Chào buổi sáng mọi người! はいさい🌺ソムタム娘です。
Hôm nay cũng chùng mình cùng cố gắng học tiếng Nhật nào!! 📚
今日も日本語の勉強を頑張りましょう!
日本語教育能力検定試験まであとちょうど一ヶ月になりました。皆さん勉強の進み具合はいかがでしょうか。
後悔しないよう、今出来る限りのことはやって試験に備えたいですね!💪
今日は前回に続いて談話についての勉強です。
ファイトーーーー💪💪💪
前回はこちら。
nihongo-tiengnhat.watashinoarukikata-diary.com
談話の規則
談話の内部を構造的・文法的に見た場合、情報の送り手の意図が効果的に情報の受け手に伝わるためには、その意図に基づいてテーマが一貫していること(一貫性)、また各文が相互に有機的に繋がっている必要があります。
そのために情報の送り手は談話内に様々な工夫・操作を意識的、無意識的に行っています。
そしてその中に相互の関連性や統一性を有した何らかの規則性を見出すことができます。
文と文の相互の関連を「結束性」と呼び、これを実現するために様々な言語的手段があります。
結束性
結束性とは、文章や談話における前後の文の間の結び付きのことです。
文章や談話にはまとまりがあって、何らかの繋がりや結び付きがあります。
結束性には、文法的な結び付き、語彙的な結び付き、前の要素・後の要素の結び付きなどがあります。
文法的な結束性には、文法的な手段として、「指示」「代用」「省略」「接続詞」などがあります。
語彙的な結束性は、「類義語」「上位語と下位語」などの語彙的な特性による結び付きです。
文法的な結束性
①指示
例:もう少し歩くとバス停に着きます。そこからバスに乗って20分くらいです。
指示詞の「そこ」が「バス停」を指しています。
例:太郎は子どものときから勉強がクラスで1番できます。彼はその上スポーツも得意です。
代名詞の「彼」が「太郎」のことを指しています。
指示詞について。
nihongo-tiengnhat.watashinoarukikata-diary.com
人称代名詞について。
nihongo-tiengnhat.watashinoarukikata-diary.com
②代用
例:今日はもう十分勉強したし、もう終わりにしたら?
:うーん、そうしようかな。
「そう」が「終わりにすること」の代用をしています。
例:スニーカー買いに行ったんだけど、良いのが無かったよ。
「の」が「スニーカー」の代用をしています。
例:明日って休みだっけ?
:そうだよ。
「そう」が「休み」の代用をしています。
③省略
例:連休はどこに行ったの?
:ベトナム。
「連休はベトナムに行った」の下線部分を省略しています。
例:花子はとても気が利く子だね。
:ホントに。
「ホントに気が利くね」の下線部分を省略しています。
例:これから一杯飲んで行かない?
:今日は疲れてるから。
「疲れているから行かない」の下線部分を省略しています。
④接続詞
例:今日は仕事が休みだ。だから海に行こう。
「だから」によって前の文が後の文の理由になることを示しています。
語彙的な結束性
①類義語
例:サーフィンがすごく上手い少年がいる。その男の子の名前は太郎という。
「少年」の類義語の「男の子」で言い換えています。
例:質問はいつでも受け付けています。分からないことがあればその都度聞いてください。
「質問」を類義語の「分からないこと」で言い換えています。
②上位語と下位語
例:果物はビタミンが豊富で体にいい。バナナは特に消化もいい。
上位語の「果物」と下位語の「バナナ」が結び付います。
例:学校の授業では理科が一番好きです。他にも好きな教科も沢山あるけど嫌いな教科もあります。
下位語の「理科」と上位語の「教科」が結び付いています。
照応
照応とは、文章や談話の中で、代名詞や指示詞を使って具体的な何かを指すことで、ある文や語句と他の文や語句との対応関係のことです。
照応には、前で用いられている語句や文を指す「前方照応」と、後で用いられている語句や文を指す「後方照応」があります。
前方照応
例:息子は毎日ゲームばかりしているから、その時は注意します。
「その時」が前で示された「ゲームばかりしている」ときを指しています。
また照応には、「名詞照応」「指示照応」「ゼロ照応」と呼ばれる3つのタイプがあります。
例:どうやら太郎が事故にあったらしいよ。
:今、太郎はどこにいるの? 👉同じ名詞による・名詞照応
:今、彼はどこにいるの? 👉代名詞「彼に」による指示詞照応
:今、どこにいるの? 👉名詞も代名詞も用いないゼロ照応
後方照応
例:聞いてよ、こんな話を聞いちゃったの。営業の山田さん、海外に転勤しちゃうらしいよ。
「こんな」が後で示されている文を指しています。
推論
推論とは、談話や文章を解釈する際に、音声や文字で与えられた情報と既有の知識(スキーマ)を利用して、明示されていない事柄について予測することです。
