【言語と社会】異文化コミュニケーション・異文化理解『高コンテクスト文化・低コンテクスト文化』『自文化中心主義・文化相対主義』

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Chào buổi sáng mọi người! はいさい🌺ソムタム娘です。

Hôm nay cũng chùng mình cùng cố gắng học tiếng Nhật nào!!  📚

今日も日本語の勉強を頑張りましょう!

 

 

波の上ビーチも再開して・・・海へ行く誘惑と格闘しながら・・・

今日も勉強に励みます!

 

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前回までは異文化適応について勉強してきましたが、今回は異文化を「理解」するという観点からみていきたいと思います。

 

 

 

 

異文化理解

異文化に適応するためには、複数の文化の概念を前提に、それぞれの文化を理解する努力が大切です。

異文化理解とは、そのような文化の違いを認め、お互いに尊重し相互に理解しようとする態度のことを意味します。

異なる文化もそれぞれ長い歴史の中で培われてきたもので背景も異なり、その違いの中にも意味があるはずです。その違いを認識することで共感を感じ、視野を広げていくことが理解に繫がります。

 

 

高コンテクスト文化・低コンテクスト文化

この概念は、アメリカの文化人類学者である、エドワード・T・ホールが「文化を超えて(英語版)」(1976)で世界30カ国の言語コミュニケーションの型を高文脈文化(高コンテクスト文化)低文脈文化(低コンテクスト文化)に分類したことから始まります。ハイコンテクスト文化、ローコンテクスト文化とも呼ばれることもあります。

コンテクストとは文脈の意味で言語外の情報・・・その場の状況や話の流れ、雰囲気などを指します。「高」「低」という用語を用いていますが、どちらか一方が他方より優れている、劣っているということを表すものではなく、あくまで、メッセージを伝達する際に「言語以外の要素」を重視するかしないかということを意味しています。

 

 

高コンテクスト文化

高コンテクスト文化とは、実際に言葉として表現された内容よりも、言葉にされていない意味を察して理解する内容のほうが豊かなコミュニケーションの取り方をします。

伝えたいことを言葉にせず裏に隠して、曖昧な表現をしたり相手に気持ちを汲み取らせたりする傾向があります。

「空気を読む」言語文化で、代表的な例として日本語をホールは挙げています。

高コンテクスト・コミュニケーションでは、非言語コミュニケーションの役割も大きく、抽象的な表現での会話が可能であるけれども、受け手の誤解などによる情報伝達の齟齬も生じる可能性があります。

 

 

低コンテクスト文化

低コンテクスト文化とは、言語に表現された内容のみ情報としての意味を持ち伝わるコミュニケーションで、言葉にしていない内容は伝わらないとされています。そのため情報や意図をできるだけ言語化するのが特徴です。

極端な例としてホールはドイツ語を挙げています。また、アメリカやカナダなど歴史的に移民が多い国で成り立っている国も多いようです。

移民が多い国はさまざまな考え方を持つ人々が集まっているため、分かりやすい言葉で伝えることが重視されます。

低コンテクスト・コミュニケーションでは具象的な表現を行い、会話の中に全ての情報が入っているため、「空気を読む」必要もなく、文字通りに受け手は理解することができます。

 

 

 

自文化中心主義・文化相対主義

他の文化をどう判断するかという視点から、自文化中心主義(自民族中心主義、エスノセントリズム文化相対主義(カルチュラル・レラティビズムに分けられます。

 

自文化中心主義(エスノセントリズム

エスノセントリズムとは、自分の育ってきた集団、民族、人種の文化を基準として他の文化を批判的に判断したり、低く評価したりする態度や思想のことです。

「自文化中心主義」「自民族中心主義」とも呼ばれています。

自文化中心主義とは、つまり自己の属する集団のもつ価値観を中心に、異なった人々の集団の行動や価値観を評価しようとする見方や態度のことをいいます。

自分の文化が最も優れていると考え、自分の文化の価値観で他の文化を判断する傾向にあります。

 

文化相対主義

文化相対主義とは、全ての文化はそれぞれ異なる価値があり、文化は優劣で比べるものではなく対等である、という考え方です。

ある社会の文化の行動様式を他の文化の基準で判断するのではなく、自身の文化を相対的に把握した上で、その文化の問題や背景などを考慮に入れて、差別することなくありのままの姿を理解しようとする考えで、アメリカのドイツ移民である、フランツ・ボアズによって提唱されました。

 

 

 

日本語教育能力検定試験・過去問】「高コンテクスト文化・低コンテクスト文化」「自文化中心主義・文化相対主義」について出題されたもの

 

 

平成28-Ⅲ問題9-問2

自文化中心主義についての問題です。

正解は、1番

自文化の価値観を、他の文化にも当てはめて考えよとすることです。

 

平成29 -Ⅰ問題8-問4

文化相対主義に関する問題です。

1番👉文化の多様性を許容しないのは、自文化中心主義。

2番👉自文化を基準として捉えるのは、自文化中心主義。

3番👉それぞれの文化を対等に・・・これが文化中心主義!

4番👉人は属する文化によって行動や思考が決まってくるのは・・ここでは関係ないです。

したがって正解は、3番

 

平成29 -Ⅰ問題8-問5

高コンテクスト文化についての問題です。

正解は、1番

高コンテクスト文化の特徴・・・空気を読む力、つまり「察する」ことが必要です。

 

平成30-Ⅰ問題15-問5

各文化の多様なあり方を認めようとする考え方は「文化相対主義」の立場です。

正解は、4番

 

平成30-Ⅲ問題9-問2

自文化中心主義についての問題です。

正解は、2番

自文化の価値観を基準に・・・これが自文化中心主義の考え方です!

詳しくは上記参照。

 

令和1-Ⅰ問題8-問1

コミュニケーション・スタイルの特徴=高コンテクスト文化・低コンテクスト文化に関わる問題です。日本的な特徴・・つまり高コンテクスト文化のコミュニケーション・スタイルの特徴はどれ?

1番👉意見を簡潔に延べ理由も述べる・・・伝えたいことを言葉で表している低コンテクスト文化。

2番👉必要な情報を言葉で表す・・・低コンテクスト文化。

3番👉相手が察してくれることを期待・・・これが高コンテクスト文化!

4番👉???

したがって正解は、3番

 

令和2-Ⅰ問題8-問3

自分化中心主義についての問題です。

正解は、1番

日本人の食事スタイルは箸を使って食べます。手で食事をする人を見て、マナー違反と思うのは、自文化中心に判断しているためです。

反対に、自分の国とは異なる文化だと思うことが文化相対主義の考え方ですね。

 

令和2-Ⅰ問題13-問2

高コンテクスト文化についての問題です。

1番👉両者で共有された情報を前提に・・・これが高コンテクスト文化!

2番👉意見をはっきり述べる・・・低コンテクスト文化。

3番👉直接的な話し合い・・・低コンテクスト文化。

4番👉文字通りの意味で解釈・・・低コンテクスト文化。

したがって正解は、1番

 

 

 

最後に・今日のひとコマ

 

 

那覇・10月の夕暮れ

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最近さらに日が沈むのが早くなった気がします・・・。18時半頃には薄暗くなってきます。

 

 

夏の終わりを感じます。

 

 

去年の今頃・・・毎年同じようなことを考えてますね(笑)

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本日も最後までお読みいただきありがとうございます🌊

それではまた明日!

Cảm ơn mọi người đã luôn đọc hết.  Hẹn gặp lại ngày mai!

 

2021年10月