【言語と社会】異文化コミュニケーション・言語/非言語コミュニケーション『非言語行動/ジェスチャー』『パラ言語』

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Chào buổi sáng mọi người! はいさい🌺ソムタム娘です。

Hôm nay cũng chùng mình cùng cố gắng học tiếng Nhật nào!!  📚

今日も日本語の勉強を頑張りましょう!

 

 

昨日歯医者の予約をしてきました。(👈突然ですが)

毎回、海外行く前に心配になるのが「虫歯」です。

あ、これは今現在虫歯になってるとかではなくて・・・もし海外に行ってからなったらどうしよう。。。っていう心配です。

海外旅行保険って歯科医療は保証適用外(?)だと思っています。なのでいつも心配になって事前に虫歯がないかチェックしてもらってます!

 

 

 

 

コミュニケーションの方法・言語と非言語

コミュニケーションの方法は、言語によるものと、それ以外によるものに二分することができます。

言語によるものを言語コミュニケーション(バーバル・コミュニケーション)と言い、言語以外によるものを非言語コミュニケーション(ノンバーバル・コミュニケーション)と言います。

そもそも言語行動とは言葉を使ったコミュニケーション全てのことを指しますが、必ず音声を伴っているとは限りません。例えば、手紙や手話なども含まれます。

反対にもし汚い字で書かれたメモなどを職場で渡されたら、「何か怒ってるの?」と感じることもあるかもしれません。これは非言語によるメッセージと捉えます。

言葉を使った会話の中でも、声の高さ、言い淀みやそのときの表情、これらの違いによっても伝わる内容は異なる可能性があり、「パラ言語」と呼ばれる非言語的コミュニケーションの一部と考えます。

ここでは非言語コミュニケーションについて詳しく見ていきたいと思います。

 

 

 

非言語コミュニケーション

非言語コミュニケーションとは、言葉のとおり言語や文字以外の手段によるコミュニケーションのことです。

人は日常的に無意識に言語以外の情報を手がかりに伝達し合っていると考えられます。

この非言語情報は、意識して用いることもあれば、無意識に用いていることもあります。私たちは普段会話をする際に、言葉を使いながらも相手の顔の表情や視線も意識し、そこからも情報を受け取ってると考えられます。

非言語コミュニケーションとは、コミュニケーションで伝えられる情報の70%を占めるとする研究もあるそうです(!)円滑なコミュニケーションをする上でとても大切な要素というわけです。

非言語コミュニケーションには、非言語行動としてジェスチャーや目線、表情など身体動作に関するものや、相手との距離に関するもの、そして音声に関するものがあります。

音声に関するものはパラ言語(周辺言語)と言い、言語情報を補う言語以外の音声のことなので、非言語情報としてここでは考えていきます。

 

 

非言語行動

非言語行動とは、言語や文字を使わないコミュニケーション手段のことを指します。

顔の表情、顔色、視線、身振り手振り(ジェスチャー)、身体の姿勢、相手との物理的な距離の置き方などです。

ジェスチャーに関しては、文化によって異なることもありますが、人間の基本的な感情である、怒り、喜び、感動、恐怖、驚きなどに対する表情は普遍的なものだと考えられています。

 

ジェスチャーの種類

①エンブレム(語彙の代用)

エンブレムとは、言語の代わりになる動作のことで、特定の集団の共通語彙となっているものです。

例えば、首を縦に振ることで、「はい」や「同意」といった意味意を表したり、人差し指で鼻を指し「自分」を表したりします。

ただし、異なる文化ではこのエンブレムの持つ意味が異なる場合があるので注意が必要です。

例えば、日本では親指を立てる仕草は「いいね!」という意味でよく使われますが、アフガニスタン、イランなどでは、相手を侮辱する意味になるそうです。

異文化間ではエンブレムの使い方の違いによって誤解が生じることがあります。

 

イラストレーター(動作による意味の強調)

イラストレータとは、発話の内容を更に表すために、物事を描写したり意味を強調したりするジェスチャーのことです。

具体的に大きさや長さ、形、状態などを示す動作のことです。例えば、大きいものや長いものを描写する際に、腕を広げて示すような表現がこれにあたります。

また、絵や記号、メールで使うような絵文字(*'ω'*)などもイラストレーターの一種です。

 

