【言語一般】文字と表記『漢字』『平仮名』『片仮名』『ローマ字』

Chào buổi sáng mọi người! はいさい🌺ソムタム娘です。

Hôm nay cũng chùng mình cùng cố gắng học tiếng Nhật nào!!  📚

今日も日本語の勉強を頑張りましょう!

 

 

昨日ふと何気なく、日本語教育能力検定試験の試験会場を確認していたんですが、、、てっきり去年と同じ会場なのかと思っていたら違うんですね(^^;

あやうく去年と同じホテルを予約してしまうところでした。。あぶないあぶない。

今回も去年と同様で福岡で受験予定なんですが、飛行機で行ってそのあとも移動・・・初めての土地で地理感がないとちょっと心配です。

 

今日は先日勉強した、漢語や和語の実際の文字と表記についての勉強です。

 

語種についてはこちら。

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日本語の文字

日本語には、「漢字」「平仮名」「片仮名」「ローマ字」の4種類もの文字が使われていて、これは他の言語に見られない大きな特徴です。

そしてこの仮名文字と漢字の組み合わせを「漢字仮名交じり文」と呼び、これが日本語の基本となります。この漢字仮名交じり文が文を読みやすくしてくれているとも言えます。

また仮名部分は助詞や助動詞などの文法を担っていて、日本文の表記上重要な特徴でもあります。

文字の種類ごとに特徴をみていきましょう。

 

 

漢字

漢字は、紀元前1,300年ころに遺跡から見つかった「甲骨文字」がはじまりと言われています。その後、字形の変遷を経て今のような「楷書」が生まれました。

漢字には「形・音・義」があり、文字組立ての原理があります。

「形」とは字体のことです。

「音」とは日本語化した中国の発音(字音)があります。

「義」とは語の意味で、これを日本語読みにしたものが字訓になります。

そして漢字には「六書」と呼ばれる分類があり、「象形」「指示」「会意」「形成」「転注」「仮借」の6種類からなります。

 

漢字の分類

物の形に象って(かたどって)表したものです。

例:日・月・木・山・虫・鳥・手 等

象形では表現できない抽象的な概念を、ある符号を用いたり、象形文字に変化を加えたりして表したものです。

例:一・三・上・中・下 等

会意

二つ以上の意味を表す要素を組み合わせて表したものです。

例:明(日と月からなる)・位(人と立からなる)・林(木と木からなる)、、轟・計 等

形声

二つの文字を意味を表す要素と音を表す要素を組み合わせて表したもの。漢字にはこれに属する文字が最も多いです

例:柏(白の音と木の意味)・江(工の音と水の意味)・景(京の音と日の意味)・園・週 等

転注

本来の意味から派生した意味で作ったものです。

例:「楽(がく)」(本来は音楽の意味だが、人に楽しみを与えることから、「楽しい」に転じたもの)

仮借

意味に関係なく、音が同音もしくは類似している文字を転用したものです。

例:「革(かく)」(革(かわ)であるけれど、音を借りて「革命(かくめい)」と用いるもの)

 

漢字の「音」「訓」

日本語は、音読み訓読みという2種類の読み方があるのも特徴です。それぞれに何種類かの読み方がある場合も多いです。漢字圏の国でも、音読みのみで1つの読み方しかないことが多い・・・そのため日本語学習者にとっては覚えるのに苦労する要因のひとつでもあります。

日本語の音読み(字音)には「呉音」「漢音」「唐音」の3種類があります。日本のどの時代に中国のどの地方から伝わったかに由来しています。

 

詳しくはこちらで。

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訓読みについては、「異字同訓」「熟字訓」などの関連項目が存在します。

 

異字同訓とは

異字同訓とは、同訓異字とも言われていて、異なる漢字であっても同じ訓を有するものの組み合わせのことを言います。

例:「上がる・挙がる・揚がる」・「合う・会う・逢う・遭う」(動詞)

 :「暑い・厚い・熱い」・「早い・速い」(形容詞)

 

 

