Chào buổi sáng mọi người! はいさい🌺ソムタム娘です。
Hôm nay cũng chùng mình cùng cố gắng học tiếng Nhật nào!!
今日も日本語の勉強を頑張りましょう!📚
明日くらいから沖縄は台風14号の影響が出てきそうです。。。
さて、先日形態素の勉強をしました。
形態素の異形態として音韻的な変化がある、という内容もありましたね。今日はそんな「音韻変化現象」についての勉強です。とても色んな種類があります!
形態素についてはこちら。
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- 音韻変化現象とは?
- 転音・末尾母音の変化
- 連濁
- 連声
- 音韻添加(子音挿入)
- 音韻融合
- 音韻脱落
- 半濁音化
- 音便・末尾音節の促音化、撥音化
- 過去問・「連濁」「連声」について出題されたもの
- 最後に・今日のひとコマ
音韻変化現象とは?
ある語が別の語と結合して合成語が作られるとき、単独で使われる形と異なった形になる場合があります。これは音韻の変化が構成要素のつなぎ目に起こる現象です。音韻変化は、前の語の構成要素の最後の母音や最終音節、後ろの語の構成要素の初頭の音節(子音)に起こるもので、音韻変化現象(変音現象)
と呼ばれています。
「転音」「連濁」「連声」「音韻添加」「音韻融合」「音韻脱落」「半濁音化」「音便」 等があります。
それぞれ詳しく見ていきます!
転音・末尾母音の変化
形態論的には、異形態の音声的な変化は、他の形態素と隣合う場合に起きていました。
転音は、前の語の末尾の母音の音が変化する現象です。
例:/e/👉/a/ 酒(sake)👉酒蔵(sakagura)・・「け」が「か」になる
雨(ame)👉雨傘(amagasa)・・「め」が「ま」になる
風(kaze)👉風上(kazakami)・・「ぜ」が「ざ」になる
:/i/👉/o/ 木(ki) 👉木陰(kokage)・・「き」が「こ」になる
前の語の母音に着目すると、母音が /a/ の一種類のみになっています。これは発音の労力を軽減させるためと考えられています。
連濁
上記の転音のように、形態論的に考えた場合、連濁も異形態が単語の中に現れるものです。
具体的には、後ろの語の先頭の無声子音(カ行、サ行、タ行、ハ行)が有声子音に変化する現象です。
例:雨(あめ)+傘(かさ)👉雨傘(あまがさ)
:甘(あま)+酒(さけ)👉甘酒(あまざけ)
:神(かみ)+棚(たな)👉神棚(かみだな)
:本(ほん)+箱(はこ)👉本箱(ほんばこ)
しかし必ずしも濁音化が起こるというわけではないようです。「大橋(おおはし)」のように連濁が起こらない場合もあります。
時代や方言、また人によりさまざまで明確な法則はないようですが、いくつか傾向はあるようです。
連濁が起こりやすい条件
一般的に後の語の要素の最初の子音
例:旅(たび)+人(ひと)👉旅人(たびびと)
前の語の最後の音が鼻音のとき
例:陰(かげ)+口(くち)👉陰口(かげぐち)
意味的にみると前の語が後の語を説明しているとき(修飾関係)
例:兄弟のけんか👉兄弟げんか(きょうだいげんか)
:子供の部屋👉子供部屋(こどもべや)
前の語が後ろの語の手段や道具をあらわしているとき
例:手で書く👉手書き(てがき)
:足で踏む👉足踏み(あしぶみ)
前の語が後ろの語の様態を表しているとき
例:飛んで蹴る👉飛び蹴り(とびげり)
:走り書く👉走り書き(はしりがき)
和語の方が漢語より連濁現象が起こりやすい
例:雨傘👉あまがさ
:谷川👉たにがわ
:口笛👉くちぶえ
同字の点(々)が付けられる語・畳語
例:時時(時々)👉ときどき
:神神(神々)👉かみがみ
連濁が起こりにくい条件
後の語の第二拍目が濁音のとき(ライマンの法則)
例:春風(はるかぜ)・縄跳び(なわとび)・星屑(ほしくず)
※「縄梯子(なわばしご)」のように後ろの語の三拍目が濁音の場合連濁現象が起きることもあります。
名詞+動詞で、前の語が後の語の目的語になっているとき
例:草+刈り👉くさかり(草を刈る)
:パン+切る👉ぱんきり(パンを切る)
前の語と後の語が並列関係のとき
例:草木(くさき)・田畑(たはた)・飲み食い(のみくい)・読み書き(よみかき)
漢語や外来語
連濁は日本語独自の連音現象のため、特に和語に起きやすく、漢語や外来語では極めて少ないです。
例外として・・・「株式会社(かぶしきがいしゃ)」などがあります。
連声
連声とは、前の音節の末尾が、[m]、[n]、[t] の子音で終わる語に、母音(ア行)または半母音(ヤ行・ワ行)で始まる語が接続した場合に、後ろの語頭がそれぞれ「マ行」「ナ行」「タ行」に変化する現象です。
「ヤ行」から「ナ行」「マ行」に変化するときは拗音になります。
言語学的には長音化の一種として考えられています。