③アフェクトディスプレイ(感情の表現)

アフェクトディスプレイとは、喜怒哀楽などの感情を表情や身体動作を通して示すことです。例えば、怒っていることを表す場合に、眉をひそめたり頬を膨らませること、また腕組みをすることなどがこれにあたります。

 

④レギュレーター(会話の調整)

レギュレーターとは、会話の続行や中断を促すなど、会話を調節する動作のことです。相槌やアイコンタクトなどがこれにあたります。

 

⑤アダプター(状況に付随する動作)

アダプターとは、メッセージとしての意味はなく、生理的欲求から生じる動作のことです。

例えば、痒いところをかいたり、眠くてあくびをする、落ち着かないから貧乏ゆすりをしたりする動作がこれにあたります。

これらにメッセージ性はありません。

 

人と人の距離の取り方に関しては、アメリカの文化人類学者である、エドワード・ホールが、近接空間学(プロクセミクス)という分野で体系化しました。

ホールは、コミュニケーションの場での空間の捉え方について、相手に簡単に接触できる接近距離、相手の顔の表情が分かるくらいの個人距離、会話はできる距離だけど簡単に相手に手が届かない社会距離、街頭演説をする人と聴衆のような公的距離の4つに分類しました。

また、これらの距離に関連する他人に近づかれると不快に感じるパーソナル・スペースは、性別、年齢、文化などによって異なります。

 

 

パラ言語

パラ言語とは、コミュニケーションの際に使われる言語以外の音声情報のことです。

声の大きさ、話す速さ、声の強さ、声質、イントネーション、ポーズ、沈黙、咳払い、フィラー(言い淀み)、笑い、といった言語の周辺的側面がそれにあたります。

声を伴う相槌も含まれると考えられます。

沈黙は、音声を伴っていないからパラ言語ではないと思われがちですが、沈黙によって相手への反発や怒りを表すこともあるため、パラ言語に含まれます。

また、パラ言語は年齢や性別によって個人差もあります。同じ人であっても話す内容や相手、場面によって変化します。そのときの感情も反映されるので、メールやSNSのやりとりなどの文字だけのコミュニケーションでは、送り手の真意とは異なる受け取り方をされることがありますが、これはパラ言語情報がないためです。

例えば「分かる」という言葉を上昇調で話した場合は、相手に対して疑問または確認の意味として伝わり、下降調の場合は、自分が理解できているという意味として伝わります。

このようにパラ言語(言語の周辺的側面)があるからこそ、話し手の感情や意図が相手に的確に伝わるわけです。

 

 

因みに・よくパラ言語とよく似たメタ言語という用語を目にしますが・・・

メタ言語とは、ある言葉を他の言葉によって説明でき、言い換えられる言語のことです。

 

 

 

一応、言語コミュニケーションについても少しふれておきましょう。

 

言語コミュニケーション

言語コミュニケーションには、口頭や手紙、メール、電話などさまざまな手段があります。これらの手段を媒体をチャネルと呼びます。

例えば、伝える媒体を電話に仮定して考えてみます。もし言語が違う相手であれば、意味が上手く伝わらなかったり、コミュニケーションの特徴の違いで伝えたい意図がうまく伝わらないこともあります。また電波状態が悪ければ、お互いの声が聞こえない可能性もあります。このチャネルの障害になり、聞き手に情報が正しく伝わらなくなる原因のことをノイズと呼びます。

実際のコミュニケーションは、お互い意味交渉しながら成り立っていきます。そのためにも、伝達能力や、コミュニケーション・ストラテジ―もとてもコミュニケーションを円滑に進めるために重要なスキルになってきます。

 

伝達能力についてはこちら。

nihongo-tiengnhat.watashinoarukikata-diary.com

コミュニケーション・ストラテジ―についてはこちら。

nihongo-tiengnhat.watashinoarukikata-diary.com

 

 

 

日本語教育能力検定試験・過去問】「バーバル・コミュニケーション・ノンバーバル・コミュニケーション」「非言語行動」「パラ言語」「フィラー」「メタ言語」について出題されたもの

 

平成27-Ⅰ問題13-問1

非言語情報はどれ?

