【言語と社会】異文化コミュニケーション・異文化適応『ジョハリの窓』『エンパシー・アサーティブ・コミュニケーション』『エポケー』『ジョハリの窓』

Chào buổi sáng mọi người! はいさい🌺ソムタム娘です。

Hôm nay cũng chùng mình cùng cố gắng học tiếng Nhật nào!!  📚

今日も日本語の勉強を頑張りましょう!

 

 

試験まであと・・・20日ですね。。

こうやってカウントダウンが始まるんです(笑)

実は今月いっぱいで仕事も辞める予定なんです。

この試験勉強も、当初は何か日々生活する中で目標が欲しい!と思って始めたものでした。やりたいことがあるかないかで毎日の生活の充実度って違ってきませんか?

そんな感じで始めたものの、今は他にもやりたいこと・・・やっておきたいこと等があり過ぎて(沖縄離れる前に)いっぱいいっぱいです(^^;

 

時間を有効に使う訓練と思って!

今日も勉強していきましょう~💪

 

 

 

異文化適応・自己開示とは

異文化に適応するためには、自己開示も大切であり有効な手段だと考えられています。

自己開示とは、自分自身に関する情報を何の意図もなく、言語を介してありのままに伝えることです。

ただし、本人が自分自身の姿を正確に認識していない場合や、受け手側の意図が入り、誤認する可能性もあるため、必ずしも一定の意図のもとで伝わらない場合もあります。

また、自己開示には返報性の原理の現象があり、自己開示の受け手は、相手の開示した情報と同じ程度の情報を開示することがあるとも言われています。

例えば、何かを相談するときに、自分のことを積極的に話す人と話さない人が居たとしたら、どちらの人を選ぶでしょうか。

自ら心を開くことで、同じように相手も心をひらき、対人関係が表面的なものから徐々に深いものになり、相手の中により深く入って行くことができるようになります。

そして、異文化に対して認知的な共感も感情的な共感もできるようになるでしょう。

 

 

ジョハリの窓

ジョハリの窓とは、サンフランシスコ州立大学の心理学者である、Joseph.Luft:ジョセフ・ラフト(ルフト)と心理学者である、Harry Ingham:ハリ・インガムによって提唱されました。ジョハリという名は、提案した2人の名前を組み合わせたものです。

ジョハリの窓と呼ばれる前に、「対人関係における気づきのグラフモデル」として自己開示の様相を表すモデルとして発表されました。

自己には自分も他人も知っている「開放の窓」、自分については自分は知っているが、他人は知らない「隠蔽の窓」(秘密の窓)、自分について自分は気づいていないが、他人は知っている「目隠しされた窓」(盲点の窓)、自分について自分も他人も知らない「未知の窓」の4つの窓(領域)があると考えられています。

これらを窓枠の格子のように図解し、格子はその四角の枠に固定されているわけではなく、格子のみ移動するものと考えられ、誰にでも知られていない自己が小さくなれば、開放された自己が大きくなり、それは自己開示が進んでいると考えることができます。

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それではそれぞれの窓の特徴を見ていきましょう。

 

 

開放の窓

開放の窓は、自分が認識している自分と他人から見られている自分が一致している状態を表します。この窓が大きい人は、自分の内面や能力などを他人が分かるように表に出している(自己開示している)ため、誤解のない、円滑なコミュニケーションがとれていると考えられます。反対に、この窓が小さいと、他人から見たときに「よく分からない人」と見られていることになります。

 

隠蔽の窓(秘密の窓)

隠蔽の窓は、自分では自分のことを分かっているけれども、それを他人には見せない状態を表します。この窓が大きい人は、内に秘めている部分が多く、自己開示をしていない、あるいはできていないと考えられます。

自分を表現するのが苦手だったり、他人にどう思われるか不安、他人からよく思われたい等さまざまな理由があるはずです。

隠蔽の窓が大きいと、他人との接触も消極的になるため円滑なコミュニケーションが難しくなります。意識的に自分を表現し、自己開示をすることによって、この窓は小さくなり、コミュニケーションも円滑にとれるようになります。

 

目隠しされた窓(盲点の窓)

目隠しされた窓は、自分について自分は気づいていないが、他人は知っている状態を表します。この窓が大きい人は、自分自身の分析ができておらず、自分の性質に気づいていないということになります。

また他人からの率直な指摘を受け入れられていない可能性もあります。

自分で認識できていない部分と他人から知られている部分があることによって、良好なコミュニケーションが難しくなる可能性があります。

他人からの率直なフィードバックを受け、自分が知らなかった性質に気づきくことが大切です。それを理解し受け入れることによって、他人との認識の差も無くなり、目隠しされた窓は小さくなって開放の窓が広がっていきます。

 

未知の窓

未知の窓は、自分も他人も気づいていない、まだ開発されていない部分にあたります。未開発で潜在的な性質を表す領域で、無限の可能性を秘めている部分と考えることもできます。

新しいことに挑戦したりする中で気づいたり、新たに開発されていく可能性があります。

自分自身の成長には自己開発が必要不可欠です。未知の窓の存在に気が付き、自己開発をすることで、この窓は小さくなり、開放の窓を広げていくことが自分を成長させることにも繋がるでしょう。

 

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ジョハリの窓は、他者とのコミュニケーションにおいて自分自身をどれだけ表現しているか、という視点で現在の自分の姿を客観的に認識することが可能になります。

