【言語と教育】言語教育・言語運用指導『プロセス・アプローチ』『ディクトグロス』『スキャニング』『スキミング』『ジグソー・リーディング』『ピア・レスポンス』『プライミング効果』

Chào buổi sáng mọi người! はいさい🌺ソムタム娘です。

Hôm nay cũng chùng mình cùng cố gắng học tiếng Nhật nào!!  📚

今日も日本語の勉強を頑張りましょう!

 

 

 

最近肌荒れが・・・マスクのせいでしょうか?特に頬のあたりのニキビ(って言わない?w)や乾燥が気になります( ノД`)

実は最近、顔を洗うのに石鹸を使わないようにしています。水のみです(笑)

こんなことができるのも・・・ファンデーションなどの化粧をしていないからです。

数か月前におでこのニキビが気になって、洗浄のし過ぎかと思い止めたらかなり改善されたんですよね(あくまで個人的感覚)

タイの石鹸を使い出してから、肌の調子も好調だったのですが・・・在庫が無くなって今は日本の石鹸です。

早くタイの石鹸が欲しい~~。

 

はい!

今日は実践的な教育についての内容です。

 

 

 

 

4技能別の言語指導・重要語句・まとめ

ここでは言語指導を実際に行う際に用いる、具体的な指導法や活動方法をみていきたいと思います。

過去問にも実践的な問題としてかなり出題度が高い項目です。

それぞれのワードと意味をしっかりおさえておく必要があります。

「話す」「書く」「聞く」「読む」の4技能別に確認していきましょう。

 

 

「話す」技能指導

話す技能の指導では、1人で話すことを基本とする独話と、複数人で話す対話に大きく分けられます。

 

独話活動

・スピーチ

・プレゼンテーション

ストーリー・テリング

 

対話活動

・ロールプレイ

・ディスカッション

ディベート

 

 

「書く」技能指導

 

初級レベルに対しての指導法

 

制限作文アプローチ

特定の言語項目を使用して作文をする方法です。書くことよりも言語知識の習得のために行われることが多いです。

言語形式の正確さを重視したオーディオ・リンガル・メソッドの考え方を取り入れた指導法です。

 

ガイデッド・ライティング/ガイデッド・コンポジション

教師が与えた質問に対する答えを文で書いていき、その答えの部分だけをつなぎ合わせることでまとまった文章に仕上げていく方法です。

 

 

中級レベルに対しての指導法

ある程度基礎的な学習は終えているため、小論文、要約、レポート、ノートテイキング、手紙やメールなどを指導していきます。

 

プロセス・アプローチ

文章を書くことを思考の循環的なプロセスであるとして、文章を推敲する過程(書く過程)を重視して、何度も書き直しをする方法です。

フラワーとヘイズのライティングプロセスの認知モデルを理論の基盤としています。「構想」「文章化」「推敲」3つの段階を行ったり戻ったりを繰り返しながら、改善しよりよい文章を再構築していくことを目的としています。

ライティングプロセスの認知モデル:

1980年代に、フラワーとヘイズによって提唱されました。

ライティングにおける思考過程の研究には、書き手の思考内容を発話させて分析する思考発話プロトコル分析が用いられています。

それまでは、構想・文章化・推敲は独立した段階をそれぞれ終えてから次に進んでいくとされていましたが、この研究によって3つの段階は行き来していることが解明されました。

3つのそれぞれの段階で、その過程が適切に行われいるかを書き手がモニターする仕組みがあり、このモニターには長期記憶とワーキングメモリが関係しているとされています。長期記憶から書くことに必要な情報を取り出し、モニターに役立て、ワーキングメモリにはこれまでに書いた内容が記憶されています。

 

 

パラグラフ・ライティング

読み手にとっての分かりやすさを重視し、文章の構成や形式を一定のルールに沿って書く方法です。

 

ピア・レスポンス/ピア推敲

協働学習の観点から、学習者がペア、あるいはグループでお互いの作文を読み合い、良いところや直したほうがいいところを伝え、文章の内容や形式の両面にフィードバックを行うことで、文章の改善を図る活動です。(学習者同士のの言語能力レベルは同じくらいにするのがベストです)

スキル向上と、学習活動を通して仲間と社会的関係を築くことも目的としています。

ピア・ラーニングの一種です。

 

学習者によっては、レポートや論文などの学術的な文章(アカデミック・ライティング)を書くことが必要になってくる場合もあります。その場合は、適切な語彙や表現、構成等の指導も必要になってきます。

 

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その他にも覚えておきたい用語。

新旧レトリックアプローチ

新旧レトリックアプローチとは、作文指導のひとつです。

談話や文体にある特有のパターン、段落の理論的構造や機能などの文章構造のパターンを提示して、それに従って書かせる方法です。

制限作文アプローチは語彙や文法などの文レベルを重視した指導法でしたが、新旧レトリックアプローチはそれよりも大きい談話レベルに重点を置いた指導方です。

 

