【420時間日本語教師養成講座を終えて①】タイで働きたくて、とりあえずバンコクへは行ったものの・・・

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Chào buổi sáng mọi người!

サワディチャオ🐘ソムタム娘です。

 

前回の更新からもう気が付けば、もう5か月....

養成講座がスタートした直後に更新して、その後も授業での内容や実習でのことを書こう書こうと軽く下書きはしたものの(更新しないまま)、、、なんだかんだと養成講座も修了してしまい、その後はタイへ行って、、、

今に至ってしまいました。

 

そして突然ですが、沖縄で非常勤講師として就職が決まりました。

 

今日は養成講座で実習を経験してみての感想や、その後タイへ行って学校探しをしたこと、そして沖縄へ帰ってきてから就職が決まった今に至るまでについて、2回に分けて書いていきたいと思います。

 

 

 

授業最終日・420時間日本語教師養成講座を受けてみての感想

 

少し話が前後するけど、タイへ飛び立った2月28日、その前日がまさに授業最後の日。

約半年間、学生に戻ったような気分で通学した養成講座。そんな生活が懐かしさもありつつ新鮮でトータル的にはとても楽しく有意義な時間でした。

 

少ないメンバーではあったけど約半年、一緒に勉強してきたクラスメイトは仲間ともいえる人たちで。最終日は授業が終わったあとに行ける人だけでランチをしてきました。

通学中は皆で集まる機会がなく、こんな風に授業を離れて皆と話すのはこのときが初めて。これまでのお互いの人生の話(まぁみんなそこそこの年齢なので)や、どうしてこの養成講座を受けるようになったかのきっかけ等々、聞きたい話は盛り沢山。

受講期間中にもっと皆で飲みに行ったりできたらよかったなぁ....なんて。そんなことを思ったのはここだけの話。笑

 

 

通学コースで学ぶ実技とは別に、eラーニングでは理論の学習の方も並行して進めながらなんとか通学の最終日までにはすべてのカリキュラムを修了することができました。

eラーニングは自ら時間を作って自発的にやらないといけないので根気がいる勉強法でした。

今まで自分で勉強してきたことを復習する内容も多かったけど、動画で耳と目から入って来る情報は自分で勉強していたときに比べるととてもわかりやすくさらに理解が深まってよかったな、と思っています。

 

 

生まれて初めての実習、人の前で教えることの難しさ

 

対学生実習について。

これがほんっと大変でした。授業の準備も含めすべてが。泣

今回この養成講座を受講したのはこの実習を経験するのが一番の目的ではあったけど、正直言って毎回やりたくないなぁと思いながらやってました。笑

 

去年の11月の中旬に初中級の学生(みんなの日本語を終えて少ししたくらいの学習者)へ初めて実習を行う機会がありました。

約20分の対学生実習。手元には事前に準備した教案。

その教案の流れに沿って授業を進めるわけですが、本来教案に書いた内容(フレーズ)で教師側も発話する必要があるものの、あがってしまうとそれさえも難しい状況....

教案を落ち着いて見る余裕なんてないです。笑

 

そう、とにかく緊張する!!

(あれ?わたしって昔からこんなにあがり症だったっけ??と思うぐらい。)

 

2回目の実習では初級者向けの授業で、学生からまったく予想もしていなかった反応が返ってきてそれだけであたふた(心の中で)してしまうことも。

教案を作るときにある程度は学生から返ってくると想定される発話も書いておくのですが、実際の授業となるとそうはいかないことがほとんどでした。

 

「好きな果物はありますか?」

「モモです。」

「モモですか、おいしいですね。」

みたいなやり取りから、他の生徒が、

「辛くておいしいです。」

という予想もしなかった発話が。

(え!?モモって桃のことだよね?「辛い」と「甘い」を間違えちゃってるのかな、なんて思いながら)

