28-Ⅲ問題7-問1

ルーブリックについての問題です。

正解は、4番

選択肢1に惑わされました・・・言語能力のレベルを測るものではないですね。

詳しくは上記参照。

 

平成30-Ⅰ問題5-問1

熟達度評価に用いられるテストはどれ?

正解は、2番

プレースメントテストです!

 

令和1-Ⅲ問題7-問2

ルーブリックに関する問題です。

正解は、1番

パフォーマンスの質の評価に向いています!

選択肢2番の、項目ごとに到達度を評価できる・・・これは合ってますが、大規模な客観テストに向いているとは言えません。

 

令和2-Ⅲ問題7-問5

形成的評価に関する問題です。

正解は、2番

形成的評価は、コース期間中のテスト結果を基に、指導方法の改善をはかるために行います。

 

令和2-Ⅲ問題8-問5

ポートフォリオに関する問題です。

正解は、2番

学習過程の記録を残し、学習を振り返ることです!過程が大事。

 

 

 

 

最後に・今日のひとコマ

 

 

Orion・41BEER(首里

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Orion🍻ビールから新商品のクラフトビールが発売されていました。

その名も「41ビール」。

2年前火災にあった首里城の復興を願って・・・

首里王朝のハチミツを使用しているんだそうです!ほんのり?感じる気がします♪ コクがあって美味しかったです。

ネーミングは、首里=すい=41からきているようです。

 

南のビールと一緒に北の・・・北海道限定のビールも🍺 こちらはドライ!

 

www.watashinoarukikata-diary.com

 

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本日も最後までお読みいただきありがとうございます🌊

それではまた明日!

Cảm ơn mọi người đã luôn đọc hết.  Hẹn gặp lại ngày mai!

 

2021年10月