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「聞く」技能指導

聞く技能の指導には、CDやDVD、教師の発話、インターネットなどさまざまなものが活用されます。

聴解のプロセスには、言語知識を手がかりにして理解を進めるボトムアップ処理と、背景知識や文脈・場面・挿絵などを手がかりに予測や推測をして仮説検証をする聞き方のトップダウン処理があります。

これら両者を組み合わせて両者を相互に交流させることによって、「聞く」過程が作られていき、このことを相互交流モデル(補償モデル)と言います。

 

詳しくはこちら。

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ディクトグロス

音声を通じて日本語を統合的に練習する活動です。

①まずまとまりのある内容を持つ短めの文章を、教師が数回音読している間に、学習者はキーワードのメモを取ります。教師の音読はナチュラルスピードで行われます。

②その後、学習者が個別に、または他の学習者と協働して、元の文章と同等の内容・構成になるよう文章を復元していきます。

復元する際に、うまく話せない学習者には母語使用を認めます。

4技能を組み合わせて、個人学習と協働してピア・ラーニングも行える活動です。

 

ディクトコンボ

学習者に文の一部をディクテーション(書き取り)をさせ、その後続きを考えて書く活動です。

 

 

 

「読む」技能指導

読む作業、読解も聴解と同じように、トップダウンボトムアップの理解も出るがが提唱されています。

また読解におけるスキルとして、スキミングやスキャニングなどがあります。

読解活動ではジグソー・リーディングがあります。

 

トップダウン・モデル

キーワードや見出しなどから予測や推測をし、仮説をたて、理解の確認(モニター)をしながら、仮説の検証・修正をしていく方法です。

 

ボトムアップ・モデル

小さい単位の(語彙)の理解から、大きい単位(文章全体)へと理解をすすめていく方法です。

 

 

スキミング・速読

スキミングとは、英語のskimのすくいとるという意味からきています。

文章のおおよその内容や要旨をつかむ・・・意味をすくいとるという方法です。

すくい読み、飛ばし読み、流し読みなどとも言われています。

見出しを見て大意をつかんだり、文章をざっと読んで流れをつかんだりすることです。

トップダウン・モデルの活用が重要です。

 

スキャニング・速読

スキャニングは英語のscanの探し出すという意味からきています。

自分の知りたい情報を探し出す・・・必要な内容のみを探し出す方法です。

文章の中から探しているキーワードを探したり、メニューの中から自分の食べたいメニューを探したりすることです。

これもスキミングと同様にトップダウン・モデルの活用が重要です。

 

多読

多読とは、できるだけ多くのテキストを読む手法です。

これも外国語を身に付けるための学習法のひとつです。

大切なのは、楽しく外国語に慣れ親しむことなので、まずは字のない絵本から初めて、徐々にレベルを上げていきます。分からなくても辞書は引かず、母語に翻訳はしません。また、分からない部分は飛ばして読み、さらに読み進められなくなったら、その本は読まずに他の本を読みます。。。

 

ジグソー・リーディング

ジグソー・リーディングとは、グループによる読解活動です。

グループのメンバーがそれぞれテキストの異なる部分を読んで、自分が読んだ情報を持ち寄り報告し合い、全体のストーリーを再構築します。情報の断片から全体を作り上げ共有することで読解力を高める効果があります。

 

 

 

その他の覚えておきたい用語。

 

ライミング効果

ライミング効果とは、先に行ったなんらかの処理が、次に行う他の処理に促進的な効果を及ぼす現象のことを指します。

なお、先に見たり聞いたりする事柄をプライムといい、影響を受ける別の事柄をターゲットといいます。プライマーによって特定の概念が活性化させられて、関連する情報(ターゲット)を連想しやすくなるというわけです。

例えば、教師が学習者に対しフィードバックを行った際に、教師が用いた言語形式を聞くことで、学習者も同じ言語形式の使用頻度が高まることです。

 

 

 

 

日本語教育能力検定試験・過去問】「プロセス・アプローチ」「新旧レトリックアプローチ」「制限アプローチ」「ディクトグロス」「スキミング」「スキャニング」「ジグソー・リーディング」「ピア・レスポンス」「プライミング効果」について出題されたもの

 

 

平成27-Ⅲ問題8-問1

上級レベルのグループワークを行う際に、読解の作業に入るまえに、背景知識を活性化させる活動として、話し合いを行わせます。その活動に適しているものとは?

正解は、3番

テーマについて知っていることや自身の経験を話し合うことは、プライミング効果を期待できます。

ライミング効果(背景知識を活性化させること)とは、あらかじめ提示された事柄(プライム)に影響をうけ、それに関連する事柄が覚えやすくなったりすることです。

事前にこの活動をすることによって、これから読む資料に対する学習効率を高められることが期待できます。

 

平成27-Ⅲ問題8-問2

速読におけるスキャニング、スキミングの問題です。要点を箇条書きにする際に論旨を正確に理解するたもの指導として、不適当なものを問われています。

正解は、3番

スキャニングは、必要な情報のみを探し出す手法なので、要点を箇条書きにすることには向いていません。

スキミングで大意を理解した上で、詳しく読むのはいいですね!