正解は、1番

「姿勢」は非言語情報・・・それ以外の「沈黙」「笑い」「言いよどみ」はパラ言語情報です。

 

平成27-Ⅰ問題13-問2

ノンバーバル・コミュニケーションについての問題です。パラ言語を含むものはどれ?

正解は、3番

咳払いは音声を伴って何らかの意味をちます。

 

平成27-Ⅰ問題13-問3

ジェスチャーの中で性質の異なるものはどれ?

正解は、4番

「だめ」という意味を表現するのに、両手首を交差させるのは、特定の集団の共通語彙となっているジェスチャーのエンブレムです。

それ以外の選択肢は、動作によって何かを表現(意味の強調)をするイラストレーターによるジェスチャーです。大きさを表すのに手を広げること等です。

これは・・・なんとなーくで選べそうですね。

 

平成27-Ⅰ問題13-問4

日本人が使うジェスチャーで、文化を超えても機能するものとは?

1番👉手刀は・・・日本人だけにしか通じなさそう。

2番👉静かにしてと言いたいとき、人差し指を口の前に立てるのは・・・世界共通!?

3番👉人を呼ぶときに手のひらを下に向けてひらひら・・・これは海外では反対に「あっちへ行け」って意味になる場合もあります。

4番👉お願いする際に拝む仕草は・・・タイだと挨拶の「ワイ」にあたりますね。。

したがって正解は、2番

これは消去法!

 

平成27-Ⅰ問題13-問5

パラ言語情報に含まれるフィラーに関する問題です。

正解は、3番

「あの・・・」「いや・・・」「まあ・・・」みたいな言い淀みのことです。選択肢には「・・・」は書いてありませんが、次の言葉を探してる感じがするときです。

これちょっと選択肢の例が・・・難しい。

 

平成28-Ⅲ問題13-問1

ノイズによって音声が正しく伝わっていないものとは?

正解は、3番

音を聞き間違えているのでノイズによる影響です。

 

平成28-Ⅲ問題13-問3

パラ言語に起因する行き違いとは?

正解は、4番

質問のときは文末を上昇イントネーションにすべきところを下降調で言ってしまったのは、パラ言語に起因する間違いです。

 

平成28-Ⅲ問題13-問4

メタ言語についての問題です。

コミュニケーションを成立させるために使われるストラテジ―のひとつで、「これは余談ですが」などの、これから自分が発話する内容に対して注釈を添える手法はメタ言語行動表現といわれるものです。

よって正解は、4番

 

平成29 -Ⅰ問題4-問4

フィラーについての問題です。

正解は、2番

「えっと」は言い淀みです!

 

平成30-Ⅲ問題13-問3

日本語母語話者が驚く学習者の非言語行動とは?

正解は、1番

日本人は挨拶のとき相手を抱きしめたりしないので・・・ビックリします(笑)。欧米ではこれが挨拶ですよね。

 

令和1-Ⅰ問題8-問2

バーバル・コミュニケーションに分類されるものはどれ?

正解は、1番

書き言葉は言葉を使っています。それ以外、パラ言語・ジェスチャー・相手との距離はノンバーバル・コミュニケーションです。

 

令和1-Ⅰ問題13-問5

フィラーに関する問題です。

正解は、3番

言い淀みは、次の発話までの時間を稼ぐことができますし、聞き手に対して注意を向ける効果もあります。

 

 

 

 

最後に・今日のひとコマ

 

 

最近の晩ごはん&晩酌

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カボチャがとってもホクホクに美味しく炊けました♪

(冷蔵庫でひん死の大根も救出して一緒に)

北海道産のカボチャでした。

ハチミツを・・・大さじ1杯ほど入れたけど、カボチャの甘みだけでも充分だったかもってくらい甘いカボチャでした!

 

もう一品は、鶏のレバー☆

 

たまにあるレバー欲・・・。定期的に食べたくなるんです。

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本日も最後までお読みいただきありがとうございます🌊

それではまた明日!

Cảm ơn mọi người đã luôn đọc hết.  Hẹn gặp lại ngày mai!

 

2021年10月