【言語と心理】記憶と『短期記憶・ワーキングメモリ・長期記憶』の関係

Chào buổi sáng mọi người! はいさい🌺ソムタム娘です。

Hôm nay nóng quá nhỉ. 🌞 今日もとてもいい天気ですね。

 

今日から「言語と心理」についても勉強を進めていきます。

去年オーストラリアの日本語学校の通信教育でも勉強しているので復習も兼ねて、、、

今回は項目ごとに「言語一般」「言語と心理」とか勉強を進めているのですが、この内容が言語と心理に属するか・・・と改めて頭の中が整理されてきて良い感じです。

地道にまとめていきたいと思います。ファイトっ!おーーーーー!!

 

 

 

言語知識の獲得&理解と学習者の心理

学習者が言語を習得する上で、どのように学ぶか、教えるかというのはとても重要です。

しかし学習方法や教育方法だけではなく、学習者の心理的な面も言語を学ぶ上で大きく影響してきます。

学習者のタイプや文化の違いによって、それぞれものごとを理解する過程も、理解したものを整理する方法も違いが出てきます。

そのため言語習得という目標へ向かう上での「言語」と「学習者の心理」についても知識を深める必要があります。

私たちはコミュニケーションを取るのに必要な「言語」をどうやって身に付けて、理解していくのでしょうか。さっそくその仕組みを勉強していきます!

 

 

「短期記憶」と「長期記憶」

言語を習得する上で必要な能力のひとつにまず「記憶」があります。「記憶」とは能に蓄積される情報のことです。私たちはどのように言語を理解して知識として記憶していくのでしょうか。

記憶に関しては様々な研究がなされているようですが、今回は代表的な「二重貯蔵モデル」で考えていきます。

記憶はまず目や耳、皮膚などの「感覚登録器」に入り、注意を向けたものだけが「短期貯蔵庫」に入ります。しかし「短期貯蔵庫」は限りがあるため、何もしなければ半永久的に消失してしまいます。その情報が「長期貯蔵庫」に転送されれば、半永久的に貯蔵されるというわけです。

 

感覚登録器(感覚情報貯蔵)

感覚器官に保存される記憶で、視覚では1秒弱、聴覚では約4秒間保存されると考えられています。

注意によって短期記憶に記憶が転送されます。言語的記憶は音声的な形態に変換されます。

 

短期記憶(STM)

短期貯蔵庫に短期間保持される記憶で、約20秒間保存されます。短期記憶の情報は時間の経過とともに忘却されます。これを防ぐために「精緻化リハーサル」を行う必要があります。これによって「長期記憶」に記憶が転送されます。

 

長期記憶(LTM)

長期貯蔵庫に長期間保存される記憶で、忘却しない限り、死ぬまで保持されます。しかし長期記憶の忘却の原因として減衰説と干渉説が存在します。

減衰説:時間の経過とともに記憶が失われていきます。

干渉説:ある記憶が他の記憶と干渉することによって記憶が失われていきます。

また長期記憶は、宣言的記憶「手続き的記憶」に分類されます。

 

宣言的記憶(宣言的知識)

意味記憶エピソード記憶があります。意味記憶とは、言語の意味や知識の記憶で主に学んだ知識です。エピソード記憶とは、思い出のような記憶でで、昔行った旅行で食べたものやそのときの天気などの記憶になります。

言語を習得するには、これらの記憶を「手続き的記憶」に移行する必要があり、これを手続き化と言います。

 

手続き的記憶(手続き的知識)

技能ややり方に関わる記憶で、自転車の乗り方などの運動技能や、キーボードに自然に指が動くような、何も考えなくても作業手順を覚える記憶です。

外国語ができるようになるということは、宣言的記憶が手続き的記憶に移行して、迅速に処理が出来るようになった状態のことを言います。

 

 

 

ワーキングメモリ

二重貯蔵モデルでは、短期記憶と長期記憶が示されましたが、「ワーキングメモリ」(作動記憶/作業記憶)も近年バドリーらによって示されています。

短期記憶は情報の保持だけではなく、長期記憶から情報を検索したり、分析や統合などの情報処理も行われていると考えられ、「ワーキングメモリ」と呼ばれるようになりました。

例えば、文章の内容を理解する際に、語彙や文などを一時的に記憶しつつも、長期記憶に保存されている背景知識を検索したり、その情報をもとに状況を推測したりして理解を進めていきます。

そしてこのワーキングメモリの情報を消さないためにも長期記憶へ転送し、保存する必要があります。その際に用いられるのが「記憶ストラテジーと言われるものです。言語学習ストラテジーのひとつで、情報の記憶や想起に用いるストラテジーです。