現在はコミュニケーション心理学や健康心理学などで使用される考え方です。

積極的に自己開発をしていくためにもまず、自分を知ることが大切です。自己開示によって自分自身を知るためにも、自己開発の手法としてもジョハリの窓は有効だと考えられます。

 

 

 

エンパシ―(共感)とアサーティブ・コミュニケーション

エンパシーとは、英語で共感・感情移入という意味を持ち、他人と感情を共有し、他人と自分を同一視せず、他人の気持ちをくむことを意味します。

異文化に適応するには、まず認知的にも感情的にも異文化に対してエンパシ―を持つことが大切です。

異文化に対してエンパシ―を持つことは、アサーティブ・コミュニケーションにも繋がってきます。

アサーティブ・コミュニケーション「アサーティブ」は英語で「断言的な」「言い張る」という意味を持ちますが、ここでは「自分と相手を同等に尊重しながら自身の意見や気持ちを適切に表現すること」を意味します。

エンパシ―を持つことによって、自分の権利はしっかり主張しつつ、相手の権利も尊重し、相互に理解し合うコミュニケーションが可能になるというわけです。

 

 

エポケー(判断保留)

エポケーとは、異文化において遭遇する事象について、その場ですぐに自分の価値観で判断するのではなく、意識的にいったん判断を保留することです。

異文化で初めて遭遇することに対しては、ついつい無意識に自分の価値観で判断してしまいがちになります。そこでいったん踏みとどまり、相手の話をよく聞くようにすることで、偏った価値観での判断や自文化中心主義になることなく、正しい判断が可能になります。

また、このような状況ではどう対処していいか分からず混乱する場合もありますが、エポケーがこの混乱を一時的に回避する働きも担ってくれます。

 

 

 

 

日本語教育能力検定試験・過去問】「ジョハリの窓」「エンパシー」「アサーティブ・コミュニケーション」「エポケー」について出題されたもの

 

平成28-Ⅲ問題9-問5

自分とは異なる価値観を持つ異文化に接した際に、とられる措置の例として適当なものはどれ?

正解は、3番

エポケーです。詳しくは上記参照。

迷ういそうな選択肢は「エンパシー」=共感、感情移入、「ラポール」くらいでしょうか・・・信頼関係という意味です。

 

平成29-Ⅲ問題9-問1

自己開示についての問題です。

1番👉自己開示を行うことで、自分自身を省みることができて、自己の明確化も行われます。

2番👉自己開示は言語によって行われます。

3番👉自己開示は何の意図もなく行われるものなので、社会的承認を得るという利益のためではないです。

4番👉男女の違いもですし、個人によって自己開示度合いは異なります。

したがって正解は、1番

 

平成29-Ⅲ問題9-問3

エポケーについての問題です。

正解は、3番

すぐに判断せずに、いったん保留することです。

 

平成29-Ⅲ問題9-問4

ジョハリの窓についての問題です。

1番👉オープンな部分が大きい人は、自己開示度合いが大きいので対人関係は積極的になります。

2番👉盲目な部分が大きい人は、自分自身で認識できていない部分が多いため、周りの雰囲気に疎く、意見も受け入れず頑固になりそうです。

3番👉隠れた部分が大きい人は、他人には隠している部分が多い訳なので、他者との円滑なコミュニケーションは取りにくいです。

4番👉未知の部分が大きい人は、自分も他人も知らない部分が多いので、自分も周りの人も気づいていない可能性を秘めている状態です。他者から自分に対する反応に対しては・・・?開発の余地ありってことです!

したがって正解は、2番

 

平成29-Ⅲ問題9-問5

自己開示の度合いが増すと、それぞれの窓の大きさはどう変化するのでしょうか?

1番👉オープンな部分が大きくなると、他の窓が小さくなります。

2番👉自己開示によって、周りが自分のことを知るので隠れた部分はもちろん小さくなります。

3番👉オーブンな部分が大きくなり、隠れた部分が小さくなります。

4番👉自己開示によって、隠れた部分も盲目な部分も小さくなります。

したがって正解は、3番

 

令和1-Ⅰ問題8-問3

エポケーとは?

正解は、2番

ヒントは保留というワードです!詳しくは上記参照。

 

令和1-Ⅰ問題8-問4

アサーティブ・コミュニケーションを行ううえで重要なこととはなんでしょうか。

正解は、1番!

相手に共感しつつ自分の意見も言う!詳しくは上記参照。

 

令和2-Ⅲ問題9-問3

ジョハリの窓についての問題です。

1番👉未知の窓が大きい人は、自分も周りの人も気づいていない可能性を秘めた部分を持っています。頑固になるのは・・・盲目の窓が大きい人かな。

2番👉盲目の窓が大きい人は、自分が知らない部分が多いので、他者から自分に対するフィードバックへの感受性が低いです。

3番👉開放の窓は、本人も周囲も知っている自己開示されている部分です。

4番👉秘密の窓は、自分は知っていて他者が知らない部分です。

したがって正解、2番

 

 

 

最後に・今日のひとコマ

 

 

神唐と香りのサザンスター

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先日「神唐」の唐揚げをリピートしてきました🐔

今回の味は、神唐特製タレ。これがまた・・・ごはんがすすむ君の味でした!

そしてやっぱり今年はこのOrionサザンスターの「香りのサザンスター」が一番のお気に入りです。

ビールに唐揚げ間違いなし。。。

 

 

www.watashinoarukikata-diary.com

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本日も最後までお読みいただきありがとうございます🌊

それではまた明日!

Cảm ơn mọi người đã luôn đọc hết.  Hẹn gặp lại ngày mai!

 

2021年10月