 

平成28-Ⅰ問題6-問1

スキミングについての問題です。適している活動はどれ?

正解は、3番

ポイントは「大意を把握する」ですね。スキミングの特徴です。

 

平成28-Ⅰ問題6-問2

ジグソー・リーディングについての問題です。

正解は、2番

詳しくは上記参照。

 

平成28-Ⅰ問題6-問3

多読についての問題です。

正解は、3番

とにかくたくさん読むことが多読です!読み進めなくなったらその本は読むのをやめて、他の本を読む!

 

平成28-Ⅲ問題8-問1

ディクトグロスについての問題です。

教師がテクストを読み上げ、学習者はそれを聞いて、協働で内容を再構築する活動は、ディクトグロスのことです。

したがって正解は、2番

 

平成29-Ⅲ問題10-問1

新旧レトリックアプローチについての問題です。

談話構成に関して、さまざまなじゅあんるの談話構成パターンを指導する方法は、新旧レトリックアプローチのことです。

したがって正解は、1番

 

平成29-Ⅲ問題10-問2

ライティングプロセスの認知モデルについての問題です。

正解は、4番

ライティングプロセスである、構想・文章化・推敲の3つの段階をモニターによって管理されています。

 

平成29-Ⅲ問題10-問5

ピア推敲に関する問題です。不適切なものを問われています。

1番👉学習者の目標言語の運用能力は・・・高低差があると、フィードバック時に困ると思ます、、ピア推敲の効果ないです。

2番👉学習者同士、自分の文章がどれくらい相手に理解されたか把握できます。

3番👉お互いフィードバックすることによって、自分の考えをさらに深めることができます。

4番👉学習者の文章を分析することで、自分の文章も分析的に見返せるようになります。

 

平成30-Ⅲ問題7-問3

ジグソー・リーディングについての問題です。

正解は、3番

それぞれ異なるパートを読んだ人同士がお互いに内容を伝え、内容を確認し合うことに意味があります。

 

平成30-Ⅲ問題7-問5

ジグソー・リーディングについての問題です。この活動を行うねらいはなんでしょうか。不適当なものを問われています。

正解は、2番

競って読み・・・速く正確に読む力をつけることは目的としていません。

 

平成30-Ⅲ問題11-問3

ディクトグロスに関する問題です。

正解は、3番

ポイントは、学習者が協力して再構築する・・というワードです。

 

令和1-Ⅰ問題6-問1

制限作文アプローチに関する問題です。この指導法の背景にある言語教育の考え方はどれ?

正解は、2番

言語形式に重点を置いた、オーディオ・リンガル・メソッドです。

 

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令和1-Ⅰ問題6-問3

プロセス・アプローチに関する問題です。

正解は、3番

ポイントはプロセス・アプローチの特徴である「推敲を繰り返し」のところです。

 

令和1-Ⅰ問題6-問5

ピア活動を取り入れた作文教育に関して、ピア・レスポンスについての問題です。

正解は、1番

ピア活動とは学習者同士が共同で行う活動のことです。お互いに作文を交換しフィードバックし合う、これがピア・レスポンスです。

 

令和1-Ⅲ問題8-問3

スキミングについての問題です。

正解は、2番

ポイントは、「文章全体のおおまかな意味を理解する」という部分ですね!

 

令和2-Ⅲ問題5-問4

スキャニングについての問題です。

正解は、4番。

避難手段を判断するために、ニュースから道路情報や運行情報を聞き取るのは・・・自分に必要な情報のみを取り出す活動と一致しています!

こういう問題は落としたくない!(去年間違ってます💦)

 

令和2-Ⅲ問題8-問3

ピア・レスポンスについての問題です。不適当なものを問われています。

正解は、1番

学習者の言語能力は同じくらいにしないと、お互いに理解し合えないので効果がないです。

平成29年の問題と・・・ほぼ同じ?

 

 

 

 

最後に・今日のひとコマ

 

 

 

餃子ピザ☆

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うちのキッチンには魚焼きグリルがありません。

友人宅にはグリルがあるので・・・一緒に夕飯を食べるとき、たまに作る餃子ピザ。

とてもお手軽で色んなバリエーションが作れるのが楽しい♪

最近は食べる煮干しをのっけるのにハマってます。これがなかなかイケるんです。。煮干しの塩っけがいい!

 

www.watashinoarukikata-diary.com

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本日も最後までお読みいただきありがとうございます🌊

それではまた明日!

Cảm ơn mọi người đã luôn đọc hết.  Hẹn gặp lại ngày mai!

 

2021年10月