 

 

 

記憶ストラテジー

記憶ストラテジーには4つの方法があります。ストラテジーとは方略や戦略のことです。

 

生成効果

覚える材料を自分で生成した場合に記憶成績が向上することを言います。具体的には自分で問題を作って解いたりすることで記憶を促進させる方法等があります。

 

体制化

記憶しなければならないものを「かたまり」にすると記憶できる容量は増えるというものです。具体的には単語なども覚えるときに、一つ一つの単語をばらばらに覚えるのではなく、関連があるものをグループにまとめて整理したりする方法等があります。

 

精緻化リハーサル

長期記憶の中の自分が既に持っている知識(既有知識)と関連付け体系化して覚える方法です。情報を付け足したりもします。イメージや既有知識を加えることで覚えやすくしたり、カテゴリーに分けて覚えたりします。

 

維持リハーサル

忘れないように声に出したり、単純に反復して覚える方法です。この方法は長期記憶に残すというよりも、一時的に忘れないようにワーキングメモリにとどめておく方法です。

 

 

 

過去問・「短期記憶・長期記憶・ワーキングメモリ」について出題されたもの

 

平成27-Ⅰ問題9-問1

外界からの情報を記憶に留めるための処理についての問題です。

正解は、4番です。視覚提示の場合、十分な時間が与えられれば語より絵のほうが記憶されやすいんですね。。これは消去法で考えました。

1番👉上に書いたように視覚情報の方が聴覚情報よりも保持できる時間は短いです。

2番👉他の言語が一緒に聞こえても・・・聞きたい人の話は理解困難にはならないと思います。

3番👉リスト順に覚えると、中間より最初と最後の記憶の方が保持されやすいです。系列位置効果(系列学習)のそれぞれ初頭効果と親近効果と呼ぶそうです。

 

平成27-Ⅰ問題9-問3

長期記憶についての問題です。

1番👉確かに後から覚える単語が多いとその前に覚えた単語、思い出しにくくなります。

2番👉時間を置いて何度も練習した方が、集中的に繰り返しやるよりも記憶されやすくなると思います。一夜漬けで覚えた内容は翌日のテストが終わったら忘れてしまいます。

3番👉精緻化リハーサルのことです。長期記憶に保存されている既存の知識と関連付けて覚えたほうが思い出しやすくなります。

4番👉宣言的知識と手続き的知識の事です。

よって正解は2番です。

 

平成27-Ⅰ問題9-問4

ワーキングメモリとは?

1番👉ワーキングメモリは容量が決まっているので一度に複数の課題をやれば処理効率が低下します!

2番👉子供も大人もワーキングメモリの容量は同じ?ではないと思います。

3番👉ワーキングメモリは一時的に記憶する場所なので、長期記憶に転送されない記憶は消失します。

4番👉ワーキングメモリは記憶の一時保存と言語の処理を担う場所です。

正解は、1番です。

 

平成28-Ⅰ問題9-問1

ワーキングメモリの特徴についての問題です。

上で説明した通り、正解は、4番です。ワーキングメモリは一時的に記憶を保存し、かつ情報処理にも使われます。

 

平成30-Ⅰ問題10-問2

既有の知識がおさめられているところはどこでしょう?

正解は、4番!長期記憶です。これは間違えてはいけません。

 

平成30-Ⅲ問題7-問2

中級レベルの学習者がジグソーリーディングをやった際に、学習者同士で分からないことを教え合っています。

A:○○ってどういう意味?

B:○○っていう意味だよ。

これは宣言的知識のことですね!正解は2番です。

 

令和1-1問題10-問3

精緻化リハーサルについての問題です。

1番👉繰り返すのは維持リハーサルです。それ以外の選択肢は、母語と関連づけたり、記憶しようとする語を使って文を作ったり、対義語と結び付けたり、、、これらは精緻化リハーサルです。よっって正解は、1番

 

 

 

最後に・今日のひとコマ

 

 

那覇・「のうれんプラザ」

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昔は県民の台所として愛された「農連市場」は建物の老朽化等の理由で無くなってしまいました。その農連市場の新しい姿がこの「のうれんプラザ」です。

何に一歩入ると・・・東南アジアを感じるゆる~い雰囲気が漂っています。

大好きな場所のひとつです!

 

www.watashinoarukikata-diary.com

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございます🌊

それではまた明日!

Cảm ơn mọi người đã luôn đọc hết.  Hẹn gặp lại ngày mai!

 

2021年8月