熟字訓とは

熟字訓とは、漢字からなる単語に、単字単位ではなく熟語全体に1つの訓読みを当てたものです。そのため、単字に分解してもそれぞれに訓読みの要素を表すことは不可能なものが多いです。

例:「紅葉(こうよう)」👉「紅葉(もみじ)」

 :「今日(こんにち)」👉「今日(きょう)」

上記の「紅葉」のように、熟字訓と音読みでは意味が異なる場合もあります。

また、よく使われる言葉が熟字訓になっている場合が多く、訓には和語ばかりではなく外来語も使われることもあります。

例:煙草(たばこ)

 

※「玄人(くろうと)」「素人(しろうと)」等はそれぞれ「玄」「素」「人」に分解可能で、あくまで音便化現象の一種と考えられています。

 

 

音便化についてはこちら。

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漢字表(漢字制限・使用範囲の目安)

漢字に関して、初めて制限が実現したのが1946年の当用漢字表(内閣告示・訓令、1,850字)によってでした。

1981年には、常用漢字表(内閣告示・訓令、1,945字)が告示されました。

当用漢字表が、この範囲内で漢字を使い、それから外れるものは仮名で書くようにするなどという制限色の強いものであったのに対し、常用漢字表は、漢字使用の際の目安という位置づけに変わっているのが特徴です。

2010年にはさらに常用漢字表が改定されて、掲載字種は従来の1,945字から2,136字に変更されました。

追加された漢字の選定基準は、「頻出頻度が高く、造語力(熟語の構成能力)も高いもの」「出現頻度が高い代名詞(例:俺、誰)」「出現頻度がそれほど高くなくても漢字で表記した方が分かりやすいもの(例:謙遜の遜)」「書籍や新聞の出現頻度が低くても社会生活上よく使われ必要と認められるもの(例:訃報の訃)」「都道府県名で使われているもの」というものです。

より実生活に見合った漢字が追加されたというわけですね。

 

 

平仮名

平仮名は、万葉仮名の草書体を簡略にしたところから生じた文字です。すなわち万葉仮名の草書体を書き崩して用いた文字が更に崩れて平仮名になったというわけです。

したがって、成立時期も一時にできたものではなく相当の年月にわたって次第にできたものだと考えられています。

平仮名は「女手(おんなで)」とも呼ばれていて、漢字漢文を男性知識階級が多く公文書に用いたのに対して、これは和歌などから次第に日記や物語を書くところまで使用範囲が及び、平安女流文学を生む土台も作っていきました。

平仮名文は元は漢字を交えず平仮名だけで書かれるのが普通であったけれども、明治以後、漢字平仮名交じり文が一般に普及していきました。

 

仮名遣

平仮名で日本語を書き表す際の決まりを「仮名遣い」と言います。

明治時代には契沖仮名遣いと呼ばれる流れを受ける歴史的仮名遣い」を採用していました。これは平安時代初期までの実際の綴りを発掘したものを基にした書き方でした。

第二次世界大戦の後、国語国字改革の流れによって1946年の「現代かなづかい」(内閣告示・訓令)が告示されるまで、公教育の場で正式な仮名遣いとして用いられていました。現在の公教育では古典文学作品における教育でのみ用いられています。

「現代かなづかい」発音された音に近い表記をするのが原則という新しい方式取り入れられました。それをさらに整理したのが1986年の「現代仮名遣い」(内閣告示・訓令)になります。

 

現代仮名遣いの特徴

現代仮名遣いは、おおまかに現代語の音韻に従って書き表し、特定の語については表記の慣習を尊重するものとしています。

一部を紹介します。

 

【じ・ぢ・ず・づ】

・「ぢ・づ」は原則は「じ・ず」を用います。ただし、同音の連呼や、連濁、複合語、語意識の働く語彙に関しては、歴史的仮名遣いの「ぢ・づ」を許容します。

例:ちむ・ちこまる・つる・つく・等 (同音連呼)

 :鼻血(はな)・小遣い(こかい)・間近(まか)・近々(ちかか) 等

(「いちじく」「いちじるしい」はこの例に当たらない)

