【言語一般】様々な種類の『名詞』と『コピュラ』

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Chào buổi chiều mọi người! はいさい🌊ソムタム娘です。

Hôm nay trời nóng quá nhỉ.  今日はとても暑いですね。

 

 

昨日は勉強中に突然パソコンがシャットダウン。書きかけていたブログ(約1時間分)が消えてしまい撃沈しました(笑)こまめに保存しておかないとダメですね。

たまに保存し忘れて次の日開いてみて・・・あれ?カイタナイヨウガナイヨってこともあります(^^;  ショック!

最近はこうやってブログにまとめながら勉強していますが、皆さんはどんな勉強方法でしょうか?オススメな方法があれば教えて欲しいです。

 

今日は動詞から少し離れて~(気分転換)品詞のひとつ「名詞」と「コピュラ」について勉強していきたいと思います。

 

 

 

 

名詞の種類色々

自立語のひとつで、名詞に活用はありません。活用がある用言(動詞・形容詞)と対立し体言とも呼ばれます。単独で文節を構成することができます。

事物・様などの実態そのものの名称を表します。主語や目的語になることができて、助詞が後続し述語との関係を表します。

本来の名詞以外にも、他の品詞から転成したものも多いです。

 

 品詞についてはこちら。

nihongo-tiengnhat.watashinoarukikata-diary.com

 

 

通名詞と固有名詞

 一般的な名称なのか、他と区別ができる固有の名称なのかで分類されています。

 

通名

一般的な名称を示す名詞です。具体的な内容を表す「具体名詞」と抽象的な内容を表す「抽象名詞」があります。

動作・状態・性質や抽象的な概念を表す名詞

例:【具体名詞】会社・棚・空・動物・皿・人間・コップ・名前 等

 :【抽象名詞】信頼・時間・勇気・愛情・義務 等。

 

固有名詞

人名や地名など、他のものと区別するために、特定されたものを示す名詞です。

例:富士山・岩手県・波の上ビーチ・沖縄民謡・太平洋 等

 

実質名詞と形式名詞

実質的に意味があるかないかで分類されています。

 

実質名詞

「これは〇〇です」と言える名詞です。要するにその実質(実体)を表す名詞を実質名詞と言います。存在する名詞のほとんどがこの特性を持っています。

例:教室・彼・子供・前・料理・東京 等。

 

形式名詞

実質名詞と反対に、「これは〇〇です」と言えない名詞です。つまり本来の意味が薄れてしまい、それ自体が独立して使用されるようになった名詞のことを形式名詞と言います。

それ自体では具体的な意味がなく、単独では主語や目的語などになれません。常に実質的内容を示す連体修飾語を必要とするのが特徴です。書くときはひらがなを使います

例:もの・こと・の・はず・ため・わけ・とき・ところ・うち・あいだ・つもり 等。

 :昔はよく親の手伝いをしたものだ。

 :そんなこともを覚えていないんですか。

 :私が好きなはりんごです。

※同じ「こと」でも「事を大きくする」は実質名詞になります。

※文末にコピュラとともに接続して「モダリティ」として使われることもある。

例:台風が来る前に備えておくことだ。

 :子供は親の手伝いをするものだ。

コピュラについては後程詳しく~

 

数量

数詞に助数詞を接続した単語で、数量や順序を表す品詞です。数量を表すものを基数詞、順序を表す序数詞があります。

 

基数詞

分けて数えられもので、数量を表すものです。日本では必ず助数詞と一緒に使用されます。

例:1枚・2個・3冊・8本・9つ 10匹 等。

 :私は3冊の本を買った。

名詞は格助詞を接続して文を構成するが、基数詞は副詞的に格助詞を伴わずに用いることが出来るのが特徴です。名詞の副詞的用法とも言われています。

例:本を三冊買った。

 :猫を10匹飼っている。

 

序数詞

分けて数えられるもので、順序を表すものです。順序数詞とも呼ばれています。単独では用いず必ず助数詞と一緒に用います。

例:第一・2番目・3番・4枚目・5回目・6位 等。

 :妹は徒競走で1位になった。

 

助数詞

数を表す語の後ろに接続して、その数がどのような事物の数量であるかを表す語です。接尾辞で類別詞のひとつです。日本をはじめ中国、タイや東南アジアで多くみられるようです。

 

数詞の音便変化

助数詞が漢語系の数詞(いち・に・さん・・・)と接続するときに音便変化が起こります。

①音便変化なしー有声音で始まる助数詞

例:台・円・枚・自

②数詞に促音化が起きるーハ行以外の無声音で始まる助数詞

例:冊・回・頭

 :いっさつ・はっさつ・・・いっとう・じゅっとう

③数詞と助数詞共に音便化が起きるーハ行の無声音で始まる助数詞

例:杯・匹・本

 :いっぱい・ろっぱい・・・いっぽん・はっぽん

 