「モモは、甘いじゃないですか?辛いですか?」

と確認してみると、なんと他の周りの生徒からも「辛くておいしいー」みたいな反応が返ってきて混乱。

これはちゃんと桃は「甘い」もの教えた方がいいのか、、、と思いながらも、話の流れでじゃぁ今度ネパールで食べたいですね、なんて感じでその場は流してなんと切り抜けて。

後々実習が終わってから受講生の間での反省会で、あの「モモ」はネパール料理の「モモ」(餃子みたいなやつ)のことだったんじゃないかという話に。

自分の中では果物の話題を話しているつもりだったので、その場ではまったくそんな発想がなかったという....笑

 

まぁこんな調子でちょっとした勘違いからのハプニングもあったりしつつ、結局、養成講座の中で約5回ほど学生向けの実習を経験しました。

検定試験に合格しただけで実際に教壇に立つスキルがないからそれを身につけるためにと思って受講した養成講座だったけど、人前に立つということに慣れてないため緊張して普段の自分ではいられなくなるという、、、しんどかったなぁというのも正直な気持ちです。

ただこんなストレスを感じつつも、学生とのやり取りで教えることが楽しい!と、実習を経験したからこそ得られた充実感もありました。

 

 

養成講座を終えて、さらに自信がなくなった

 

 

そんな実習を経験して、これまた正直な気持ちになってくるのですが先生をやることに対して、さらに自信が無くなりました。

 

このまま沖縄で就職する?

そんな前向きな気持ちにはその時はとうていなれなくて....

とりあえず当初の予定(希望)通りタイに行こうと思いました。何もアテがあるわけでもなくホント気持ちのままに。笑

 

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なんかよくわからないけどタイに行ったら自信を取り戻せる何かきっかけみたいなことがあるんじゃないか、そんな何の根拠もない希望みたいなのがそのときにはあったんですよね。

 

 

やっぱりタイで働きたい!と思って行ったものの・・・

 

2月末。

タイのバンコクに行って、さっそく学校探しを始めました。

Googleマップで日本語を教えている学校らしき場所を調べておいたので、その目星を付けた学校へ直接行ってみる!という作戦です。

しかし学校の前までは行ったものの中には入ることができず(ビルの上の階)、、、

このときの気持ち、どう表現したらいいんだろう。そこに来るまではなんとでもなるぞ!っていう謎の自信があったのに、いざ学校の前に立つと、「あ、絶対無理だ」って。体がそれ以上前に動かなくなるみたいな。

 

バンコクでも学校探しが思うように行動に移せずさらに自信喪失していきました。涙

 

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結局、バンコクを離れる前の最後の最後に1校だけ、学校で直接お話を伺うことができて。(←頑張った!)なんとその学校では420時間の養成講座を修了していれば高卒でもビザ(ワークパーミット)を取ることができるという回答をいただけたんです。

しかも今現在も日本語教師を募集しているので面接してみませんか?とまで。

ただこのときに、「あ、わたし、まだタイで教えるなんて無理だ」ということにも気が付けたというか、沖縄でしっかり経験を積もう!と考えを切り替えることができたような気がします。

 

他にもメールで問い合わせていた学校からは、やはりワークパーミットの問題で、四大卒じゃないとビザが取れないので高卒だと働くのは難しいと回答もいただいていたものの、

学校によって条件が異なること、高卒のわたしでも今後タイで働くチャンスがあるということが分かっただけでも今回バンコクに来た甲斐はあったなと前向きにとらえることに。

 

 

バンコクを離れて、その後初めて訪れたピサヌロークではしっかり立ち直って、こうやって今回タイに来て学校探しをしたことは決して無駄なことではなく、前に進むために必要なステップだったんだなぁと頭の中も整理できて、、、

 

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スッキリした気持ちで沖縄へ帰ってくることができました。

 

次回はその後の沖縄での就職活動について書いていきたいと思います。

 

 

メインブログでは沖縄生活の様子も書いています↓

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本日も最後までお読みいただきありがとうございます🐘

Cảm ơn mọi người đã luôn đọc hết.  Hẹn gặp lại ngày mai!

 

2025年4月