なお、次のような語は現代語の意識では一般に二語に分解しにくいものとして、それぞれ「じ」「ず」を用いて書くことを本則としますが、「せかいぢゅう」「いなづま」のように「ぢ」「づ」を用いて書くことができるものとします。

例:世界中(せかいゅう)・稲妻(いなま)・固唾(かた)・融通(ゆうう)・きな 等

 

また、「地面(めん)」「図画(が)」の「地」「図」はもともと音読みで濁って発音するものであり、「じ」「ず」を用いて書きます。

 

【は・を・へ】

いわゆるハ行転呼音「はひふへほ」を用いる語は、発音によりア行または「わ」の音で表します。

ただし、助詞の「は」「を」「へ」の語に限り歴史的仮名遣いと同一として音では綴らないです。

(現代かなづかいではこの準則を「わ・お・え」と書いても構わないと解釈したけれども現代仮名遣いでは「は・を・へ」に統一されました)

 

【長音表記】

「あ・い・う」列長音は該当列の母音を添えます。

例:かさん・おじさん・つしん(通信) 等

「お」列長音は「う」を添えます。

例:こうん(幸運)・そおん(騒音)・こしん(行進)・おじ(王子) 等

ただし、歴史的仮名遣いの「ほ」や「を」が「お列長音」に続いていたものは、「お」を添えます

例:「氷」こり(こほり)・「大きい」おきい(おほきい)・「遠い」とい(とほい)・「十」と(とを) 等

「え」列に関しては長音として発音されるか、えい、れい、けい、などのように発音されるかに関わらず「え」列の仮名に「い」を添えてます。

例:かれ・れ(例)・えが(映画)・て(丁寧)・とけ(時計) 等

 

【拗音・促音の表記】

拗音を表す「や・ゆ・よ」と、促音を表す「っ」はなるべく小さく書きます。縦書きの場合は右側、横書きの場合は下側に書きます。

 

【動詞の「言う」】

「言う」は「いう」と表記します。

例:ものをいう・どういうふうに・いうまでもない 等

 

 

 

送り仮名

送り仮名の付け方は、漢字仮名交じりで書く際の書き方についても決まりがあります。1973年(昭和48年)の「送り仮名の付け方」(内閣告示・訓令)が基準になっています。

また、送り仮名には二つの大きな働きがあります。

 

送り仮名を付けることで活用の変化に応じた表記ができる

例えば、「書く」という語は、「く」の部分を仮名書きにすることにより、「書かない」「書きます」「書いて」というように語形の変化を表すことができます。

 

漢字の読み違いがないようにする

例:嫌いだ(きらいだ)ー嫌だ(いやだ)

 :好きだ(すきだ)ー好む(このむ)

上記のように、文字によって適切な送り仮名を付けることで意思や情報を正確に伝えることができます。

 

送り仮名の付け方にはいくつかルールもあります。

送り仮名の間違いって多いと思います。。。

いくつかのポイントを書きます。

 

活用のある語

活用のある語、動詞や形容詞は活用語尾を送るのが原則です。ただし、例外も沢山あります。。

例:書・実・助ける・生きる 

例外:

①語幹が「し」で終わる形容詞「嬉しい」等は「し」から送ります。

②活用語尾の前に「か」「やか」「らか」を含む形容動詞「静かだ」「穏やかだ」等はその音節から送ります。

③その他、、、「味わう」「教わる」「異なる」「逆らう」・・・

他にも活用語尾の前の音節から送ることが許容されている語もあります。

例:表す(表わす)・行う(行なう)・断る(断わる)

※語幹と活用語尾の区別が付かない動詞は、「着る」「寝る」「来る」などと送ります。

 

また、読み違える恐れのない場合は活用語尾のみでも、その前の音節から送ることも許容されている語もあります。

例:生まれる(生れる)・押さえる(押える)・聞こえる(聞える)・起こる(起る)・落とす(落す)・当たる(当る)・終わる(終る)

 