「ハ行」で始まる助数詞の語頭の音便変化

ハ行で始まる助数詞は、1・3・6・8・10の数詞に接続する場合、語頭に音便変化が起きます。その種類で分けてみます。

①すべてパ行音になる

例:分・歩・拍 等。

 :いっぷん・にふん・さんぷん・ろっぷん・・・

②3(さん)のときは濁音になり残りはパ行音になる

例:本・杯・匹 等。

 :いっぽん・さんぼん・ろっぽん・はっぽん・・・

 

もっと沢山のパターンがあるのですが・・ここまでにします。

 

数量詞の「副詞的用法」

数量詞は他の名詞と文法上は同じ働きをしますが、単独で連用修飾語になることができます。この点は副詞に近いため「名詞の副詞的用法」とも呼ばれています。

例:①3冊の本を買う。(名詞的用法・の格あり)

 :②3冊本を買う。(副詞的用法)

 :③本3冊を買う。(名詞的用法・を格あり)

 :④本を3冊買う。(副詞的用法)

このよう数量詞を含む名詞句が「を格」「の格」の場合は、数量詞が移動しても文章の意味が変わりません。ただし、他の助詞はどうでしょう。。

例:10回のタイに行ったことがある。✖(名詞的用法不可)

 :10回タイに行ったことがある。〇(副詞的用法)

 :タイを10回行ったことがる。✖(名詞的用法不可)

 :タイに10回行ったことがある。〇(副詞的用法)

「に格」の場合は移動すると文章がおかしくなりますね。「3冊の本を買う。」のよう数量詞を含む名詞句が「が格」か「を格」のときしか数量詞の移動はできません。

例:2匹の猫歩いている。(名詞的用法・の格)

 :2匹猫が歩いている。(副詞的用法)

 :猫2匹歩いている。(名詞的用法・が格)

 :猫が2匹歩いている。(副詞的用法)

 

指示詞を使っている場合も、数量詞の位置を変えると意味が変わってくるので注意が必要です。

例:その3冊の本を買います。(その3冊の本と限定している)

 :その本を3冊買います。(いくつかある中の3冊の本)

 

また名詞的用法の場合、数量詞が名詞を直接修飾しているときに属性を説明していることがあります。このような場合も数量詞は移動できないことがあります。

例:25キロの粉袋を買う。(名詞的用法)

 :粉袋を25キロ買う。✖(副詞的用法)

 

代名詞

人・物・場所・方向などを代わりに示す一般的な名称です。人称代名詞と指示代名詞があります。

 

人称代名詞

人物を指し示す名詞で、自分なのか相手なのか指し示す人によって、3つに分類されます。

①自称(一人称)ー話し手が自分を指す場合

例:私・俺・僕・私たち 等

②対称(二人称)ー話し手が相手を指す場合

例:あなた・きみ・お前・おなた方 等

③他称(三人称)ー話し手が第三者を指す場合

例:彼・彼女・彼ら・あいつ 等

 

人称による制約・主観的な表現との関係

主観的な感情の表現には一人称しか使えないという制約があります。

①感情形容詞

例:私は試験に合格して嬉しい。

 :あなたは試験に合格して嬉しい。✖(あなたは試験に合格して嬉しいですか?〇)

 :彼は試験に合格して嬉しい。✖(彼は試験に合格して嬉しがる。〇)

基本的には感情形容詞は内面を表すため一人称にしか使えないです。ただし疑問文では二人称にも使うことが出来きます。三人称に使う場合は、その人の様子を客観的に判断している「~がる」や「~そうだ」を付ける必要があります。

 

※感情形容詞でも、その人の様子が外側から見て分かる「好きだ」「嫌いだ」「得意だ」等は例外です。

例:彼女は彼のことが好きだ。

 :彼女は料理が得意だ。

 

②「~たい」「~ほしい」

例:私は試験に合格したい。

 :あなたは試験に合格したい。✖(あなたは試験に合格したいですか?〇)

 :彼は試験に合格したい。✖(彼は試験に合格したいようだ。〇)

「~たい」「~ほしい」という述語も主観的な内面を表す表現のため一人称にしか使えないという制約があります。ただし疑問文では二人称にも使うことが出来きます。三人称に使う場合は、客観的な判断での「~ようだ」を付ける必要があります。

 

指示代名詞

人物を指し示す人称代名詞に対して、事物・場所・方向などを表します。こそあど指示詞とも呼ばれています。詳しくは次回の「指示詞」で詳しく!