「反(han)」+「応(ou)」は「反応(hannou)」と発音することによって、接続する部分に前の語の語尾の子音が挿入されています。
漢語の熟語によく見られます。
※[m]、[n] は「ん」の異音になります。異音については音声分野で詳しくやる予定です。
例:三(さん)+位(い)👉三位(さんみ)・・「ア行」が「マ行」になる
:陰(おん)+陽(よう)👉陰陽(おんみょう)・・「ヤ行」が「マ行」になる
:反(はん)+応(おう)👉反応(はんのう)・・「ア行」が「ナ行」になる
:因(いん)+縁(えん)👉因縁(いんねん)・・「ア行」が「ナ行」になる
:銀(ぎん)+杏(あん)👉銀杏(ぎんなん)・・「ア行」が「ナ行」になる
:雪(せつ)+隠(いん)👉雪隠(せっちん)・・「ア行」が「タ行」になる
※「雪」は室町時代は[setsu]ではなく[set]と発音されていたようです。
「原因(げんいん)」のように連声しないものもあります。
音韻添加(子音挿入)
音韻添加とは複合語の後ろの語に、元はない子音が添加される現象です。これは極めてまれな現象です。
例:春(haru) +雨(ame)👉春雨(harusame)・・ /ame/ の前に /s/ が挿入されている
音韻融合
音韻融合とは複合語の前の語と後ろの語が結び付いた部分が・・・まさに融合した現象です。
すみません・・・説明が下手で(^^;)
例:若(わか)+人(ひと)👉若人(わこうど)
:仲(なか)+人(ひと)👉仲人(なこうど)
:狩(かり)+人(ひと)👉狩人(かりゅうど)
これはそんなに種類はないと思うので、そのまな覚えるのが良さそうですね。
このような発音になったのも・・・やはり発音のしやすさからなのでしょうか。
音韻脱落
音韻脱落とは複合語の音の一部がなくなる現象です。
例:河(かわ)+原(はら)👉河原(かわら)
すみません・・・すいません、これも(sumimasen)の母音の音 /m/ が無くなっているので音韻脱落のひとつなのでしょうか。
半濁音化
半濁音化とは後ろの語が「ハ行」から「パ行」に変化する現象です。
例:審(しん)+判(はん)👉審判(しんぱん)
:折(せつ)+半(はん)👉折半(せっぱん)
:突(とつ)+発(はつ)👉突発(とっぱつ)
:一(いち)+方(ほう)👉一方(いっぽう)
音便・末尾音節の促音化、撥音化
音便とは単語中の音や複合語中の音が「促音(っ)」「撥音(ん)」「イ」「ウ」に変化する現象です。
促音化(っ)
終止形が「う」「つ」「る」で終わる動詞を「て形」(連用形)にしたときに起きる現象です。
例:買う👉書きて👉買って・・「き」が「っ」になる
:立つ👉立ちて👉立って・・「ち」が「っ」になる
:乗る👉乗りて👉乗って・・「り」が「っ」になる
その他には
例:引く(ひく)+掻く(かく)👉引っ掻く(ひっかく)
:熱(ねつ)+心(しん)👉熱心(ねっしん)
:追う(おう)+払う(はらう)👉追っ払う(おっぱらう)
これも発音の労力を軽減させるためと考えられています。
撥音化(ん)
終止形が「む」「ぶ」「ぬ」で終わる動詞を「て形」(連用形)にしたときに起きる現象です。
例:飲む👉飲みて👉飲んで・・「み」が「ん」になる
:飛ぶ👉飛びて👉飛んで・・「び」が「ん」になる
:死ぬ👉死にて👉死んで・・「に」が「ん」になる
その他には
例:引く+曲げる👉引んまげる(ひんまげる)
イ音便化
終始形が「く」「ぐ」で終わる動詞を「て形」(連用形)にしたときに起きる現象です。
例:書く👉書きて👉書いて・・「き」が「い」になる
:嗅ぐ👉嗅ぎて👉嗅いで・・「ぎ」が「い」になる
ウ音便化
現代語では形容詞の連用形に「ございます」などを付けたといに現れる現象です。
例:暑い👉暑く+ございます👉暑うございます
:なつかしい👉なつかしく+ございます👉なつかしゅうございます
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多分ここれにあげれないくらい、、、もっと色々が音韻変化があるんだと思います。規則性があるものはいいですが、規則性がないものも。。(^^;)
とりあえず言えることは、きっと歴史の流れとともに発音しやすく変化してきたのではないでしょうか。
そしてこれからも少しづつ変化していく言葉もあるんでしょうね~。
過去問・「連濁」「連声」について出題されたもの
連濁について。。
平成27-Ⅰ問題3-(9)
連濁についての問題です。連濁とはどういう現象でしょうか?(不適当なものを問われています)
1番👉和語は連濁しやすく、外来語はほとんど連濁しないです。
2番👉外来語も漢語もまれに連濁する場合があります。「株式会社」は漢語ですが連濁します。
3番👉母音に挟まれた無声子音が同化するため連濁が起きます。
4番👉二つの要素で一語化しています。
したがって正解は、2番。
平成27-Ⅰ問題3-(10)
連濁について、ライマンの法則の例外とは?