活用のない語

①名詞は原則、送り仮名は付けません。

例・空・雲・月・鳥・男・彼女 等

ただし、数を数える「つ」を含む名詞は、その「つ」を送ります。
例:一つ・二つ・幾つ 等
 
活用のある語から転じた名詞「動き」「曇り」「願い」「当たり」「答え」「遠く」「近く」等は、もとの語の送り仮名の付け方によって送ります。
例外として、動詞から転じている「恥」「話」「光」「舞」等は送り仮名を付けません。ただし、動詞としての意識が残っているような使い方の場合は送り仮名を付けます。
 
また読み間違えるおそれのない場合は、送り仮名を省くことができます。
例:曇り(雲)・願い(願)・届け(届)・向かい(向い)・答え(答)・祭り(祭)
 
②副詞・連体詞・接続詞は最後の音節を送ります。
例:必ず・更に・少し・再び・全く・最も・及び 等
 
「又」は送り仮名を付けません。
 
③複合語は、読み間違えるおそれのない場合は、送り仮名を省くことが許容されています。
例:申し込む(申込む)・聞き苦しい(聞苦しい)・田植え(田植)・落書き(落書)・飛び火(飛火)・預かり金(預り金) 等
 
また、複合語のうち、次のような名詞は慣用に従って送り仮名を付けません。
例:地位・身分・頭取・取締役 等
 :書留・気付・切手・振替・売値・割引・売上・取引・試合・・・等
 :息吹・時雨・名残・雪崩・吹雪・迷子・行方 等
 
 

 

片仮名・カタカナ

片仮名は、万葉仮名の字画を省略したもので、本来漢文を訓読する際に、「ヲコト点」と供にその読みを示す符号として成立したものです。その呼び方の由来は漢字の一部「片の意」からとも、漢字の傍ら(かたわら)に置く意味とも言われています。

明治から昭和の初等教育では平仮名よりも優先して扱われていました。

(確かに祖母はよく片仮名を使って文字を書いていました)

漢字仮片名交じり文は権威のある文書を意味していましたが、太平洋戦争以後は平仮名の地位が向上して、漢字平仮名交じり文が普通になり、片仮名はその中でも特定の種類の語に使われるようになりました。

主に外来語や、外国の地名・人名、擬音語や植物名を表記に使われる場合が多いです。

 

 

ローマ字

ローマ字は、ラテン語を書き表す文字として古代ローマで完成され、ヨーロッパ各国に広まったものです。

ローマ字による日本語表記は16世紀にキリシタンの宣教師によって持ち込まれました。

1867年にアメリカ人のヘボンが最初の和英辞典で用いたローマ字綴りが、いわゆるヘボン式の元になりました。

明治時代には、このヘボン式のローマ字綴りに内外の学者の手が加えられた標準式(ヘボン式)と、これに異論を唱え、日本語の五十音図に即した「日本式」ができました。

しかしこの二つの綴り方のどちらを採るかで対立論争が起き、昭和12年に臨時ローマ字調査会が設けられ、内閣訓をもっていわゆる訓令式が公布されました。

パスポートなどの公文書はヘボン式が採用されています。

 

ヘボン式

ヘボン式は、「和英語林集成」を作ったヘボンが始め、それを基本として成立した書き方です。

同じ行に属する場合でも、音声学的に子音が違う場合は、違う綴りを採用しているところが特徴で、音声学的であると言えます。

例:サ行・・・sa、shi、su、se、so

 :タ行・・・ta、chitsu、te、to

 :ハ行・・・ha、hi、fu、he、ho

 :ザ行・・・za、ji、zu、ze、zo

 :シャ行・・・sha、shu、sho

 :ジャ行・・・ja、ju、jo

 :チャ行・・・cha、chu、cho

太文字は訓令式と異なるものです。

 

日本式

日本式は、田中館愛橘(たなかだてあいきつ)が主張した、五十音図を前提として子音と母音の組み合わせでつづりを決めたものです。五十音図に沿って作られているので、音韻論的であると言えます。

例:ぢ(di)・づ(du)・・・訓令式と異なるもの

 