推論には、橋渡し推論と精緻化推論があります。
橋渡し推論
橋渡し推論とは、直接表現されていないことを、文脈やスキーマによって理解することです。また、情報と情報をつなげて推論します。
結束性をもとに別々の情報を関連付けることで、談話や文章の内容を理解します。読解中に常に行われていて、正しくこの推論ができなければ内容の理解に大きな支障が生じます。
例:昨日、仕事の帰りに飲んで帰ったんだけど、今朝すごい頭痛で目が覚めたんだよね。
この発話から「飲みすぎて頭が痛くなった」という推論ができます。
精緻化推論
精緻化推論とは、文章から読み取った事柄をもとに具体的なイメージを膨らませることです。より深く談話や文章を解釈するための推論ともいえます。
明示的に得た情報に加えて、自分が持つスキーマを使用して推測します。
例:ある東北の田舎の村に年をとった老夫婦が住んでいます。周りには自然や動物も沢山生息しています。冬の東北は寒さも厳しく毎年雪が降る時期は道路もふさがってしまい、町に出るのも一苦労です。
この文章を読んでどんなイメージを持つでしょうか。実際想像するイメージは人によって異なってくるでしょう。精緻化推論は橋渡し推論とは異なって、あくまでもイメージを膨らませるための推論であるため、理解には影響を及ぼしません。
いわゆる深読みや裏読み、また、文学作品等の干渉には重要になってきますが、読解や聴解での理解には必要不可欠なものではないです。
主題
文レベルの文法では、基本的に係助詞の「ハ」の付いた名詞句を主題とします。
談話のレベルでは一文単独で考えず、談話の展開の中での前後の文との関係で考えます。そのため「ハ」のみならず「ハ」以外の助詞や複合形式も話者の述べたい何かを表示する機能が認められる限り主題提示の表現形式であると考えます。
例:も・さえ・すら・こそ・・・(係助詞)
:~とは・~って・~ときたら・~ならば・~だって・~たら・~なんか・・・等
主題化
談話展開の流れにおいて、最初は主題として談話に導入されたものが主題になることはよくあります。それも主題の「ハ」が主語の「ガ」のみに対応するものではなく、目的語やその他にも対応して主題化します。
例:小さいこどもがこちらを見ています。 (主語のガ格)
:その子どもは5歳くらいに見えます。 (「ハ」によって主題化)
例:昨日、買い物していたら偶然にも幼馴染に会った。(目的語の二格)
:幼馴染とは10年くらい会ってなかったよ。 (「とは」によって主題化)
「ハ」と「ガ」について
「ガ」で主格を示す文を「現象文」と呼び、新しい事象を聞き手に提示する役割を持っています。すなわち、主格「ガ」で示される語は新情報であるといえます。また「未知」を基調とした文は描写的でもあります。
これに対し「ハ」で主題の示される文を「判断文」または「説明文」と呼び、既出の事象、あるいは一般的な命題などを題目として提示して、その題目について説明する役割を持っています。
「ハ」で示される文の主題は、たいてい情報の送り手と受け手の両方で共通認識されている既知情報になります。
人に知られていないものを話題として取り上げるのは不自然なため、主題になるのは聞き手にとって旧情報になることが普通です。
例:沖縄にある首里城は観光地として有名です。去年火事になりました。
「首里城」は主題の提示で、話し手と聞き手の既知情報です。そして「観光地として有名です」が新情報になります。「火事になりました」も主題は省略されてますが新情報になります。
例:昨日、首里城が火事になったらしいよ。火事の原因はまだ判明していないみたいだけど。
「首里城が」は新情報で、話し手と聞き手の既知情報は「火事になったらしい」になります。また「火事の原因は」は旧情報で、「まだ判明していない」が新情報になります。
存在文と所在文
存在文とは、「場所に人がいる」「場所に物がある」で表される文のことです。
例:沖縄に沢山の外国人がいる。
:沖縄にきれいな海がある。
これらの存在文は、「人は場所にいる」「物は場所にある」のように人(物)と場所の入れ替えが可能で、存在文を主題化した形になります。この文を所在文と呼び存在文とは区別されています。また、主題化してるためこの場合の助詞は「ガ」ではなく、「ハ」が用いられます。
例:沢山の外国人は沖縄にいる。
:きれいな海は沖縄にある。
これらの文の場合、どちらも新情報になります。
また、談話における「前提」と「焦点」という概念も新情報・旧情報の流れと深く関わってきます。
前提は伝達内容の旧情報に属して、焦点は最も重要な新情報になります。それゆえ文脈によって強勢が置かれて卓立性が出てくる部分でもあります。
過去問・「結束性・一貫性」「前方照応・後方照応」「橋渡し推論・精緻化推論」について出題されたもの
平成27-Ⅲ問題4-問3
談話指導の際、書き言葉の文章指導では、文と文の間を適切につなぎ、関連づけることが大切です。
この観点での誤用はどれでしょう?