ライマンの法則とは、後の語にもとから連濁があると連濁が起きにくいというものです。
よって正解は、4番。上記参照。
平成27-Ⅰ問題3-(11)
連濁についての問題です。
前部要素と後部要素の意味関係によって連濁しにくいものとは?
正解は、1番。上記参照。
平成29-Ⅲ問題4-問3
連濁が起こりにくい条件とは?
「魚の尾と鰭」という意味では並列関係にあるので連濁が起きず「尾鰭(おひれ)」と発音します。
「魚の身体の後端にある鰭」という意味では、前の語が後ろの語の説明をしているので「尾鰭(おびれ)」と発音します。これは修飾構造より並列構造のほうが意味的な結合が低いため連濁が生じにくいと言えます。
したがって正解は、3番。
平成29-Ⅲ問題4-問4
上に続いて連濁が起こりにくい条件についてです。
漢語や外来語は連濁が起きにくいです。よって正解は、2番。上記参照。
平成29-Ⅲ問題4-問5
またまた続いて連濁が起きにくい条件について・・・その要因について学習者に理解させる指導として適当なものは?
正解は、3番。ライマンの法則です。後ろの語に元から濁音が含まれているときには、連濁が生じにくいということを指導するといいですね。
「えりまきどかげ」にはならないです!
令和1-Ⅲ問題2-問1
「東京方言」についての問題ですが、、、連濁とウ音便の話がでてきたのでここで紹介です。
さて、東京方言の音韻現象として不適当なものとは?
1番👉「箱(はこ)」などが複合語の後部要素になったときは連濁を起こしますね。
「ふでばこ」「ゴミばご」です。〇
2番👉「白い」などの活用語尾が連用形でウ音便を起こす・・・連用形は「白く(なる)」です。「白うなる」関東では・・あまり言わない気がします。関西の方でしょうか。。
3番👉「北(kita)」など、無声子音に挟まれたとき母音の「i」「u」は無声化します。これを母音の無声化といいます。〇
4番👉「若い(wakai)」が「わけー」となるのは、連母音/ai/が融合し「エー」となるからです。この現象は関東の若者に見られるようです。〇
そうすると消去法で正解は、2番。
令和2-Ⅰ問題3-(5)
連濁についてです。連濁が起きる条件として不適当なものは?
1番👉同じ語であっても時代によって連濁の有無が変わる・・・?
2番👉前後の要素が並列的な関係の場合、連濁が起きにくいです。起こりやすいは誤りです。✖
3番👉後部要素に連濁が含まれている場合、連濁が回避されやすいです。〇
4番👉和語のほうが漢語や外来語より連濁が起こりやすいです。〇
これは確実なのは2番!と自信を持って・・・たのですが、ちょっと1番の選択肢が不明です。。時代によって連濁の有無って違ってたんですね!間違っている文章は2番なので、きっとそうなんですね~。勉強になりました。
とりあえず正解は、2番。
連声について。。
平成28-Ⅰ問題3-(14)
連声が起きているのはどれでしょう?
1番👉「舟歌(ふなうた)」は転音現象です。
2番👉「観音(かんのん)」は連声現象です。
3番👉「国旗(こっき)」は促音化現象です。
4番👉「小雨(こさめ)」音韻添加です。
よって正解は、2番。詳しくは上記の説明をご参照ください。
最後に・今日のひとコマ
那覇市前島の「とまりん」内にある「沖縄かりゆしアーバンリゾート・那覇」。なんと10月末で閉館してしまうのだとか。。
今年に入り賃料増額による経営圧迫などが理由のようです。
ただこの今のコロナ過になってからは色んなホテルが閉館してきているのを見かけます。
9月の緊急事態宣言も沖縄は30日まで延長が決定です。
でも感染者は減ってきているようなので。。前向きにいきたいですね。前途洋々。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます🌊
それではまた明日!
Cảm ơn mọi người đã luôn đọc hết. Hẹn gặp lại ngày mai!
2021年9月