訓令式

訓令式は、1937年にローマ字の綴り方の統一を目指して政府が内閣訓令として公布したものです。

例:サ行・・・sa、si、su、se、so

 :タ行・・・ta、titu、te、to

 :ハ行・・・ha、hi、hu、he、ho

 :ザ行・・・za、zi、zu、ze、zo

 :シャ行・・・sya、syu、syo

 :ジャ行・・・zya、zyu、zyo

 :チャ行・・・tya、tyu、tyo

太文字はヘボン式と異なるものです。

 

 

文字の分類

文字の性質によって分類すると、表意文字表音文字に分けられます。

その字自体が意味を持つ文字を表意文字と言います。漢字がこれに当たります。

また、その字が1つの語であるという特徴を重く見て表語文字と呼ぶこともあります。

一方で、字そのものには意味がなく、単に音を表すだけのものを表音文字と言います。仮名やローマ字がこれに当たります。

また仮名もローマ字も表音文字ですが、ローマ字のように子音や母音のレベルで文字になっているものを音素文字、仮名のように基本的には子音と母音の組み合わせで文字になっているものを音節文字と言います。

 

 

 

過去問・「漢字」「平仮名」「片仮名」「ローマ字」について出題されたもの

 

平成27-Ⅰ問題1-(3)

ローマ字の綴りの問題です。仲間外れはどれ?

1番👉「chiri」はヘボン式

2番👉「kaji」はヘボン式

3番👉「shigoto」はヘボン式

4番👉「matsuri」はヘボン式

5番👉「syumi」は訓令式・・・ヘボン式だと「shumi」

したがって正解は、5番

 

平成28-Ⅲ問題4-問4

現代仮名遣いについての問題です。昭和61年の内閣告示について正しいものはどれ?

正解は、4番

 

この仮名遣いは,主として現代文のうち口語体のものに適用する。原文の仮名遣いによる必要のあるもの,固有名詞などでこれによりがたいものは除く。

この仮名遣いは,擬声・擬態的描写や嘆声,特殊な方言音,外来語・外来音などの書き表し方を対象とするものではない。

 

参考:

www.bunka.go.jp

 

平成28-Ⅲ問題4-問5

日本語の発音と表記についての問題です。(不適当なものを問われています)

1番👉助詞を「を」と表記するのはハ行転呼とは関係ありません。

2番👉助詞の「へ」を「え」ではなく「へ」で表記するのはハ行転呼の影響です。

3番👉「狼(おおかみ)」と表記するのは歴史的仮名遣いの表記が「おほかみ」だったためです。

4番👉歴史的仮名遣いで「おとな」「をとこ」と表記するのは、かつての日本語の発音の違いを反映しています。

したがって正解は、1番

 

平成29 -Ⅰ問題1-(4)

漢字の成り立ちについての問題です。仲間外れはどれ?

日・月・川・山は象形文字で、林は会意文字です。

したがって正解は、5番

 

平成29 -Ⅰ問題6-問5

平仮名・片仮名や記号などの表記は縦書きと横書きで異なるものがあります。(不適当なものを問われています)

1番👉かぎ括弧の向きは変わります。

2番👉長音記号の向きは変わります。

3番👉促音、拗音の位置は変わります。

4番👉濁点の位置は変わりません。

よって正解は、4番

 

平成29-Ⅲ問題12-問2

現代仮名遣いで採用されている表記はどれでしょう?

1番👉「工事(こうじ」「氷(こおり)」

2番👉正しくは「行く(いく)」「言う(いう)」

3番👉正しくは「時計(とけい)」「映画(えいが)」

4番👉正しくは「地震(じしん)」「縮む(ちぢむ)」

したがって正解は、1番

 

平成29-Ⅲ問題12-問3

当用漢字表についての問題です。

正解は、3番。日本で漢字に関して、初めて制限が実現しました。

 

参考:

www.bunka.go.jp

 

平成29-Ⅲ問題12-問4

訓令式のローマ字の正しい記述はどれでしょう?

正解は、1番

訓令式では「つき(tuki)」「ふね(hune)」「はし(hasi)」「じゃま(zyama)」と表記します。

 

平成29-Ⅲ問題12-問5

日本語の送り仮名の指導についての問題です。正しい指導はどれ?