 

時を表す名詞・「相対時間名詞・絶対時間名詞」と二格の関係

名詞についてもう少し突っ込んだお話を。時を表す名詞についてです。一般的に時間や、年、今日、明日、午後、春 等ですね。

大きく分けると相対時間名詞と絶対時間名詞があります。

 

相対時間名詞・ニ格なし

今を基準に考え表す名詞です。これらの名詞は二格を伴いません

例:今日・昨日・明日・あさって・おととい・今・さっき・今月・来年・いつも 等

 :今日学校で先生に怒られた。

 :今日に学校で先生に怒られた。✖

 

絶対時間名詞・ニ格あり

カレンダーや時計で指す時・・・要するにその時点を指す名詞です。これらの名詞は必ずニ格を伴います

例:~時・~年・~月・~曜日・~休み 等

 :9時に荷物が届く予定だ。

 :9時荷物が届く予定だ。✖

 :1981年に私は生まれた。

 :1981年、私は生まれた。❔

(※このように語頭に時を表す名詞が来ると可能な場合もあり)

 

中間的な性質を持つ時の名詞

ニ格を付けても付けなくて問題がない、相対時間名詞と絶対時間名詞の中間的な性質を持っている名詞もあります。多くはある一定の期間を表す名詞です。また、今を基準としない「翌日」「前日」なども同様です。

例:春・夏・秋・冬・朝・夜・午前・午後・夕暮れ・~前・~とき・翌日 等。

 :昨日の夜に雷が鳴った。

 :昨日の夜雷が鳴った。

 :食べる前に手を洗いなさい。

 :食べる前手を洗いなさい。

 :翌日にテストがある。

 :翌日テストがある。

 

下記の先生のサイトを参考にさせていただきました!

相対時間名詞と絶対時間名詞からみる「明日」と「翌日」の違い | 毎日のんびり日本語教師

 

 

コピュラ

 

 コピュラとは:学校文法では断定の助動詞に分類されるものです。文体により「だ・です・である」の3つの形があります。英語でいうところの「be動詞」にあたる役割を担います。「繋辞(けいじ)」とも呼ばれてます。

名詞について述語を形成します。

例:私は日本語の先生です

※ただし、「彼は日本語の先生らしいです。」の「です」はコピュラではなく丁寧形になります。

例:彼は先生であるらしい。(コピュラ)

ちょっとややこしいですね(^^;

 

「だ」の連体形「の」

例:私の友達は大学生ころ、タイに留学していた。

「大学生の」の「の」は助詞の「の」とは違い、コピュラの「の」は「である」や「だった」と交換できます。

例:【コピュラ】大学生ころ👉大学生であるころ、大学生だったころ

 :【助詞】私の友達👉私である友達、私だった友達 ✖

 

 

過去問・「名詞」について出題されたもの

 

平成27-Ⅰ問題3-(14)

数量詞の位置によって意味が変わることについての問題です。まさに上に書いた通り!

正解は、2番です。例えば、「50円の切手を買った」(50円切手を買った)と「切手を50円買った」(切手を50円分買った)では意味が異なってきます。

1番は車の属性について修飾しているため、数量詞の位置を変えると文章が成り立たなくなってしまいました。

3番と4番については数量詞の位置を変えても意味は変わらないですね!

 

平成27-Ⅲ問題13-問5

一人称しか主語になれない制約の問題です。

上でも説明しているように「~たい」「~ほしい」など主観的な気持ちを表す表現は一人称にしか使えません。よって正解は、3番

 

平28-Ⅰ問題1-(8)

形式名詞についての問題です。形式名詞ではないものは・・・正解は1番。ですが、上に散々説明を書いたのに見極め方が難しい、、、全部ひらがなで書いてあるし、連体修飾語のありなしで判別も難しいです。ただ1番の「わけ」だけは漢字の「訳」=「理由や原因」に出来そうです。

 

平成29-Ⅲ問題1-問5

時の名詞についての問題ですね。相対時間名詞には「ニ格」は付きません。学習者はその知識がなく間違えているようです。そのため正解は、3番。学習者に相対時間名詞と絶対時間名詞の違いを指導するのが良さそうです!

 

令和1-Ⅲ問題14-問3

一人称しか主語になれない制約の問題です。正解は、3番

解説は上記の平成27年の問題の内容と同じです。

 

最後に・今日のひとコマ

 

那覇・波の上ビーチ

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今日も朝から波の上ビーチでひと泳ぎしてきました。最近休日は朝泳ぐのが習慣になってきています🌊朝から身体を動かすと頭の回転も良くなる?気がします。

ただ今日はハブクラゲが出たようで、ちょっとビックリ!(私が遭遇したわけではないです)(+o+) おじーたちが網で捕獲していました。

沖縄の海はキレイだけど、キケンな生き物も居るから気を付けて泳ぎましょう。

 

また昼間に泳げるようになると良いですね。

www.watashinoarukikata-diary.com

 

今日も長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございます🐠

それではまた明日!

 

2021年8月