【タイ語を覚えタイ】声調ってなに?

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Chào mọi người! 

サワディチャオ🐘ソムタム娘です。

 

 

昨日はチェンマイに住む友人と一緒に、ニマンヘミンにあるガイヤーンのお店に行ってきました。

 

以前チェンマイで住んでいたところにとても近く毎日のように前を通っていたお店です。

 

こんなコロナ過になっても変わらず営業していて安心しました。

昼時は相変わらず地元の方でいっぱいでした(*'ω'*)

 

ローカル食堂で地元の人が集まるお店の味に間違いはない!

 

今回も変わらず美味しいガイヤーンでした🐔

アロイマークマーク💛

 

今日からタイ語にとってとても重要な「声調」について勉強していきます。

 

 

 

 

声調とは?

 

 

声調とは、同じ発音(音素)の言語の意味に区別をつけるために用いる「音の高低」のパターンのことを指します。

 

因みにタイ語で声調のことは「วรรณยุกต์(wannayúk)」と言います。

 

具体的に日本語を例にすると、「箸(はし)」と「橋(はし)」や「雨(あめ)」「飴(あめ)」のように発音(音素)はまったく同じだけど、語の中で音の高低があることによって別の単語として認識されるものです。

 

広義の意味では日本語も声調言語に含まれると考えることもできます。

 

 

 

タイ語声調・5種類

 

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上の画像のようにタイ語には5つの声調があります。

 

①から⑤が声調の種類とその名前です。

しっかりタイ語の名前もあります。音域で違いも書いてみたので参考にしてみてください。音の高さのイメージがわきやすいと思います。

 

①平声・・・เสียงสามัญ

自分が話す地声のトーンより気持ち高めの声で、高低なく真っすぐ

②低声・・・เสียงเอก

低い位置で平らに真っすぐ

③下声・・・เสียงโท

高いところから下げる

④高声・・・เสียงตรี

高い位置で気持ち上げる感じ

⑤上声・・・เสียงจัตวา

低いところから上げる

 

これが基本的な発声な区別の仕方です。

タイの方の会話を聞いていると男性も女性も日本人の基本的な声のトーンより音が高いような気がします。

 

何て言ったらいいのでしょうか・・・もともとの地声がみんな高く聞こえます。

これは①の平声自体がもともと少し音が高いんじゃないかなって個人的に思っています。

 

なので私もタイ語を話すときはちょっと高めの声を意識しています。

(正しいかどうかは不明です💦)

 

タイ語は発音が同じでもこの声調によって、まったく違う意味になってくるのでとても重要な部分です。

 

「maa」という発音にも声調によって異なる意味があります。

「来る」=มา(平声

「犬」=หมา(上声

「馬」=ม้า(高声

 

 

タイ語の声調記号・5種類

 

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さて次はこの声調を区別するための符号である「声調記号」についてです。

声調は5種類ですが、声調記号は声調がない「平声」は記号がつかないため4種類になります。

 

声調記号にもそれぞれ名前があります。

 

①「อ」・・・なし

②「อ่」・・・ไม้เอก

③「อ้」・・・ไม้โท

④「อ๊」・・・ไม้ตรี

⑤「อ๋」・・・ไม้จัตวา

※例として「อ」に声調記号を付けています。

 

 

中子音字・高子音字・低子音字によって変わる声調

 

そうなんです。上の表を見ての通り、中子音字、高子音字、低子音字によって用いる声調記号は同じでも声調が異なってきます

 

 

ややこしい!!!💦

 

これもルールなので覚えるしかないです。

でも考えようによっては子音は3つのグループしかないのでそんなに覚えるのは負担にならないと思います。

(私も最初は・・・ぞっとしましたが何度もタイ文字を繰り返し目にするうちに無意識に判別できるくらいになりました♪)

 

ただここで安心してはいけません。。。

 

声調ルールはこの頭子音につく声調記号のルールのみではないんです。

気付いていただけたかと思いますが、上の表で「平滑音節」「停止音節」という違いもあるんです。

 

この末子音の韻によってまたあるルールが適用されるんです。

 

 

平滑音節と停止音節

 

平滑音節とは母音または平滑音( -ŋ  , -n, -m, -y, -w )で終わる音節のことです。

停止音節とは停止音( -k, -t, -p, -ʔ )で終わる音節のことです。

 

 

停止音節は母音母音かの違いによって声調が決まる

 

停止音節は音節の最後の子音が( -k, -t, -p, -ʔ )で終わるものです。

停止音節の場合は短母音か長母音かによってその音節の声調が決まるというわけです

 

 

こ、これもルールなので・・・

 

大丈夫、覚えれます!!

 

最初はチンプンカンプンだし、こんなルール覚えられるのか💦

ってなってましたが、自然に身に付きます。

言語ってそういうものです。繰り返し繰り返し。。。それが大事です。

 

 

最後に・声調の決定条件

 

これさえマスターすればもう声調をなんてどうってことないです(笑)

 

タイ語の単語の声調が決定する条件には4つの要素が関係しています

 

①頭子音の種類(中子音字・高子音字・低子音字)

 

②末子音字の性格(平滑音節・停止音節)

 

③母音の種類(短母音・長母音)

 

④声調記号の種類(อ・อ่・อ้・อ๊・อ๋)

 

 

ここでポイントです。

 

※声調記号自体、平滑音節の単語には付きますが、そもそも停止音節の単語には基本的につかないのです。

更にまとめると・・・

 

平滑音節の決定条件

 

①頭子音の種類(中子音字・高子音字・低子音字)

④声調符号の種類(อ・อ่・อ้・อ๊・อ๋)

 

 

停止音節の決定条件

 

①頭子音の種類(中子音字・高子音字・低子音字)

③母音の種類(短母音・長母音)

 

 

今日は声調についてちょっと大まかにはなりますがまとめてみました。

自分でも改めてまとめ直して頭の整理ができた感じです✨✨

 

 

今日はここまで📚

 

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございます🐘

 

 

それではまた明日!

Cảm ơn mọi người đã luôn đọc hết.  Hẹn gặp lại ngày mai!

 

 

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2021年12月