1番👉「もうしこみ」は名詞としての場合は「申込」とし「申し込み」のように送り仮名は付けないです。

2番👉「おわる」は「終わる」「終る」どちらも使用可能です。

3番👉「むかう」は「向う」ではなく「向かう」とするのが正しいです。

4番👉「あたり」は「当たり」「当り」どちらも使用可能です。

したがって正解は、3番

動詞の送り仮名は、原則として活用語尾だけなのですが、「向かう」は「向く」から派生した動詞のため、「向かう」のように「か」から送るそうです。

送り仮名のルールは例外も多数あり・・・日本人でも難しいです!!

 

平成30-Ⅰ問題1-(7)

漢字の読みとつくりについての問題です。仲間外れはどれ?

「議(ぎ)」「訪(ほう)」「誤(ご)」「認(にん)」は旁の読み方で読む漢字です。「計(けい)」のみ違います。

よって正解は、5番

 

平成30-Ⅲ問題3-問3

「漢字、平仮名、片仮名、ローマ字」に関しての問題です。

1番👉片仮名は万葉仮名の字画を省略したものです。

2番👉ローマ字のヘボン式表記方では「音素」と「文字」が一対一っで対応はしていないです。「き」は「ki」と表記し、文字1つに対して音素は2つです。

3番👉表語文字と言われる漢字は、表音文字にあたる、平仮名や片仮名、ローマ字に比べると種類が多いです。

4番👉助詞などの機能語は平仮名で表記します。

したがって正解は、4番

 

令和2-Ⅰ問題1-(6)

異字同訓についての問題です。仲間外れはどれ?

1番👉「切る」「斬る」・・

2番👉「興す」「起こす」・・

3番👉「採る」「取る」・・

4番👉「収める」「修める」・・

5番👉「届く」・・・同じ読み方のものはないです。。

したがって正解は、5番

 

令和2-Ⅲ問題7-問1

漢字の授業における指導上の注意点はなんでしょう?

 

1番👉漢字の筆順は板書よりも資料もあった方が分かりやすいですね。

2番👉漢字の導入に限らず、学習者のニーズは最優先です!

3番👉漢字の字形は板書やカードで示して、読みは音声で・・・?別々にってことでしょうか?板書しながら読み上げるほうがいいと思います。

4番👉送り仮名のある漢字は送り仮名と一緒に書かせたほうがいいですね。

したがって正解は、4番

 

令和2-Ⅲ問題7-問2

漢字系学習者の学習上の問題とは?(当てはまらないものを問われています)

1番👉漢字から文章の意味が推測できて・・・確かに文法の学習がおろそかになりそう。

2番👉母語の漢字知識に頼って、意味解釈を勘違いしそうですね。

3番👉個々の漢字を記号のように記憶・・・するのは漢字系学習者以外だと思います。

4番👉母語の漢字と日本語の漢字では字形上に違いがあり、書く際に間違えそう。

したがって正解は、3番

 

令和2-Ⅲ問題7-問4

漢字の字形についての問題です。字形が同一かどうか識別するための練習としてベストなのは?

名・名・名・各・名・名・・・

見・見・見・貝・見・見・・・

ぱっと見確かにどれも同じに見える!w・・・字形が似ている漢字を並べるこの問題は同一の字形を識別する練習としてはいいですね。

よって正解は、4番

漢字を使う学習者はしっかり見ればちゃんと違いが分かるけど・・・非漢字圏の学習者にとっては、漢字=記号に見えてしまうだろうし、「見」「貝」なんて同じに見えてしまいそう。。

 

 

文字と表記に関しては出題数が多いです!しっかり押さえておきましょう。

 

 

 

 

最後に・今日のひとコマ

 

 

 

那覇・のうれんプラザ『丸吉塩せんべい』

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最近初めて購入した、ここのおせんべい。

せんべいにに・・・はねにもなれなかった・・・天使のはねシリーズの梅味。かるーい食感でとっても美味しかったです。

おやつにもおつまみにもぴったり🌟あっという間に一袋完食(笑)

 

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございます🌊

それではまた明日!

Cảm ơn mọi người đã luôn đọc hết.  Hẹn gặp lại ngày mai!

 

2021年9月