1番👉逆接の接続詞「でも」は的確に使えています。「知っていません」は「知りません」のアスペクトの誤用でしょうか。
2番👉前件の文と後件の文の間に接続詞が無いことによって、前後の内容の繋がりが薄くなってしまってます。「しかし」などの接続詞を入れることによって、私が電車に間に合わなかったということを強調できるようになります。
3番👉接続詞がなくても、前件の文と後件の文の内容がしっかり繋がりを持っています。
4番👉逆接の接続詞「しかし」を用いることで前件と後件の内容がしっかり接続されています。
よって、正解は2番。
平成27-Ⅲ問題7-問1
談話には必要な構成要素として「結束性」「一貫性」があります。スピーチにおける両者の状況として適当なものは?
1番👉文末に終助詞が付加されていることは一貫性とは関係ありません。
2番👉「は」と「が」の使い分けは結束性と関連があります。
3番👉接続表現はなくても、前後に語彙的なつながりがあると結束性が保持されます。
4番👉このスピーチでは指示詞は使用されていません。
したがって正解は、3番。
平成28-Ⅰ問題9-問2
橋渡し推論についての問題です。
正解は、1番。
橋渡し推論は文章の内容を理解するために必要な推論です。
「弁償することになった」のが「花瓶が割れた」からだということを推測できないと文章を理解するために支障が起きます。
それに対し精緻化推論は、より談話や文章を解釈するための推論なので・・・解釈は人それぞれです。
それ以外の選択肢はすべて精緻化推論です。
令和1-Ⅰ問題6-問2
レトリック・アプローチの考え方を基にした指導で、談話のパターンを基に作文を書かせる際に、どのような機能の指導を目的としたものか問われています。
正解は、2番。
「〇〇という点から見ると、Aは〇〇・・・、一方、Bは○○・・・」
これは比較・対照の表現です。
令和1-Ⅲ問題1-問5
談話において、話し手が何を主語にするかは談話の中での視点の統一にも関わってきます。その内容を述べているのはどれ?
1番👉主語となる条件は、新情報・旧情報は関係ありません。
2番👉無生物の名詞が事態を引き起こす原因になるときは・・・主語になることはあまりありません。「猫が車にひかれた」「車が猫をひいた」・・・車を主語にする使い方はあまりしないと思います。
3番👉事態が話し手にとって迷惑である場合は、「父に怒られた」のように話し手の視点から述べられます。
4番👉事態の参与者が話し手にとって身近な人の場合・・・「うちの息子が学校で友達に泣かされた」のように身近な人物に視点が置かれます。
したがって正解は、4番。
令和2-Ⅰ問題10-問1
「彼女」を用いると「彼」を用いる文よりも読み時間が長くなるのは、「ボクシング選手」に対する「スキーマ」が活性化されているためです。ボクシング選手と聞くと男性という既存のイメージが沸いてくることが原因と考えられます。
また、読み手は推論を行いながら文章を読み、この読みの過程で、文と文との間の結束関係が築かれます。
したがって正解は、3番。
令和2-Ⅰ問題10-問2
精緻化推論はどれ?
1番👉原因と結果で関連づけるのは橋渡し推論。
2番👉未知語の意味の推測に使うのは橋渡し推論。未知語では・・・精緻化推論でより深い解釈は難しいです。
3番👉文章の大意を理解するのは橋渡し推論。
4番👉文章のこの後の展開を予測するのは精緻化推論!
よって正解は、4番。
令和2-Ⅰ問題10-問3
照応に関しての問題です。文章を理解するためには照応の理解が重要です。照応とは?
正解は、2番。
「彼女」が前の文の「そのボクシング選手」を示しています。
最後に・今日のひとコマ
沖縄の伝統菓子・「タンナファクルー」


通りかかった商店街のお菓子屋さんでタンナファクルーが目に入って、ついつい買ってしまいまいた。
一個売りっていうのは珍しいです。しかも40円(笑)
ほんのり黒糖の甘さがして控えめなお菓子。
そして何ともいえな優しい食感です。
まーさん。
www.watashinoarukikata-diary.com
他のお菓子も気になる・・・


本日も最後までお読みいただきありがとうございます🌊
それではまた明日!
Cảm ơn mọi người đã luôn đọc hết. Hẹn gặp lại ngày mai!
2021年9月